サブレット・カウンティ (戦車揚陸艦)
サブレット・カウンティ | |
---|---|
基本情報 | |
建造所 | シカゴ・ブリッジ・アンド・アイアン・カンパニー |
運用者 |
アメリカ海軍 中華民国海軍 |
級名 | LST-542級戦車揚陸艦 |
艦歴 | |
起工 | 1945年2月3日 |
進水 | 1945年5月2日 |
就役 | 1945年5月28日 |
退役 | 1955年2月11日 |
最期 | 1961年9月、台湾海軍へ移管 |
改名 |
USS LST-1144 (新造時) サブレット・カウンティ (1955年7月1日) 中業 (1961年) |
要目 | |
排水量 | 4,080ロングトン (4,145 t) full |
長さ | 328 ft (100 m) |
幅 | 50 ft (15 m) |
吃水 | 14 ft (4.3 m) aft |
推進 | GM製12-567ディーゼルエンジンx2、シャフトx2、ツインラダー |
速力 | 12ノット (22 km/h; 14 mph) |
乗員 | 士官14名、兵員131名 |
搭載人員 | 士官7名、兵員104名 |
兵装 |
連装40mm機関砲 x 2 単装40mm機関砲 x 4 単装20mm機関砲 x 12 |
搭載艇 | LCVPx2 |
サブレット・カウンティ (USS Sublette County, LST-1144) は、アメリカ海軍の戦車揚陸艦。LST-542級戦車揚陸艦の1隻。艦名はワイオミング州のサブレット郡に因む。
艦歴
[編集]LST-1144は1945年2月3日にイリノイ州セネカのシカゴ・ブリッジ・アンド・アイアン・カンパニーで起工した。1945年5月2日にイヴリン・B・アダムズ夫人によって進水し、5月28日に艦長T・R・ホプキンス予備役大尉の指揮下就役した。
LST-1144はニューオーリンズで物資を積み込み、3日後アラバマ州モービルに向かった。6月7日にテキサス州ガルベストンに向けて出航した。6月10日から20日までガルベストン湾で整調巡航を行い、ニューオーリンズで5日間整備を行った後、モービルで乾ドック入りした。調整が完了しLST-1144は7月4日に出航、他の戦車揚陸艦3隻と共にハワイに向かった。
LST-1144は7月12日にパナマ運河を通過し、8月1日にオアフ島のカネオヘ湾に到着した。終戦時も同地に停泊し、その後ニューオーリンズへの帰還を命じられ、8月23日に貨物を搭載して出航した。パナマ運河を9月14日に通過し、9月20日にモービルに到着、貨物を下ろした後翌週ニューオーリンズへ移動した。
LST-1144は10月13日にニューオリンズを出航し、ミシシッピ川を遡上してカイロに向かい、そこでの海軍記念日の祝賀式典に参加した。11月4日にニューオーリンズへ戻り、翌週モービルに移動、乾ドック入りした。11日にはバージニア州リトルクリークに向かい、23日に到着、同地でノーフォークの大西洋艦隊に配属される。1954年8月まで同地で訓練及び輸送任務に従事し、その後1955年2月11日に予備役となる。1955年7月1日、LST-1144はサブレット・カウンティと命名された。
サブレット・カウンティは1960年6月1日に海軍から除籍された。1961年1月再び就役し、中華民国への転籍に備えてオーバーホールが行われた。サブレット・カウンティは1961年9月に中華民国に移管され、中業 (LST-1144) と命名された。
参照
[編集]- この記事はアメリカ合衆国政府の著作物であるDictionary of American Naval Fighting Shipsに由来する文章を含んでいます。 記事はここで閲覧できます。
- “LST-1144 / LST-1144 Sublette County”. Amphibious Photo Archive. 5 April 2013閲覧。