コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

セロリ (曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
「セロリ」
山崎まさよしシングル
初出アルバム『HOME
B面
  • ××しようよ
  • mud skiffle track III
リリース
規格
ジャンル J-POP
時間
レーベル ポリドール・レコード
作詞・作曲 山崎将義
プロデュース 山崎将義
チャート最高順位
山崎まさよし シングル 年表
  • セロリ
  • (1996年)
ミュージックビデオ
セロリ - YouTube
テンプレートを表示

セロリ」は、日本シンガーソングライター山崎まさよしの楽曲である。1996年9月1日にシングルとして発売された。発売元はポリドール・レコード(現: ユニバーサルミュージック)。

本項では、日本の男性アイドルグループSMAPが1997年5月14日に発売したシングル(発売元はビクターエンタテインメント)及び表題曲を含めて記す。

解説

[編集]

山崎にとって通算3枚目(インディーズ含めると4枚目)のシングルとして発売された。次作の「One more time, One more chance」(1997年1月22日)と並んで山崎の初期の代表作として挙げられる。1997年5月21日リリースのアルバム『HOME』には別アレンジで収録された。リリース翌年の1997年にSMAPがカヴァーし、これがドラマ主題歌として採用されたことがきっかけで、広く知られるようになった。なお、本作を含め自作のシングル・アルバムにおいては歌詞カードの楽曲製作者表記を本名の「山崎将義」(読みはやまき まさよし)に統一しているが、SMAP版の楽曲製作者表記は「山崎まさよし」になっている。

曲名である「セロリ」は恋人との違い(好き嫌いなど)を歌う上で使われているだけであり、それ自体に特に意味はない。また、歌詞としても重要なものとして使われておらず、好き嫌いの多い野菜の代表として使われているだけのようである。[要出典]

2005年の『第56回NHK紅白歌合戦』で実施された「スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜」では、白組の42位にランクインした[1]

SMAPの他、『ポンキッキーズ』では爆チュー問題がコントの一環としてカバーしている。

山崎まさよしによるオリジナル

[編集]

オリジナル版のミュージック・ビデオでは、家事をこなす日常生活と、水着姿の女性と戯れる空想が入り混じった、コミカルかつほのぼのした内容になっている。PV集『動く山崎 VIDEO CLIPS 1995-1998』に収録。

山崎がデビュー10周年を迎えた2005年、大晦日の『第56回NHK紅白歌合戦』へ出演要請があり承諾した際[注釈 1]、「セロリ」を歌うものだと思っていたそうだが、実際に歌唱依頼を受けた曲が「One more time, ~」(しかも横浜桜木町から中継)だったために驚いた、と後に述べている。[要出典]

2007年7月29日に西武ドームで開催された「Augusta Camp 2007」では、通常のコンサートでは滅多に披露されない「××しようよ」が披露された。

8センチシングルでリリースされたのち、2000年5月31日にマキシシングルとして再リリースされた。2005年9月21日に同時発売されたベスト・アルバムBLUE PERIOD』(A面集)と『OUT OF THE BLUE』(B面集)の発売をもち、シングルは生産終了となっている。

収録曲(オリジナル)

[編集]
  1. セロリ (4:10)
    • 作詞・作曲: 山崎将義 、編曲: 山崎将義・中村キタロー
    フジテレビ系『気らくに行こう』エンディング・テーマ
  2. ××しようよ (3:03)
    • 作詞・作曲: 山崎将義 、編曲: 山崎将義・中村キタロー
  3. mud skiffle track III (1:14)
    • 作曲・編曲: 山崎将義
  4. セロリ (karaoke) (4:10)

収録作品(山崎版・CDアルバム)

[編集]
  • セロリ
BLUE PERIOD(Single Version)
HOME(Album Version)
ステレオ(prototype)
ONE KNIGHT STANDS(Live Version #1)
心拍数 (通常盤)(Live Version #2)
FM802 LIVE CLASSICS(Live Version #3)
  • ××しようよ
OUT OF THE BLUE
  • mud skiffle track III
OUT OF THE BLUE

SMAPによるカバー

[編集]
「セロリ」
SMAPシングル
初出アルバム『SMAP 011 ス
B面 まぁいいか
リリース
規格 8センチシングル
ジャンル J-POP
レーベル ビクターエンタテインメント
作詞・作曲 山崎まさよし
ゴールドディスク
チャート最高順位
  • 週間2位(オリコン
  • 1997年度年間27位(オリコン)
  • SMAP シングル 年表
    • セロリ
    • (1997年)
    テンプレートを表示

    SMAPのカバーバージョンは原曲を清水信之がアレンジしたもので、草彅剛主演のフジテレビ系ドラマ『いいひと。』主題歌に起用されている。草彅主演のドラマにSMAPの楽曲が使われるのはこの曲が初めてである。

    原曲のイ長調からキーが1音半下げられた変ト長調で、木村・稲垣・草彅にソロパートが存在する。また、草彅はシングル曲で初めてソロパートを担当し、これでメンバー全員がシングルのソロパートを担当したことになった。この曲にはシングルやアルバムなどの歌詞カードには記載されていないラップが存在するが、テレビの音楽番組で披露する際は、画面に表示されていた。また、MVでは、木村がギターを演奏している。木村はこの楽曲では意図的に歌い方を変えている。

    グループ7回目の出場となる『第48回NHK紅白歌合戦』では、「ダイナマイトセロリ!」と称して、前作の「ダイナマイト」とのメドレー形式で披露された[注釈 2][3][4]

    1997年5月26日付のオリコン週間シングルチャートで、初週20.1万枚を売り上げた。累計売上は73.2万枚(オリコン調べ)。

    収録曲(SMAP版)

    [編集]
    1. セロリ
      作詞・作曲:山崎まさよし / 編曲:清水信之
    2. まぁいいか
      作詞:森浩美 / 作曲:寺田一郎 / 編曲:CHOKKAKU
    3. セロリ(music track)
    4. まぁいいか(music track)

    収録作品(SMAP版・CDアルバム)

    [編集]

    いずれも「セロリ」を収録。

    脚注

    [編集]

    注釈

    [編集]
    1. ^ 2005年下期に実施したコンサート・ツアー「YAMAZAKI MASAYOSHI ARENA 2005」では、紅白出演発表後の公演でのMCで、過去にも出演要請があったことを明かしている。[要出典]
    2. ^ 歌唱順は「セロリ」 → 「ダイナマイト」の順。

    出典

    [編集]
    1. ^ 発表!スキウタ上位100”. 日本放送協会 (2005年11月21日). 2005年11月25日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年7月26日閲覧。
    2. ^ GOLD ALBUM他 認定作品 1997年5月度(97年4月21日〜97年5月20日)」『The Record』第452号、日本レコード協会、1997年7月10日、9頁。 
    3. ^ NHK紅白歌合戦ヒストリー”. 日本放送協会. 2021年7月26日閲覧。
    4. ^ 第48回紅白歌合戦 アーカイブス”. mysound. ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス. 2021年7月26日閲覧。

    外部リンク

    [編集]