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ジョン・ライアン・マーフィー

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ジョン・ライアン・マーフィー
John Ryan Murphy
アリゾナ・ダイヤモンドバックス時代
(2018年8月11日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 フロリダ州ブレイデントン
生年月日 (1991-05-13) 1991年5月13日(33歳)
身長
体重
6' 0" =約182.9 cm
220 lb =約99.8 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 捕手
プロ入り 2009年 MLBドラフト2巡目
初出場 2013年9月2日
最終出場 2020年9月24日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

ジョン・ライアン・マーフィーJohn Ryan Murphy, 1991年5月13日 - )は、アメリカ合衆国フロリダ州ブレイデントン出身の元プロ野球選手捕手)。右投右打。

かつての登録名はJ.R.マーフィー

経歴

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プロ入り前

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高校1年時は投手と一塁手でプレーしていたが、2年時に捕手に転向。

プロ入りとヤンキース時代

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ニューヨーク・ヤンキース時代
(2015年4月13日)

卒業後はマイアミ大学に進学予定だったが、2009年MLBドラフト2巡目(全体76位)でニューヨーク・ヤンキースに指名され、プロ入り。ルーキー級ガルフ・コーストリーグ・ヤンキースでプレー。

2010年はA級チャールストン・リバードッグスでプレー。

2011年はA級チャールストン、A+級タンパ・ヤンキースでプレー。

2012年はメジャーのスプリングトレーニングに参加。A+級タンパ、AA級トレントン・サンダーでプレー。

2013年はAA級トレントン、6月13日からAAA級スクラントン・ウィルクスバリ・レイルライダースでプレー。9月1日にはセプテンバー・コールアップでアクティブ・ロースター入りを果たした[1]。翌2日のシカゴ・ホワイトソックス戦で代打としてメジャー初出場し、初安打を記録した。

2014年3月25日にAAA級スクラントン・ウィルクスバリへ異動した。そのまま開幕を迎えたが、4月15日にフランシスコ・セルベーリ故障者リスト入りしたため、メジャーへ昇格した[2]。昇格後はブライアン・マッキャンのバックアップとして24試合に出場。4月26日のロサンゼルス・エンゼルス・オブ・アナハイム戦では5回にヘクター・サンティアゴからメジャー初本塁打を記録した[3]。6月17日にセルベーリが故障から復帰したため、AAA級スクラントン・ウィルクスバリへ降格した[4]。9月2日にメジャーへ再昇格した[5]。この年は32試合に出場して打率.284、1本塁打、9打点を記録した。

2015年は、ブライアン・マッキャンに次ぐ第2捕手として67試合に出場。打撃面では、打率.277、3本塁打、14打点という成績を記録した。

ツインズ時代

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2015年11月11日にアーロン・ヒックスとのトレードで、ミネソタ・ツインズへ移籍した[6]

2016年は控え捕手として26試合に出場したが、打撃不振で打率.146、1本塁打、3打点、OPS0.413という成績に終わった。守備面では、25試合で1失策守備率.995、DRS -1という数字のほか、盗塁阻止率38%を記録して強肩を発揮した。

2017年は、開幕からマイナー・オプションでAAA級ロチェスター・レッドウイングスに配属され、アクティブ・ロースター入りはなかった[7]

ダイヤモンドバックス時代

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2017年7月27日にガブリエル・モヤとのトレードで、アリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した[8]

2019年5月25日にDFAとなり[9]、6月1日にマイナー契約で傘下のAAA級リノ・エーシズへ配属された[7]

ブレーブス時代

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2019年7月31日に金銭トレードで、アトランタ・ブレーブスへ移籍した[10]。移籍後は傘下のAAA級グウィネット・ストライパーズでプレーした。9月16日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[11]。オフの12月2日にノンテンダーFAとなった[12]

パイレーツ時代

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2020年1月10日にピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結び、スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[13]。7月19日にメジャー契約を結んで40人枠入りした[14]。オフの10月30日にマイナー契約となった[15]後、11月18日にFAとなった[16]

現役引退後

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2023年より、フィラデルフィア・フィリーズ傘下ルーキー級フロリダ・コンプレックスリーグ・フィリーズの選手育成インストラクターを務める[17]

詳細情報

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年度別打撃成績

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O
P
S
2013 NYY 16 27 26 3 4 1 0 0 5 1 0 0 0 0 1 0 0 9 0 .154 .185 .192 .377
2014 32 85 81 7 23 4 0 1 30 9 0 0 0 0 4 0 0 22 0 .284 .318 .370 .688
2015 67 172 155 21 43 9 1 3 63 14 0 0 1 3 12 0 1 43 4 .277 .327 .406 .734
2016 MIN 26 90 82 4 12 3 0 1 18 3 0 0 2 1 5 0 0 19 3 .146 .193 .220 .413
2017 ARI 5 7 7 0 1 1 0 0 2 1 0 0 0 0 0 0 0 1 1 .143 .143 .286 .429
2018 87 223 208 19 42 9 0 9 78 24 0 0 2 1 11 1 1 71 1 .202 .244 .375 .619
2019 25 69 62 9 11 3 0 4 26 7 0 0 1 0 6 0 0 28 0 .177 .250 .419 .669
ATL 1 1 1 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 .000 .000 .000 .000
'19計 26 70 63 9 11 3 0 4 26 7 0 0 1 0 6 0 0 28 0 .175 .246 .413 .659
2020 PIT 25 63 58 6 10 2 0 0 12 2 0 0 1 0 4 0 0 28 1 .172 .226 .207 .433
MLB:8年 284 737 680 69 146 32 1 18 234 61 0 0 7 5 43 1 2 221 10 .215 .262 .344 .606

年度別投手成績

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W
H
I
P
2019 ARI 2 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 22 3.0 10 3 3 0 0 0 0 0 9 9 27.00 4.33
2020 PIT 1 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 3 1.0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0.00 0.00
MLB:2年 3 0 0 0 0 0 0 0 0 ---- 25 4.0 10 3 3 0 0 0 0 0 9 9 20.25 3.25

年度別守備成績

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投手守備


投手(P)












2019 ARI 2 0 1 0 0 1.000
MLB 2 0 1 0 0 1.000
捕手守備


捕手(C)






















2013 NYY 15 65 7 0 0 1.000 0 6 3 3 .500
2014 30 169 10 1 1 .994 3 12 10 2 .167
2015 65 389 24 3 1 .993 7 29 21 8 .276
2016 MIN 25 187 12 1 0 .995 3 11 8 5 .455
2017 ARI 5 19 1 0 0 1.000 0 0 0 0 ----
2018 68 425 37 6 2 .987 2 37 28 9 .243
2019 18 150 9 0 1 1.000 0 5 3 2 .400
ATL 1 3 0 0 0 1.000 0 0 0 0 ----
'19計 19 153 9 0 1 1.000 0 5 3 2 .400
MLB 227 1407 100 11 5 .993 15 102 73 29 .284
  • 2019年度シーズン終了時

背番号

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  • 66(2013年 - 2015年)
  • 12(2016年)
  • 36(2017年 - 2019年5月24日)
  • 55(2019年9月24日 - 同年終了)
  • 18(2020年)

脚注

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  1. ^ Josh Vitale (2013年9月1日). “Yanks bolster 'pen with trio of callups, one more on way” (英語). MLB.com. http://m.yankees.mlb.com/news/article/59205646 2013年12月28日閲覧。 
  2. ^ “Yankees call up Scott Sizemore, John Ryan Murphy” (英語). New York Post. WN.com. (2014年4月15日). http://article.wn.com/view/2014/04/15/Yankees_call_up_Scott_Sizemore_John_Ryan_Murphy/ 2015年11月12日閲覧。 
  3. ^ “John Ryan Murphy, Dellin Betances lead Yankees past Angels” (英語). Associated Press. ESPN.com. (2014年4月26日). http://scores.espn.go.com/mlb/recap?gameId=340426110 2014年10月9日閲覧。 
  4. ^ Jamal Collier, Jake Kring-Schreifels (2014年6月17日). “Cervelli rejoins Yanks; Murphy optioned to Triple-A” (英語). MLB.com. 2014年7月3日閲覧。
  5. ^ Jamal Collier (2014年9月3日). “Yankees make flurry of moves, recall four/ Catcher Murphy joined by righties Claiborne, Mitchell and Whitley on 40-man” (英語). MLB.com. 2014年10月10日閲覧。
  6. ^ Boca Raton (2015年11月11日). “Yankees get promising Twins outfielder for John Ryan Murphy” (英語). New York Post. http://nypost.com/2015/11/11/yankees-acquire-promising-twins-outfielder-aaron-hicks/ 2015年11月12日閲覧。 
  7. ^ a b MLB公式プロフィール参照。2019年6月2日閲覧。
  8. ^ Rhett Bollinger (2017年7月27日). “Twins land lefty prospect Moya from D-backs” (英語). MLB.com. 2017年7月28日閲覧。
  9. ^ Steve Gilbert (2019年5月25日). “Murphy departs, opening playing time for Kelly” (英語). MLB.com. 2019年5月26日閲覧。
  10. ^ Braves and Diamondbacks Complete Trade” (英語). MLB.com (2019年7月31日). 2019年8月11日閲覧。
  11. ^ Mark Bowman (2019年9月17日). “Braves cautiously optimistic for Ender's return” (英語). MLB.com. 2019年9月18日閲覧。
  12. ^ Mark Feinsand (2019年12月3日). “These players just joined the free-agent pool” (英語). MLB.com. 2019年12月9日閲覧。
  13. ^ Adam Berry (2020年1月10日). “Bucs add catching depth by inking Murphy” (英語). MLB.com. 2020年1月19日閲覧。
  14. ^ Adam Berry (2020年7月19日). “Murphy poised for role as Bucs' backup C” (英語). MLB.com. 2020年7月21日閲覧。
  15. ^ Anthony Franco (2020年10月30日). “Minor MLB Transactions: 10/30/20” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年11月20日閲覧。
  16. ^ John Ryan Murphy: Opts for free agency” (英語). CBS Sports (2020年11月18日). 2020年11月20日閲覧。
  17. ^ Phillies announce 2023 player development field staff”. MLB.com (2023年2月1日). 2023年8月6日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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