ジェミナイ県
中華人民共和国 新疆ウイグル自治区 吉木乃県 | |
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トスト郷市街地 | |
新疆ウイグル自治区の中のジェミナイ県の位置 | |
簡体字 | 吉木乃 |
繁体字 | 吉木乃 |
拼音 | Jímùnăi |
カタカナ転写 | ジーミーナイ |
ウイグル語 | جېمىنەي |
ウイグル語ローマ字転写 | Jeminəy |
カザフ語アラビア文字 | جەمەنەي |
カザフ語キリル文字 | Жеменей |
カザフ語ラテン文字 | Jemeneý |
国家 | 中華人民共和国 |
自治区 | 新疆ウイグル |
副省級自治州 | イリ・カザフ自治州 |
地区 | アルタイ地区 |
行政級別 | 県 |
面積 | |
総面積 | 7,145.04 km² |
人口 | |
総人口(2003) | 3.7 万人 |
経済 | |
電話番号 | 0901 |
郵便番号 | 836800 |
行政区画代碼 | 654326 |
公式ウェブサイト: http://61.243.91.210/ |
ジェミナイ県(ジェミナイけん)は、中華人民共和国新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州アルタイ地区に位置する県。県人民政府の所在地はトプテレク鎮(托普鉄熱克鎮)。
地理
[編集]新疆北部の辺縁、ジュンガル盆地の北縁、サウル山脈(薩吾爾山脈)の北麓、エルティシ川(額爾斉斯河)南岸にあたる北緯47度00分~47度59分、東経85度33分~87度09分、西はカザフスタン共和国と141kmに渡り国境を接し、東はブルルトカイ県、南はタルバガタイ地区のコブクサル・モンゴル自治県、と北はカバ県、ブルチン県に隣接する。県域は東西約120km、南北約110km。行政区域面積8,222km2。カザフスタン・ジュンガルプレート上、西ジュンガル古生代弧盆系、タルバガタイ(塔爾巴哈台)—サウル島弧帯に位置している。地質構造の発育、マグマの侵入および火山活動が頻繁、鉱産は比較的豊富で、各種鉱産物は28大類107種にのぼる。県内では石炭、金、トロナ、塩、大理石、粘土、硫酸ナトリウム、石膏などが開発利用されている。
歴史
[編集]「ジェミナイ」は九姓鉄勒のうちの一つの氏族名である。「吉木乃」の他「吉別乃」とも音訳される。清朝のジュンガル部平定の後、イリ将軍轄下のタルバガタイ参賛大臣の管理下に置かれ、1906年のホブド(科布多)、アルタイ(阿勒泰)の分治時には阿勒泰弁事大臣の管轄となった。辛亥革命後、1916年に県佐を設け、1930年に県制を正式に開始、県城は初め吉木乃(現在の吉木乃鎮の所在地)に設けられた。1962年4月には元の県城が農十師一八六団の管轄となり、県城はトプテレク鎮へ移転した。
行政区画
[編集]4鎮、3郷を管轄:
- 鎮:トプテレク鎮(托普鉄熱克鎮)、ジェミナイ鎮(吉木乃鎮)、カルジャイ鎮(喀爾交鎮)、ウラスト鎮(烏拉斯特鎮)
- 郷:トスト郷(托斯特郷)、シャルシカイ郷(恰勒什海郷)、ベステレク郷(別斯鉄熱克郷)
- 一八六団
主な観光地・名勝
[編集]- 木斯島山
- 塔特克什岩石画
- 北沙窩(夏夏合特庫木沙漠)
- 沙漠植物園
- 国門
- 中哈界橋
- 界碑
- ジェミナイ口岸
- 第四紀氷河跡
- サウル山草原
- 托海闊拉斯岩画
- 森塔斯湖石人および墓群
- 吉恩思汗墓
- 拉斯特河谷風景区
- カルジャイ河風景区
人口
[編集]総人口37,733人のうち男性19,090人、女性18,643人;漢族13,209人、県内の15少数民族の総人口24,524人;非農業人口18,530人、農業人口19,203人;城鎮人口総数10,121人(2005年)。カザフ族が人口の60%以上を占める。