ソングズ・イン・ジ・アティック
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『ソングズ・イン・ジ・アティック』 | ||||
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ビリー・ジョエル の ライブ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1980年6月 - 7月 | |||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル | コロムビア・レコード | |||
プロデュース | フィル・ラモーン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ビリー・ジョエル アルバム 年表 | ||||
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『ソングズ・イン・ジ・アティック』(Songs in the Attic)は、ビリー・ジョエルが1981年に発表したライヴ・アルバム。
解説
[編集]ビリーにとって初のライヴ・アルバムで、1980年のアメリカ・ツアーで録音した音源を使用。
収録曲は、初期4枚のアルバムで発表された曲が選ばれ、『ストレンジャー』(1977年)以降の楽曲のライヴ音源は、敢えて外された。ビリーはこのことに関して、アルバムの英文ライナーノーツで「僕が『屋根裏部屋の歌』と呼んでいた古い曲を、コンサートという形で紹介したもの」「昔のアルバムは、曲は好きだけどライヴのようなエネルギーや楽しさがない」「よりふさわしい形で演奏された昔の曲を集めることを意図した」等といったコメントを書いている。また、フィル・ラモーンが英文ライナーに寄稿したコメントによれば、観客の中にはビリーの古い曲をよく知らず、最新曲であるかのように反応した者もいたという。
本作からは、「さよならハリウッド」(全米17位[1])と「シーズ・ガット・ア・ウェイ」(全米23位[1])がシングルとして発表された。ベスト・アルバム『ビリー・ザ・ベスト』でも、この2曲(オリジナルLPでは「さよならハリウッド」のみ)は本作のライヴ・ヴァージョンが収録されている。
収録曲
[編集]全曲ビリー・ジョエル作。
- マイアミ2017 - "Miami 2017 (Seen the Lights Go Out on Broadway)" - 5:04
- 夏、ハイランドフォールズにて - "Summer, Highland Falls" - 3:06
- 街の吟遊詩人は… - "Streetlife Serenader" - 5:17
- ロスアンジェルス紀行 - "Los Angelenos" - 3:49
- シーズ・ガット・ア・ウェイ - "She's Got a Way" - 3:00
- エヴリバディ・ラヴズ・ユー・ナウ - "Everybody Loves You Now" - 3:07
- さよならハリウッド - "Say Goodbye to Hollywood" - 4:16
- キャプテン・ジャック - "Captain Jack" - 7:17
- 僕の故郷 - "You're My Home" - 3:06
- さすらいのビリー・ザ・キッド - "The Ballad of Billy the Kid" - 5:27
- 楽しかった日々 - "I've Loved These Days" - 4:35
各曲の公演地
- ニューヨーク(6月) - 1. 10.
- ボストン(6月) - 5.
- ワシントンD.C.(7月) - 2. 6. 9.
- セントポール(7月) - 3.
- ニューヘイブン(7月) - 4.
- ミルウォーキー(7月) - 7.
- フィラデルフィア(7月) - 8.
- シカゴ(7月) - 11.
参加ミュージシャン
[編集]- ビリー・ジョエル - ボーカル、ピアノ、シンセサイザー、ハーモニカ
- ダグ・ステッグマイヤー - ベース
- リバティ・デヴィート - ドラムス、パーカッション
- デヴィッド・ブラウン - リードギター
- ラッセル・ジェイヴァース - リズムギター
- リッチー・カナータ - サックス、フルート、オルガン