シーウルフ級ミサイル艇
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シーウルフ級ミサイル艇 | |
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基本情報 | |
艦種 | ミサイル艇 |
建造所 |
リュールセン STマリン |
運用者 | シンガポール海軍 |
就役期間 | 1975年 - 2008年 |
計画数 | 6隻 |
建造数 | 6隻 |
次級 | ヴィクトリー級 |
要目 | |
満載排水量 | 260 t |
全長 | 44 m |
最大幅 | 7 m |
吃水 | 2.3 m |
主機 | MTU 16V 538 TB92 ディーゼルエンジン ×4基 |
推進器 | スクリュープロペラ × 4軸 |
出力 | 14,400 hp |
最大速力 | 35 kt |
航続距離 | 1,800 海里(15kt巡航時) |
兵装 |
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FCS | WM28 × 1基 |
レーダー |
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シーウルフ級ミサイル艇(シーウルフきゅうミサイルてい、英語: Sea Wolf Class Missile Boat)は、シンガポール海軍のミサイル艇の艦級。西ドイツのリュールセンが開発したTNC-45型高速戦闘艇の設計を採用している[1]。
設計
[編集]本級は、1968年に西ドイツのリュールセンへ6隻が発注され、1-2番艦がリュールセン、3-6番艦がシンガポールのSTマリンでライセンス生産された。
艦砲は、ボフォース製57mm単装砲と40mm単装機関砲 を搭載し、対艦兵装として当初はイスラエルのIAI製ガブリエル艦対艦ミサイルを装備していたが[2]、1985年から1992年にかけての近代化改修によってアメリカ合衆国のマクドネル・ダグラス(現ボーイング)製ハープーン艦対艦ミサイルに換装されている[3]。
来歴
[編集]本級は、1975年1月22日に3隻、1976年に3隻が就役[2][4]、2008年5月13日にチャンギ海軍基地で全艦の退役式典が行われた[4]。
同型艦
[編集]艦番号 | 艦名 | 建造 | 起工 | 進水 | 就役 | 退役 |
---|---|---|---|---|---|---|
P76 | シーウルフ Sea Wolf |
リュールセン | 1975年 1月22日[2] |
2008年 5月13日[4] | ||
P77 | シーライオン Sea Lion |
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P78 | シードラゴン Sea Dragon |
STマリン | ||||
P79 | シータイガー Sea Tiger |
1976年 2月29日 | ||||
P80 | シーホーク Sea Hawk |
|||||
P81 | シースコーピオン Sea Scorpion |
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ “Fast Patrol Boats TNC 45” (ドイツ語). Lürssen. 2010年3月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月9日閲覧。
- ^ a b c “1975 - Missile Gunboats” (英語). シンガポール国防省 (2001年1月7日). 2007年6月9日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年12月9日閲覧。
- ^ Gardiner 1996, p. 332.
- ^ a b c “Missile Gunboats Retire After 33 Years of Distinguished Service”. Ministry of Defence. 5 August 2012時点のオリジナルよりアーカイブ。13 May 2008閲覧。
参考文献
[編集]- Gardiner, Robert (1996). Conway's All the World's Fighting Ships 1947-1995. Naval Institute Press. ISBN 978-1557501325