サムタイムズ・ユー・キャント・メイク・イット・オン・ユア・オウン
「サムタイムズ・ユー・キャント・メイク・イット・オン・ユア・オウン」 | ||||
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U2 の シングル | ||||
初出アルバム『原子爆弾解体新書〜ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム』 | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | アイランド・レコード | |||
作詞・作曲 | U2 | |||
プロデュース | ||||
チャート最高順位 | ||||
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U2 シングル 年表 | ||||
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「サムタイムズ・ユー・キャント・メイク・イット・オン・ユア・オウン」(Sometimes You Can't Make It on Your Own)は、U2が2004年に発表したアルバム『原子爆弾解体新書〜ハウ・トゥ・ディスマントル・アン・アトミック・ボム』に収録されている曲で、シングルリリースされた。
概要
[編集]Popmart中に作った曲で、元のタイトルは「Tough」[1]。ボノが2001年に亡くなった父・ボブ・ヒューソンに捧げた曲で、彼の葬儀の場でも歌われた。「Vertigo」に引き続いてUKシングルチャートNo.1に輝いた。
僕は「Sometimes You Can't Make it On Your Own」を父親の葬儀で歌った。彼はとても強くて、古いブーツを履いていて、アイルランド人で、ダブリナーで、ダブリンのノースサイド出身で、何事にも批判的だったけれど、とてもチャーミングで可笑しい男だった。「夢を見るな。夢を見ると失望するから」というのが彼の口癖だった。これが僕に対する真剣なアドバイスだったんだ。口には出さなかったけれど、それが彼の言わんとしているところで、僕みたいな誇大妄想狂に対するレシピだったんじゃないかな? 僕はずっと大きなアイデアに興味があるだけで、そんなに夢みがちだったわけではないんだけれど、夢を行動に移してきた。頭の中で考えていることを実際にやるのは、僕にとって重要なことになったんだ(ボノ)[2]
収録曲
[編集]Version 1
[編集]- Sometimes You Can't Make It on Your Own" (Radio edit 96 BPM)
- Fast Cars (Jacknife Lee mix)
Version 2
[編集]- Sometimes You Can't Make It on Your Own" (Radio edit 96 BPM)
- Ave Maria (Jacknife Lee mix)
- Vertigo (Redanka Power mix)
Version 3 CD(日本盤)
[編集]- Sometimes You Can't Make It on Your Own" (Radio edit 96 BPM)
- Fast Cars (Jacknife Lee mix)
- Vertigo (Trent Reznor remix)
- Vertigo (Redanka Power mix)
- Ave Maria (Jacknife Lee mix)
Version 4 DVD
[編集]- Sometimes You Can't Make It on Your Own (Video – Live from HQ video, 16 November 2004)
- Vertigo (Video)
- Sometimes You Can't Make It on Your Own (Album version)
- Vertigo (Trent Reznor remix)
PV
[編集]Single Take Version
[編集]- 監督:フィル・ジョアノー
- プロデューサー:ネッド・オハンロン
- ロケ地:Sheriff Street(ダブリン)
- 撮影日:2004年12月15日
- リリース日:2005年2月7日
Official Video
[編集]- 監督:フィル・ジョアノー
- プロデューサー:ネッド・オハンロン
- ロケ地:Upper Sheriff Street、 Gaiety Theatre、10 Cedarwood Road(ダブリン)
- 撮影日:2004年12月15日
- リリース日:2005年2月7日
撮影は2004年12月13日から16日まで4日間かけて行われた。13日は午後1時から午前1時まで Gaiety Theatreでバンドの演奏の撮影。14日はボノが故郷の10 Cedarwood Roadを歩いているところの撮影。15日はボノがSherrif Street とCastleforbes Roadを歩いているところの撮影。16日は10 Cedarwood Roadの風景の撮影と、ボノがGrafton Streetを歩いているところの撮影。この日はラリーもついてきて、監督に色々な要求を出したのだという。
ボノがSheriff Streetを歩いている映像だけを使ったSingle Take Versionはあまり流されず、色々な映像を組み合わせたヴァージョンがよく流された[3]。
カバー
[編集]- Vusi Mahlasela (2008) - 『In The Name of Love Africa Celebrates U2』収録。
評価
[編集]- 2005年Qマガジンが選ぶ聞くべき一曲第36位[4]
- 2006年グラミー賞最優秀ロック・パフォーマンス・デュオ/グループ、最優秀楽曲賞
脚注
[編集]- ^ “u2songs | Tough |”. www.u2songs.com. 2024年4月5日閲覧。
- ^ https://www.songfacts.com/facts/u2/sometimes-you-cant-make-it-on-your-own
- ^ “u2songs | Sometimes You Can't Make it On Your Own (Phil Joanou Video) - U2 (04:43) |”. www.u2songs.com. 2024年4月5日閲覧。
- ^ “Rocklist.net...Q End Of Year Lists Lists .....”. www.rocklistmusic.co.uk. 2024年4月5日閲覧。