シーヴァ (競走馬)
表示
シーヴァ | |
---|---|
ニアルコス・ファミリーの勝負服 | |
品種 | サラブレッド |
性別 | 牝 |
毛色 | 栗毛 |
生誕 | 1995年4月22日[1] |
死没 | (現役繁殖牝馬) |
父 | ヘクタープロテクター[1] |
母 | ランジェリー[1] |
母の父 | シャーリーハイツ[1] |
生国 | 日本(北海道早来町)[1] |
生産者 | ノーザンファーム[1] |
馬主 | ニアルコス・ファミリー[1] |
調教師 | ヘンリー・セシル(イギリス)[1] |
競走成績 | |
生涯成績 | 10戦4勝[1] |
獲得賞金 | 22万8637ポンド(ポンド換算) |
シーヴァ(英: Shiva、1995年 - )は日本で生まれ、イギリスで調教を受けた競走馬で、現在は繁殖牝馬である。日本生産馬として初めて、海外G1制覇を成し遂げた競走馬である[2][注釈 1]。
経歴
[編集]1998年5月の未勝利戦でデビュー。1999年5月のG1タタソールズゴールドカップで、当時既にG1競走を3勝していた強豪馬デイラミ (Daylami) を2着に下し、日本生産馬として初の海外G1制覇を成し遂げた[注釈 1]。
なお、前年の1998年には既にシーキングザパール・タイキシャトルの2頭(生産は共にアメリカ)によって日本調教馬としての海外G1制覇が成し遂げられていたこともあり、この快挙が前者の2頭や、同年のエルコンドルパサーほど大きく報道されることはなかった。
引退後はアメリカに渡り、オーナーであるニアルコス家の系列牧場で繁殖牝馬となっている。
年度別競走成績
[編集]- 1998年(1戦1勝)
- 1999年(4戦2勝)タタソールズゴールドカップ (G1) 、アールオブセフトンステークス (G3)
- 2000年(5戦1勝)ブリガディアジェラードステークス (G3)
血統表
[編集]シーヴァの血統(ミスタープロスペクター系 / Northern Dancer 5×3=15.63%、Never Bend 4×4=12.50%、Prince John 5×4=9.38%、Princequillo 5×5=6.25%、Native Dancer 5×5=6.25%) | (血統表の出典)[§ 1] | |||
父系 | ミスタープロスペクター系 |
[§ 2] | ||
父 *ヘクタープロテクター Hector Protector 1988 鹿毛 |
父の父 Woodman1983 栗毛 |
Mr. Prospector | Raise a Native | |
Gold Digger | ||||
*Playmate | Buckpasser | |||
Intriguing | ||||
父の母 Korveya1982 栗毛 |
Riverman | Never Bend | ||
River Lady | ||||
Konafa | Damascus | |||
Royal Statue | ||||
母 *ランジェリー Lingerie 1988 鹿毛 |
Shirley Heights 1975 鹿毛 |
Mill Reef | Never Bend | |
Milan Mill | ||||
Hardiemma | *Hardicanute | |||
Grand Cross | ||||
母の母 Northern Trick1981 栗毛 |
Northern Dancer | Nearctic | ||
Natalma | ||||
Trick Chick | Prince John | |||
Fast Line | ||||
母系(F-No.) | 4号族(FN:4-m) | [§ 3] | ||
5代内の近親交配 | Northern Dancer 5×3=15.63%、Never Bend 4×4=12.50%、Prince John 5×4=9.38%、Princequillo 5×5=6.25%、Native Dancer 5×5=6.25% | [§ 4] | ||
出典 |
|
- 全兄リムノス (Limnos) も日本生まれでヨーロッパで走り、フォワ賞(G2)を優勝するなど活躍しフランスで種牡馬となっている。
- 半妹ライトシフト (Light Shift) はアメリカ合衆国生まれでエプソムオークス優勝馬。その産駒にエクリプスステークス、インターナショナルステークス優勝馬のユリシーズ (Ulysses) がいる[3]。
- 半妹ストロベリーフレッジ (Strawberry Fledge) もアメリカ合衆国生まれで、その産駒にガネー賞優勝馬のクロスオブスターズがいる[3]。
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ a b 国内ローカルグレードも含めると1995年に香港国際カップを優勝したフジヤマケンザンが最初であるが、当時この競走は香港ローカルG1と国際G2のダブルグレード制だった。(→競馬の競走格付けを参考)
出典
[編集]外部リンク
[編集]- 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ、Racing Post