ボルタラ・モンゴル自治州
中華人民共和国 新疆ウイグル自治区 博爾塔拉蒙古自治州 | |
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サリム湖 | |
新疆ウイグル自治区の中のボルダラ州の位置 | |
簡体字 | 博尔塔拉 |
繁体字 | 博爾塔拉 |
拼音 | Bó'ĕrtălā |
カタカナ転写 | ボーアールターラー |
モンゴル文字 | ᠪᠣᠷᠢᠲᠠᠯᠠ |
モンゴル語キリル文字 | Бортала |
モンゴル語ローマ字転写 | Borotal-a |
ウイグル語 | بۆرتالا |
ウイグル語ローマ字転写 | Bortala |
国家 | 中華人民共和国 |
自治区 | 新疆ウイグル |
行政級別 | 自治州 |
建置 | 1954年 |
面積 | |
総面積 | 24,895.68 km² |
人口 | |
総人口(2004) | 43.97 万人 |
経済 | |
電話番号 | 0909 |
郵便番号 | 833400 |
ナンバープレート | 新E |
行政区画代碼 | 652700 |
公式ウェブサイト: http://www.xjboz.gov.cn/ |
ボルタラ・モンゴル自治州(ボルタラ・モンゴルじちしゅう、モンゴル語: ᠪᠣᠷᠢᠲᠠᠯᠠ
ᠮᠣᠨᠭᠭᠣᠯ
ᠥᠪᠡᠷᠲᠡᠭᠡᠨ
ᠵᠠᠰᠠᠬᠤ
ᠵᠧᠤ[1]、転写: Borotal-a Moŋɣol öbertegen jasaqu jėü)は中華人民共和国新疆ウイグル自治区に位置する自治州。ボルタラはモンゴル語で銀灰色の草原を意味する。ウイグル語名ブルタラ。州府所在地はボルタラ市。
ジュンガル盆地西南部に位置し、北部と西部はカザフスタン共和国と385キロメートルにわたって国境線を接する。東部はタルバガタイ(塔城)地区ウス(烏蘇)市、東北部はトリ(託里)県と隣接。南部はイリ・カザフ自治州のニルカ(尼勒克)県、グルジャ(伊寧)県、霍城県に隣接する。
行政区画
[編集]2県級市・2県を管轄。
この他アラギーン・オール(阿拉山口)口岸行政管理区、新疆生産建設兵団農五師およびその11の団場を有する。
ボルタラ・モンゴル自治州市の地図 |
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年表
[編集]ボルタラ・モンゴル族自治区
[編集]- 1954年7月13日 - 新疆省イリ専区ボルタラ県・精河県・温泉県を編入。ボルタラ・モンゴル族自治区が成立。(3県)
- 1955年4月14日 - ボルタラ・モンゴル族自治区がイリ・カザフ自治州ボルタラ・モンゴル自治州に改称。
新疆省イリ・カザフ自治州ボルタラ・モンゴル自治州
[編集]- 1955年9月13日 - 新疆ウイグル自治区の成立により、新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州ボルタラ・モンゴル自治州となる。
新疆ウイグル自治区イリ・カザフ自治州ボルタラ・モンゴル自治州
[編集]- 1959年1月16日 - ボルタラ県が精河県・温泉県に分割編入。(2県)
- 1962年11月7日 - 精河県・温泉県の各一部が合併し、ボルタラ県が発足。(3県)
- 1979年9月2日 - イリ・カザフ自治州ボルタラ・モンゴル自治州がボルタラ・モンゴル自治州に改称。
ボルタラ・モンゴル自治州
[編集]- 1985年6月24日 - ボルタラ県が市制施行し、ボルタラ市となる。(1市2県)
- 2012年12月17日 - ボルタラ市・精河県の各一部が合併し、阿拉山口市が発足。(2市2県)
- 2014年1月25日 - ボルタラ市の一部が分立し、自治区直轄県級行政区の双河市となる。(2市2県)
歴史
[編集]その昔はスキタイ人の遊牧地であった。その後は北方遊牧民族の活動区域となった。唐代はこの地に双河都督府を設け西突厥の遊牧地となった。元明代はオイラト・モンゴルが遊牧していた。清の乾隆年間、張家口からチャハル・モンゴル兵丁が進駐屯し、開墾と国境警備を担い、後にまたヴォルガ川流域から帰還したトルグート西部落が精河に駐牧した。中華人民共和国の成立後、1954年7月13日にボルタラ・モンゴル自治州は成立した。
民族
[編集]35の民族が居住し、モンゴル族が自治民族。総人口42.43万人の中で少数民族人口は約33%を占める。1万人以上の少数民族はモンゴル族、ウイグル族、カザフ族、回族など。
経済
[編集]2004年の州全体の国内総生産は36.9億元(農五師を含む)、前年より11.9%増。そのうち地方総生産は25.5億元で11.7%増。年間輸出入貿易総額は5.54億元、前年比96.8%増。従業員年平均収入1.1万元、前年比7.6%増。農牧民1人あたり純収入3904元、前年より10.8%(382元)増。
阿拉山口口岸は中国西北部唯一の鉄道(阿拉山口駅)・道路両方による国家一類口岸である。過貨量は全疆16の口岸全体の約90%、全国の陸路口岸中連続8年間第2位、満州里口岸に次ぐ。