コルネット (パン)
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コルネット(イタリア語: cornetto)は、イタリアのパン(菓子パン)。北イタリアではブリオッシュ(brioche)と呼ばれることもある[1][2]。
日本では、「イタリア版クロワッサン」と紹介されることもある[3][4]。
概要
[編集]クロワッサン形のパンで、コルネット(またはブリオッシュ)とカプチーノ、エスプレッソはイタリアでは、バールでの定番朝食である[2][3][4][5]。
粉砂糖が振りかけられていたり、ジャム、チョコレート、リコッタ、カスタードクリーム、ピスタチオクリーム、ハチミツが入っているなど、種類は豊富にある[2][3][4]。
フランスのクロワッサンと比較した場合は、コルネットのほうが使用されるバターの量が多い、層が少なめ、パン生地に鶏卵を使用するといった違いがある[1]。
名称
[編集]名称は、「コルノ(角、corno)」から派生し、「小さな角」の意である[5]。
コルネットとブリオッシュの違いとして、「両端が尖っていたらコルネット。丸くなっていたらブリオッシュ」とすることもある[5]。
出典
[編集]- ^ a b 『18 地球の歩き方 aruco イタリア 2024~2025』地球の歩き方、2023年、35頁。ISBN 978-4059216858。
- ^ a b c 佐藤礼子「イタリア人のバール文化と甘い朝ごはん」『イタリア菓子図鑑お菓子の由来と作り方 :伝統からモダンまで、知っておきたいイタリア郷土菓子107選』誠文堂新光社、2020年、221頁。ISBN 978-4416520147。
- ^ a b c 「世界の朝食」『W07 世界のグルメ図鑑 116の国と地域の名物料理を食の雑学とともに解説』地球の歩き方、2021年、154頁。ISBN 978-4059196228。
- ^ a b c ベリッシモ・フランチェスコ『イタリア人が朝食に食べる「コルネット」って知っていますか?』2019年1月9日 。2024年11月17日閲覧。
- ^ a b c 奥村千穂「ブリオッシュ? コルネット?」『バールのイタリア語』三修社、2009年、33頁。ISBN 978-4384055535。