コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

シモナ・ハレプ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
シモーヌ・アレから転送)
シモナ・ハレプ
Simona Halep
シモナ・ハレプ
基本情報
国籍  ルーマニア
出身地 同・コンスタンツァ
生年月日 (1991-09-27) 1991年9月27日(33歳)
身長 168cm
体重 60kg
利き手
バックハンド 両手打ち
ツアー経歴
デビュー年 2008年
ツアー通算 25勝
シングルス 24勝
ダブルス 1勝
生涯獲得賞金 40,226,687 アメリカ合衆国ドル
4大大会最高成績・シングルス
全豪 準優勝(2018)
全仏 優勝(2018)
全英 優勝(2019)
全米 ベスト4(2015)
優勝回数 2(仏1・英1)
4大大会最高成績・ダブルス
全豪 1回戦(2011-14)
全仏 2回戦(2012)
全英 1回戦(2011-13・15)
全米 2回戦(2011)
キャリア自己最高ランキング
シングルス 1位(2017年10月9日)
ダブルス 71位(2017年5月15日)
2024年8月18日現在

シモナ・ハレプ[1]ルーマニア語: Simona Halep, 1991年9月27日 - )は、ルーマニアコンスタンツァ出身の女子テニス選手。 これまでにWTAツアーでシングルス24勝、ダブルス1勝を挙げる。自己最高ランキングはシングルス1位、ダブルス71位。身長168cm。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ち。

2018年全仏オープン2019年ウインブルドン選手権優勝、2014年WTAツアー選手権準優勝、プレミア・マンダトリー優勝3回。WTA1000トーナメント優勝1回。ルーマニア人選手で初の女子シングルス世界ランキング1位。

来歴

[編集]
2008年全仏オープンジュニアシングルスで優勝

ハレプは、4歳からテニスを始めた。2008年全仏オープンのジュニア女子シングルス部門で優勝して[2]。同年にプロ転向。

2009-2010年トップ100入り

[編集]

2009年5月、ハレプはテニス選手としてより高い能力を発揮できるように、そのEカップ(一部報道ではHカップなど それ以上のサイズの記述も見受けられる)の乳房を小さくする手術を望んでいると表明[3]、同年7月には乳房縮小手術を受け、バストサイズを縮小した[4]

2010年はモロッコフェズ大会で予選から勝ち上がり初のツアー決勝に進出する。決勝ではイベタ・ベネソバに 4-6, 2-6 で敗れて初優勝を逃した。全仏オープンでは予選を勝ち上がり4大大会に初出場を果たす。1回戦で準優勝したサマンサ・ストーサーに 5-7, 1-6 で敗れている。全米オープンでは、エレナ・ヤンコビッチに 4-6, 6-4, 5-7 で惜敗し、初戦突破はならなかった。

2011-2012年 トップ50入り

[編集]

2011年の全豪オープンの1回戦でアンネ・クレマーを 6-3, 3-6, 6-2 で破り4大大会の初勝利を挙げた。2回戦では第24シードのアリサ・クレイバノワに 6-4, 7-6(2) で勝利し3回戦に進出した。フェズ大会で2年連続の決勝に進んだが、アルベルタ・ブリアンティに 4-6, 3-6 で敗れた。全仏オープンウィンブルドンも初戦を突破し、全米オープンでは1回戦で全仏優勝者の李娜を 6-2, 7-5 で破る殊勲を挙げた。

2012年5月のブリュッセル大会ではツアー3度目の決勝に進出したがアグニエシュカ・ラドワンスカに 5–7, 0–6 で敗れた。7月のロンドン五輪でオリンピックに初出場した。シングルスでは1回戦でカザフスタンヤロスラワ・シュウェドワに 4-6, 2-6 で敗れソラナ・チルステアと組んだダブルスも1回戦でアメリカのビーナス・ウィリアムズ&セリーナ・ウィリアムズ組に 3-6, 2-6 で敗れた。

2013年 ツアー初優勝

[編集]

2013年6月ののニュルンベルク大会でツアー4度目の決勝に進出しアンドレア・ペトコビッチを 6–3, 6–3 で破りツアー初優勝を果たした[5]。翌週のスヘルトーヘンボス大会でも決勝でキルステン・フリプケンスを 6–4, 6–2 で破り2勝目を挙げた。7月のブダペスト大会でツアー3勝目を8月のニューヘイブン大会で4勝目を挙げた。全米オープンでは第21シードとして出場し、3回戦で第14シードのマリア・キリレンコに 6-1, 6-0 で完勝し、4大大会で初めて4回戦に進出した。4回戦ではフラビア・ペンネッタに 2-6, 6-7 (3) で敗れた。10月のクレムリン・カップと11月のトーナメント・オブ・チャンピオンズも優勝し年間6勝を挙げWTAアワードの最も上達した選手賞を受賞した。

2014年 全仏準優勝 世界2位

[編集]

2014年全豪オープンでは4回戦でエレナ・ヤンコビッチを 6-4, 2-6, 6-0 で破り初めて4大大会でベスト8に進出した。準々決勝ではドミニカ・チブルコバに 3-6, 0-6 で敗れた。全仏オープンでは第4シードから6試合をすべてストレート勝ちで決勝に進出した。決勝では3時間を超える熱戦の末マリア・シャラポワに 4-6, 7-6(5), 4-6 で敗れルーマニア人として1978年大会のバージニア・ルジッチ以来となる36年ぶりの全仏優勝を逃した。ウィンブルドンでもベスト4に進出した。2014年8月11日付のランキングで自己最高の2位を記録している。WTAツアー選手権に初出場し準優勝に輝く。最終ランキングでセリーナ・ウィリアムズマリア・シャラポワに次ぐ世界3位に着ける。

2015-2016年 プレミア・マンダトリー初優勝

[編集]

2015年は出だしから好調で、最初の6大会で3勝を含みすべてでベスト8以上に入った。第3シードで出場したBNPパリバ・オープンで決勝でエレナ・ヤンコビッチを倒し優勝。プレミア・マンダトリー初優勝となる。しかし、ウィンブルドン選手権は足の水ぶくれも影響して1回戦敗退。その後は1か月半休んだが、ロジャーズ・カップウエスタン・アンド・サザン・オープンでは準優勝。全米オープンはベスト4入り。WTAファイナルズはラウンドロビン敗退に終わったが、年末順位は2位だった。

2016年全豪オープンは1回戦でGS14連敗だった張帥に不覚をとった。その後はアキレス腱損傷も負った。マドリード・オープンでは優勝した。7月には2大会連続優勝もあった。

2017年 全仏2度の準優勝 世界1位

[編集]

2017年は全仏オープンで2度目の決勝進出を果たすも、決勝ではノーシードのエレナ・オスタペンコに 6–4, 4–6, 3–6 で敗れまたも準優勝となった。チャイナ・オープンでは決勝でキャロリン・ガルシアに敗れるも、ランキング1位のガルビネ・ムグルサが1回戦で敗れた為ポイントで逆転し、10月9日付のランキングで女子シングルス25人目の世界ランキング1位となった。

2018年 全仏初優勝 全豪準優勝

[編集]

2018年の全豪オープンでグランドスラム3度目の決勝進出を果たすも、同じくグランドスラム初優勝が懸かった第2シードのキャロライン・ウォズニアッキに6-7(2), 6-3, 4-6で敗れ、またしてもグランドスラム初優勝を逃した。同時に世界ランキング1位の座もウォズニアッキに明け渡すことになった。2月26日付で世界ランキング1位に復帰した。第1シードとして出場した全仏オープンでは2年連続の決勝進出を果たし、決勝では第10シードのスローン・スティーブンスに3-6, 6-4, 6-1で逆転勝利を収め、悲願のグランドスラム初優勝を成し遂げた[6]。しかし全米オープンでは1回戦でカイア・カネピに敗れ、第1シードとして史上初の初戦敗退となった[7]WTAファイナルズを欠場。2018年最終ランキングでは2年連続で1位を守っている。

2019年 ウィンブルドン初優勝

[編集]

2019年全豪オープンでは4回戦でセリーナ・ウィリアムズに敗れると、同時に優勝した大坂なおみに抜かれて世界ランク1位から陥落した。マイアミ・オープンで4強入り、モンテカルロ・マスターズでは決勝に進出したが敗れた。全仏オープンはベスト8。ウィンブルドン選手権では準決勝でエリナ・スビトリナを下して決勝に進出した。決勝ではセリーナに6-2, 6-2の完勝を収め、初優勝を果たした[8]。しかし全米オープンは2回戦でノーシードのテイラー・タウンゼントに敗れた。WTAファイナルズは1勝2敗に終わり、年間最終ランキングは4位。

2020年 全豪ベスト4

[編集]

2020年全豪オープンはベスト4入りしたが、準決勝でガルビネ・ムグルサに敗れた。ドバイ・テニス選手権でキャリア通算20勝目を挙げた。その後、新型コロナウイルス感染症の流行によりツアーが中断。再開後の復帰戦のプラハ・オープンBNLイタリア国際で連続優勝。勢いままに全仏オープンに挑んだが、4回戦で優勝したイガ・シフィオンテクに完敗を喫した。連勝は17で止まった。全米オープンはコロナへの懸念から欠場した[9]。年間最終ランキングは2位。

2021年 故障によるトップ10陥落

[編集]

2021年全豪オープンでは、4回戦でシフィオンテクに昨年全仏の雪辱を果たしたが、準々決勝でセリーナ・ウィリアムズに敗れる。マイアミ・オープンは肩の痛みで3回戦を棄権。また、BNLイタリア国際2回戦で左ふくらはぎを痛め途中棄権し、この故障で全仏とウィンブルドンを欠場した[10]。8月中旬のナショナル・バンク・オープンで復帰するも、1回戦敗退。これにより、世界ランキングは13位に後退し、2014年1月以来のトップ10圏外になった[11]。373週連続トップ10入りは、WTA歴代8位の記録である[12]。全米オープンは4回戦進出。トランシルバニア・オープンで決勝に進出するも準優勝に留まり、この年は優勝がなかった。ハレプのツアー優勝なしは、2012年以来のことだった。

2022-2023年 ツアー2勝とドーピング問題

[編集]

2022年は、年始のメルボルン・サマーセット1で優勝。全豪オープンは4回戦進出。BNPパリバ・オープンでベスト4、マイアミ・オープンでベスト8入り。全仏オープンはパニック発作に襲われ2回戦敗退に終わったが[13]ウィンブルドン選手権は世界4位のパウラ・バドサを破るなどしてベスト4入り。ナショナル・バンク・オープンでは、準々決勝で全仏準優勝のココ・ガウフを破るなどして優勝。この大会で、WTA1000の歴代最多の準決勝進出回数及び決勝進出回数(セリーナ・ウィリアムズとタイ記録)、歴代最多勝利数を記録した[14][15]。また、トップ10に復帰した[16]。全米オープンの1回戦敗退後、鼻の呼吸を改善するための手術を受け[17]、シーズンを終了した。

ドーピング違反

[編集]

2022年全米オープンのドーピング検査で、禁止薬物のロキサデュスタットが検出され、10月から暫定活動停止処分を受けた[18]。2023年5月には生体パスポートに関する違反も報告された[19]。本人やコーチは汚染された栄養サプリメントに原因があるとして、一貫して故意であることを否定し続けたが[20]、2023年9月、ITIA(国際テニス・インテグリティ機構)は「故意」と判断し、ハレプは4年間の活動停止処分を科された[21][22]。翌月にはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に異議申し立てを行った[23]。2024年3月5日、CASは控訴を支持し、出場停止期間を9か月に短縮したと発表した[24][25]。これで即大会への出場が可能になったものの、この騒動の間に世界ランキングは消失した。

2024年 復帰

[編集]

CASによる活動停止短縮判断後の3月下旬、マイアミ・オープンでツアーに復帰した[26]

プレースタイル

[編集]

広いコートカバーリングと強打が特徴のアグレッシブ・ベースライナー[27]。持ち前の身体能力でコート全面を駆け巡り、またエラーも少ない。広いバックスイングとスライディングでボールに素速く到達する敏捷性を持っている。ラリーをコントロールするのが得意でクロスコートとダウンザラインのフラットショットでウィナーを打つ[28]。2013年にブレイクした頃、彼女は主にカウンター・パンチャーだったが、よりアグレッシブなプレーへと変化した。攻撃的でありながらディフェンシブでもあるこのプレースタイルは、ノバク・ジョコビッチと比較される[29]

WTAツアー決勝進出結果

[編集]

シングルス: 42回 (24勝18敗)

[編集]
大会グレード
2020年以前 2021年以後
グランドスラム (2–3)
WTAファイナルズ (0–1)
プレミア・マンダトリー (3–3) WTA1000 (1–0)
プレミア5 (5–6)
WTAエリート・トロフィー (1–0)
プレミア (3–2) WTA500 (0–0)
インターナショナル (8–2) WTA250 (1–1)
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2010年5月1日 モロッコの旗 フェズ クレー チェコの旗 イベタ・ベネソバ 4-6, 2-6
準優勝 2. 2011年4月24日 モロッコの旗 フェズ クレー イタリアの旗 アルベルタ・ブリアンティ 4-6, 3-6
準優勝 3. 2012年5月26日 ベルギーの旗 ブリュッセル クレー ポーランドの旗 アグニエシュカ・ラドワンスカ 5-7, 0-6
優勝 1. 2013年6月15日 ドイツの旗 ニュルンベルク クレー ドイツの旗 アンドレア・ペトコビッチ 6-3, 6-3
優勝 2. 2013年6月22日 オランダの旗 スヘルトーヘンボス ベルギーの旗 キルステン・フリプケンス 6-4, 6-2
優勝 3. 2013年7月14日 ハンガリーの旗 ブダペスト クレー オーストリアの旗 イボンヌ・モイスブルガー 6-3, 6-7(7-9), 6-1
優勝 4. 2013年8月24日 アメリカ合衆国の旗 ニューヘイブン ハード チェコの旗 ペトラ・クビトバ 6-2, 6-2
優勝 5. 2013年10月20日 ロシアの旗 モスクワ ハード (室内) オーストラリアの旗 サマンサ・ストーサー 7-6(7-1), 6-2
優勝 6. 2013年11月3日 ブルガリアの旗 ソフィア ハード (室内) オーストラリアの旗 サマンサ・ストーサー 2-6, 6-2, 6-2
優勝 7. 2014年2月26日 カタールの旗 ドーハ ハード ドイツの旗 アンゲリク・ケルバー 6-2, 6-3
準優勝 4. 2014年5月11日 スペインの旗 マドリード クレー ロシアの旗 マリア・シャラポワ 6-1, 2-6, 3-6
準優勝 5. 2014年6月7日 フランスの旗 全仏オープン クレー ロシアの旗 マリア・シャラポワ 4-6, 7-6(7-5), 4-6
優勝 8. 2014年7月13日 ルーマニアの旗 ブカレスト クレー イタリアの旗 ロベルタ・ビンチ 6-1, 6-3
準優勝 6. 2014年10月26日 シンガポールの旗 シンガポール ハード (室内) アメリカ合衆国の旗 セリーナ・ウィリアムズ 3-6, 0-6
優勝 9. 2015年1月10日 中華人民共和国の旗 深圳 ハード スイスの旗 ティメア・バシンスキー 6-2, 6-2
優勝 10. 2015年2月21日 アラブ首長国連邦の旗 ドバイ ハード チェコの旗 カロリナ・プリスコバ 6-4, 7-6(7-4)
優勝 11. 2015年3月22日 アメリカ合衆国の旗 インディアンウェルズ ハード セルビアの旗 エレナ・ヤンコビッチ 2-6, 7-5, 6-4
準優勝 7. 2015年8月16日 カナダの旗 トロント ハード スイスの旗 ベリンダ・ベンチッチ 6-7(5-7), 7-6(7-4), 0-3 途中棄権
準優勝 8. 2015年8月23日 アメリカ合衆国の旗 シンシナティ ハード アメリカ合衆国の旗 セリーナ・ウィリアムズ 3-6, 6-7(5-7)
優勝 12. 2016年5月6日 スペインの旗 マドリード クレー スロバキアの旗 ドミニカ・チブルコバ 6-2, 6-4
優勝 13. 2016年7月17日 ルーマニアの旗 ブカレスト クレー ラトビアの旗 アナスタシヤ・セバストワ 6-0, 6-0
優勝 14. 2016年7月31日 カナダの旗 モントリオール ハード アメリカ合衆国の旗 マディソン・キーズ 7-6(7-2), 6-3
優勝 15. 2017年5月13日 スペインの旗 マドリード クレー フランスの旗 クリスティナ・ムラデノビッチ 7-5, 6-7(5-7), 6-2
準優勝 9. 2017年5月21日 イタリアの旗 ローマ クレー ウクライナの旗 エリナ・スビトリナ 6-4, 5-7, 1-6
準優勝 10. 2017年6月10日 フランスの旗 全仏オープン クレー ラトビアの旗 エレナ・オスタペンコ 6-4, 4-6, 3-6
準優勝 11. 2017年8月20日 アメリカ合衆国の旗 シンシナティ ハード スペインの旗 ガルビネ・ムグルサ 1-6, 0-6
準優勝 12. 2017年10月8日 中華人民共和国の旗 北京 ハード フランスの旗 キャロリン・ガルシア 4-6, 6-7(3-7)
優勝 16. 2018年1月6日 中華人民共和国の旗 深圳 ハード チェコの旗 カテリナ・シニャコバ 6-1, 2-6, 6-0
準優勝 13. 2018年1月27日 オーストラリアの旗 全豪オープン ハード デンマークの旗 キャロライン・ウォズニアッキ 6-7(2-7), 6-3, 4-6
準優勝 14. 2018年5月20日 イタリアの旗 ローマ クレー ウクライナの旗 エリナ・スビトリナ 0-6, 4-6
優勝 17. 2018年6月10日 フランスの旗 全仏オープン クレー アメリカ合衆国の旗 スローン・スティーブンス 3-6, 6-4, 6-1
優勝 18. 2018年8月12日 カナダの旗 モントリオール ハード アメリカ合衆国の旗 スローン・スティーブンス 7-6(8-6), 3-6, 6-4
準優勝 15. 2018年8月19日 アメリカ合衆国の旗 シンシナティ ハード オランダの旗 キキ・ベルテンス 6-2, 6-7(6-8), 2-6
準優勝 16. 2019年2月16日 カタールの旗 ドーハ ハード ベルギーの旗 エリーズ・メルテンス 6-3, 4-6, 3-6
準優勝 17. 2019年5月11日 スペインの旗 マドリード クレー オランダの旗 キキ・ベルテンス 4-6, 4-6
優勝 19. 2019年7月13日 イギリスの旗 ウィンブルドン アメリカ合衆国の旗 セリーナ・ウィリアムズ 6-2, 6-2
優勝 20. 2020年2月22日 カタールの旗 ドバイ ハード カザフスタンの旗 エレーナ・リバキナ 3-6, 6-3, 7-6(7-5)
優勝 21. 2018年8月16日 チェコの旗 プラハ ハード ベルギーの旗 エリーズ・メルテンス 6-2, 7-5
優勝 22. 2020年9月21日 イタリアの旗 ローマ クレー チェコの旗 カロリナ・プリスコバ 6-0, 2-1 途中棄権
準優勝 18. 2021年10月31日 ルーマニアの旗 ナポカ ハード (室内) エストニアの旗 アネット・コンタベイト 2-6, 3-6
優勝 23. 2022年1月8日 オーストラリアの旗 メルボルン ハード ロシアの旗 ベロニカ・クデルメトワ 6-2, 6-3
優勝 24. 2022年8月13日 カナダの旗 トロント ハード ブラジルの旗 ベアトリス・ハダッド・マイア 6-3, 2-6, 6-3

ダブルス: 2回 (1勝1敗)

[編集]
結果 No. 決勝日 大会 サーフェス パートナー 対戦相手 スコア
準優勝 1. 2016年7月31日 カナダの旗 モントリオール ハード ルーマニアの旗 モニカ・ニクレスク ロシアの旗 エカテリーナ・マカロワ
ロシアの旗 エレーナ・ベスニナ
3-6, 6-7(5-7)
優勝 1. 2018年1月6日 中華人民共和国の旗 深圳 ハード ルーマニアの旗 イリーナ=カメリア・ベグ チェコの旗 バルボラ・クレイチコバ
チェコの旗 カテリナ・シニアコバ
1-6, 6-1, [10-8]

4大大会優勝

[編集]
大会 対戦相手 試合結果
2018年 フランスの旗 全仏オープン アメリカ合衆国の旗 スローン・スティーブンス 3-6, 6-4, 6-1
2019年 イギリスの旗 ウィンブルドン アメリカ合衆国の旗 セリーナ・ウィリアムズ 6-2, 6-2

4大大会シングルス成績

[編集]
略語の説明
 W   F  SF QF #R RR Q# LQ  A  Z# PO  G   S   B  NMS  P  NH

W=優勝, F=準優勝, SF=ベスト4, QF=ベスト8, #R=#回戦敗退, RR=ラウンドロビン敗退, Q#=予選#回戦敗退, LQ=予選敗退, A=大会不参加, Z#=デビスカップ/BJKカップ地域ゾーン, PO=デビスカップ/BJKカッププレーオフ, G=オリンピック金メダル, S=オリンピック銀メダル, B=オリンピック銅メダル, NMS=マスターズシリーズから降格, P=開催延期, NH=開催なし.

大会 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 2019 2020 2021 2022 2023 2024 通算成績
全豪オープン A LQ 3R 1R 1R QF QF 1R 1R F 4R SF QF 4R A A 31–12
全仏オープン LQ 1R 2R 1R 1R F 2R 4R F W QF 4R A 2R A A 32–11
ウィンブルドン A LQ 2R 1R 2R SF 1R QF QF 3R W NH A SF A A 29–9
全米オープン A 1R 2R 2R 4R 3R SF QF 1R 1R 2R A 4R 1R A A 20–12

脚注

[編集]
  1. ^ シモーヌ・アレ」や「シモーナ・アレ」等のフランス語的な表記もみられる。
  2. ^ 全仏オープン公式サイト. “Official Site of Roland Garros - Match Statistics for Girl's singles finals”. 2009年6月29日閲覧。
  3. ^ ザ・サン (2009年5月28日). “Tennis Star, 17, to Have DD Breasts Reduced”. FOXニュース. 2009年6月28日閲覧。 ソースには「34DD」とあり、メートル法と日本式のバストサイズの表記法を用いれば、およそ「75E」に相当する。
  4. ^ Sify (2009年7月10日). “Junior tennis player gets her 34DD bust reduced”. 2009年9月10日閲覧。
  5. ^ “2013.06.16 ハレプがペトコビッチを倒してツアー初優勝 ニュルンベルガーVERSICHERUNGSCUP”. THE TENNIS DAILY. (2013年6月16日). http://www.thetennisdaily.jp/news_detail.asp?idx=101287 
  6. ^ ハレプ「14歳の頃からの夢だった」グランドスラム初制覇について語る[全仏オープン]”. THE TENNIS DAILY (2018年6月10日). 2018年6月10日閲覧。
  7. ^ ハレプがまさかの全米初戦敗退、女子のトップシードとしては史上初”. www.afpbb.com. 2019年11月5日閲覧。
  8. ^ ハレプがウィンブルドン初優勝、セレーナをわずか56分で粉砕”. www.afpbb.com. 2019年11月5日閲覧。
  9. ^ 世界ランク2位ハレプも全米OP欠場を表明、ウィンブルドン現女王”. www.afpbb.com. 2021年2月15日閲覧。
  10. ^ 前回覇者ハレプ、ウィンブルドン欠場「とても落ち込んでいる」”. www.afpbb.com (2021年6月26日). 2024年8月24日閲覧。
  11. ^ 7年ぶりにトップ10陥落の元世界女王ハレプが心境を語る”. スポーツブル. 2024年8月24日閲覧。
  12. ^ Halep reflects on the end of an era, Svitolina rejuvenated by Olympic bronze”. Women's Tennis Association. 2024年8月24日閲覧。
  13. ^ ハレプ、試合中にパニック発作 全仏OP2回戦敗退”. www.afpbb.com (2022年5月27日). 2024年8月24日閲覧。
  14. ^ Halep battles past Haddad Maia to claim Toronto title”. Women's Tennis Association. 2024年8月24日閲覧。
  15. ^ Simona Halep wins ding-dong battle to claim third Canadian Open title”. Tennis365 (2022年8月14日). 2024年8月24日閲覧。
  16. ^ ハレプ TOP10に返り咲き”. テニス365 | tennis365.net. 2024年8月24日閲覧。
  17. ^ 元1位ハレプ 鼻の手術を報告”. テニス365. 2024年8月24日閲覧。
  18. ^ 元世界1位ハレプ、ドーピング陽性で暫定的な出場停止処分に。本人は故意の摂取を否定「一度も頭をよぎったことがない」”. tennisclassic.jp. 2024年8月24日閲覧。
  19. ^ ハレプに追加のドーピング違反 本人は断固否定”. www.afpbb.com (2023年5月20日). 2024年8月24日閲覧。
  20. ^ 激白 コーチが勧めたサプリで陽性”. テニス365. 2024年8月24日閲覧。
  21. ^ ドーピング違反のハレプに4年間の活動停止処分、ハレプは上訴の意向を表明”. tennismagazine.jp. 2024年8月24日閲覧。
  22. ^ ハレプのドーピング「故意」と結論”. テニス365. 2024年8月24日閲覧。
  23. ^ テニス元女王ハレプ、CASに提訴 薬物違反で資格停止”. 日本経済新聞 (2023年10月24日). 2024年8月24日閲覧。
  24. ^ ハレプ 大幅に処分軽減「真実の勝利」”. テニス365. 2024年8月24日閲覧。
  25. ^ ハレプのドーピング処分軽減 女子テニス元世界1位、引退危機を回避」『朝日新聞デジタル』2024年3月5日。2024年7月12日閲覧。
  26. ^ 復帰のハレプは初戦敗退 ウォズニアッキには反論 マイアミOP”. www.afpbb.com (2024年3月20日). 2024年8月24日閲覧。
  27. ^ Henin willing to look at coaching after having another child”. Tennis.com. 2021年2月15日閲覧。
  28. ^ US Open Player to Watch: Simona Halep”. usopen.org (5 March 2014). 5 June 2014時点のオリジナルよりアーカイブ。1 June 2014閲覧。
  29. ^ Thomas, Louisa. “Match Striker: The Increasingly Unclassifiable, Increasingly Unstoppable Simona Halep”. Grantland. 2021年2月15日閲覧。

外部リンク

[編集]
受賞
先代
イタリアの旗 サラ・エラニ
WTA最も上達した選手賞
2013
次代
カナダの旗 ウージニー・ブシャール