コールド・スプリング・ハーバー〜ピアノの詩人
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『コールド・スプリング・ハーバー〜ピアノの詩人』 | ||||
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ビリー・ジョエル の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ロック | |||
時間 | ||||
レーベル |
ファミリー・プロダクションズ コロムビア・レコード(1983年再発時) | |||
プロデュース | アーティ・リップ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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ビリー・ジョエル アルバム 年表 | ||||
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コールド・スプリング・ハーバー〜ピアノの詩人(Cold Spring Harbor)は、ビリー・ジョエルが1971年に発表したアルバム。ザ・ハッスルズ、アッティラといったバンドでの活動を経て発表されたソロ・デビュー作。
解説
[編集]レコーディングは主にロサンゼルスで行われ、「ホワイ・ジュディ・ホワイ」と「ユー・ルック・ソー・グッド・トゥ・ミー」の2曲はニューヨーク録音。オリジナル盤は、テープの回転数が早い状態でマスタリングされるというミスが生じ、完成されたアルバムを聴いたジョエルは、レコードを道に投げつけたという話が伝わっている[2]。更にジョエルは、プロデューサーのアーティ・リップの完全主義ぶりにも不満だったと述べている[3]。
発表当時はヒットしなかったが、「シーズ・ガット・ア・ウェイ」はライヴ・アルバム『ソングズ・イン・ジ・アティック』(1981年)収録のヴァージョンがシングル・カットされ、全米23位に達する。1983年には本作がコロムビア・レコードから再発され、その際に回転数の修正に加えてバッキング・トラックも編集され、オリジナル盤では5分ほどの長さだった「ユー・キャン・メイク・ミー・フリー」は3分程度になった[2]。再発時に全米アルバム・チャートへのチャート・インを果たし、1984年に全米158位に達した。
収録曲
[編集]全曲ビリー・ジョエル作。9.はインストゥルメンタル。
- シーズ・ガット・ア・ウェイ - "She's Got a Way" - 2:55
- ユー・キャン・メイク・ミー・フリー - "You Can Make Me Free" - 2:58
- エヴリバディ・ラヴズ・ユー・ナウ - "Everybody Loves You Now" - 2:49
- ホワイ・ジュディ・ホワイ - "Why Judy Why" - 2:56
- フォーリング・オブ・ザ・レイン - "Falling of the Rain" - 2:42
- ターン・アラウンド - "Turn Around" - 3:07
- ユー・ルック・ソー・グッド・トゥ・ミー - "You Look So Good to Me" - 2:28
- トゥモロー・イズ・トゥデイ - "Tomorrow Is Today" - 4:41
- ノクターン - "Nocturne" - 2:53
- ゴット・トゥ・ビギン・アゲイン - "Got to Begin Again" - 2:53
参加ミュージシャン
[編集]- ビリー・ジョエル - ボーカル、ピアノ、オルガン、ハープシコード、ハーモニカ
- ジョー・オズボーン - ベース
- ラリー・ネクテル - ベース
- ライス・クラーク - ドラムス
- デニー・シーウェル - ドラムス
- ドン・エヴァンス - ギター
- サル・デ・トロイア - ギター
- スニーキー・ピート - スティール・ギター
- マイク・マクギー - ドラムス(on 3. 6.)
- アル・キャンベル - キーボード(on 6.)
- L.D.ディクソン - エレクトリックピアノ(on 6.)
脚注
[編集]- ^ Cold Spring Harbor - Billy Joel : Awards : AllMusic
- ^ a b Cold Spring Harbor - Billy Joel : AllMusic - Review by Stephen Thomas Erlewine
- ^ 日本盤CD(MHCP 1010)ライナーノーツ(鈴木道子、1998年1月)