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スーパースポーツ世界選手権

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
スーパースポーツ世界選手権
カテゴリ オートバイレース
国・地域 国際
開始年 1990年(欧州選手権として)
1997年(ワールドシリーズとして)
1999年(世界選手権として)
チーム 6マニファクチャラー
カワサキ, ヤマハ, MVアグスタ,ドゥカティ,トライアンフ,QJモーター
ライダーズ
チャンピオン
スペインの旗 エイドリアン・ウエルタス
チーム
チャンピオン
オランダの旗 Team Ten Kate Yamaha
マニュファクチャラーズ
チャンピオン
イタリアの旗 ドゥカティ
公式サイト The Official SBK Website
現在のシーズン
2008年シーズン世界チャンピオンのアンドリュー・ピット

スーパースポーツ世界選手権(スーパースポーツせかいせんしゅけん、World Supersport Championship, 略称:WSS)は、モーターサイクルによるモータースポーツ国際モーターサイクリズム連盟(FIM)が主催する、4ストロークの2・3・4気筒エンジン搭載[1]の市販車を改造したオートバイで競うロードレース世界選手権大会スーパーバイク世界選手権と併催されている。

概要

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1997年からスーパースポーツワールドシリーズとして開催されていたが、1999年にFIM公認の世界選手権となった。

4気筒600cc以下、3気筒675cc以下又は2気筒750cc以下の4ストローク公道用バイクをベースにしたマシンで、改造範囲はスーパーバイククラスより制限されていたが、ベース車の生産終了が相次いだことから、排気量制限が変わり、スロットル開度制限などを設けることで、スズキがGSX-R750で、トライアンフ・モーターサイクルが765ccのストリートトリプルRSで、MVアグスタが800ccのF3RRで、QJモーターが800ccのSRK800RRで、ドゥカティが955ccのパニガーレで参戦できるようになった。また、TCSやABSといった電子制御は2017年から禁止されている。

日本では排気量が400ccを超えた車両の免許区分が大型自動二輪に属するなどの理由[要出典]から販売台数は限られているが[要出典]、ヨーロッパでは販売台数が多く、レース活動が売り上げに直結しているためバイクメーカーは力を入れている。2000年から2003年まではスポーツランドSUGOで日本ラウンドを開催していた。

歴代チャンピオン

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ライダーズ・チャンピオン[2] 車両 マニファクチャラー・チャンピオン[3]
ヨーロッパ選手権
1990 イギリスの旗 ハワード・セルビー ヤマハ
1991 スペインの旗 ルイス・ダンティンスペイン語版 ホンダ・CBR600F
1992 ドイツの旗 シュテファン・シェショヴィチュ ホンダ・CBR600F
1993 ベルギーの旗 ミカエル・パクアイドイツ語版 ホンダ・CBR600F
1994 スイスの旗 イヴ・ブリゲイタリア語版 ホンダ・CBR600F
1995 ベルギーの旗 ミカエル・パクアイドイツ語版 ドゥカティ・748R
1996 イタリアの旗 ファブリツィオ・ピロヴァーノ ドゥカティ・748R
ワールドシリーズ
1997ドイツ語版 イタリアの旗 パオロ・カゾーリ ドゥカティ・748R ドゥカティ
1998ドイツ語版 イタリアの旗 ファブリツィオ・ピロヴァーノ スズキ・GSX-R600 スズキ
世界選手権
1999 フランスの旗 ステファン・シャンボンフランス語版 スズキ・GSX-R600 ヤマハ
2000 ドイツの旗 イェルグ・トイヒャートドイツ語版 ヤマハ・YZF-R6 ヤマハ
2001 オーストラリアの旗 アンドリュー・ピット カワサキ・ニンジャZX-6R ヤマハ
2002 フランスの旗 ファビアン・フォレフランス語版 ホンダ・CBR600F4i スズキ
2003 オーストラリアの旗 クリス・バーミューレン ホンダ・CBR600RR(PC37) ホンダ
2004 オーストラリアの旗 カール・マガリッジ ホンダ・CBR600RR(PC37) ホンダ
2005 フランスの旗 セバスチャン・シャルパンティエ ホンダ・CBR600RR(PC37) ホンダ
2006 フランスの旗 セバスチャン・シャルパンティエ ホンダ・CBR600RR(PC37) ホンダ
2007 トルコの旗 ケナン・ソフォーグル ホンダ・CBR600RR(PC40) ホンダ
2008 オーストラリアの旗 アンドリュー・ピット ホンダ・CBR600RR(PC40) ホンダ
2009 イギリスの旗 カル・クラッチロー[4] ヤマハ・YZF-R6 ヤマハ
2010 トルコの旗 ケナン・ソフォーグル ホンダ・CBR600RR(PC40) ホンダ
2011 イギリスの旗 チャズ・デイヴィス ヤマハ・YZF-R6 ヤマハ
2012 トルコの旗 ケナン・ソフォーグル カワサキ・ニンジャZX-6R カワサキ
2013 イギリスの旗 サム・ロウズ ヤマハ・YZF-R6 ヤマハ
2014 オランダの旗 ミハエル・ファン・デル・マルク ホンダ・CBR600RR(PC40・2013) ホンダ
2015 トルコの旗 ケナン・ソフォーグル カワサキ・ニンジャZX-6R カワサキ
2016 トルコの旗 ケナン・ソフォーグル カワサキ・ニンジャZX-6R カワサキ
2017 フランスの旗 ルーカス・マヒアス ヤマハ・YZF-R6 ヤマハ
2018 ドイツの旗 サンドロ・コルテセ ヤマハ・YZF-R6 ヤマハ
2019 スイスの旗 ランディ・クルメナッハ ヤマハ・YZF-R6 ヤマハ
2020 イタリアの旗 アンドレア・ロカテッリ ヤマハ・YZF-R6 ヤマハ
2021 スイスの旗 ドミニク・エガーター ヤマハ・YZF-R6 ヤマハ
2022 スイスの旗 ドミニク・エガーター ヤマハ・YZF-R6 ヤマハ
2023 イタリアの旗 ニコロ・ブレガ ドゥカティ・パニガーレV2 ドゥカティ
2024 スペインの旗 エイドリアン・ウエルタス ドゥカティ・パニガーレV2 ドゥカティ

ポイントシステム

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現在のポイントシステム
順位 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15
ポイント 25 20 16 13 11 10 9 8 7 6 5 4 3 2 1

主な日本人ライダー

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脚注

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  1. ^ FIM (2009). “1.9.1 Classes will be for the following categories:” (PDF). Road Racing FIM Superbike & Supersport World Championships and FIM Superstock Cup Regulations 2009. FIM (Fédération Internationale de Motocyclisme). pp. p. 14 (PDF: p. 18/176). http://www.fim-live.com/fileadmin/alfresco/Codes_et_reglements/SBK_SS_SST_Eng.pdf 2009年5月1日閲覧。 
  2. ^ Supersport Champions - Riders”. sbk.perugiatiming.com. World Superbike Championship. 2008年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年11月8日閲覧。
  3. ^ Supersport Champions - Manufacturers”. sbk.perugiatiming.com. World Superbike Championship. 2008年6月19日時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年11月8日閲覧。
  4. ^ スーパースポーツ世界選手権 WSS - ライダー紹介」、ヤマハ発動機2010年2月15日(月)閲覧 
  5. ^ a b 2023年シーズンは第3戦オランダより途中参戦

関連項目

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外部リンク

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