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ダイアン・レイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ダイアン・レーンから転送)
ダイアン・レイン
Diane Lane
Diane Lane
2011年
本名 Diane Colleen Lane
生年月日 (1965-01-22) 1965年1月22日(59歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク
身長 160cm
職業 女優
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 1979年 -
活動内容 1979年:映画デビュー
配偶者 クリストファー・ランバート(1988年 - 1994年)
ジョシュ・ブローリン(2004年 - 2013年)
主な作品
映画
リトル・ロマンス
アウトサイダー
ストリート・オブ・ファイヤー
愛は危険な香り
ジャッジ・ドレッド
オーバー・ザ・ムーン
パーフェクト ストーム
陽だまりのグラウンド
運命の女
トスカーナの休日
マン・オブ・スティール
トランボ ハリウッドに最も嫌われた男
バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
ボンジュール、アン
ジャスティス・リーグ
すべてが変わった日
テレビドラマ
ロンサム・ダブ
ハウス・オブ・カード 野望の階段
受賞
全米映画批評家協会賞
主演女優賞
2002年運命の女
ニューヨーク映画批評家協会賞
主演女優賞
2002年『運命の女』
その他の賞
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ダイアン・レイン英語: Diane Lane, 1965年1月22日 - )は、アメリカ合衆国女優

人物

[編集]

ニューヨーク州ニューヨーク出身。赤ん坊の時に両親が離婚し[1]、演技コーチでタクシードライバーでもあった父親[1]に育てられる[2]。15歳で独立しようとしロサンゼルスに移るが、すぐにニューヨークに戻り、友人の家に間借りする[2]

子供の頃から舞台に立っており、1979年の『リトル・ロマンス』で映画デビュー。ローレンス・オリヴィエと共演したこの作品で彼女の演技が絶賛され、様々な雑誌のカバーを飾るなど一時期は大変な人気だった。その後フランシス・フォード・コッポラに出会い、『アウトサイダー』『ランブルフィッシュ』(いずれも1983年)『コットンクラブ』(1984年)と彼の作品の常連となる。また1984年の『ストリート・オブ・ファイヤー』も高い評価を受けて日本では大ヒットし、この頃日本での人気は海外スターの中でも一二を争うほどだった。ただし本国全米ではこの時期の出演作がいずれもヒットせず、19歳で映画から遠ざかる結果になった。

3年後にカムバックし、映画でヌードシーンにも挑戦するが女優としては低迷する。1992年には日本映画『落陽』にも出演している。

1995年シルヴェスター・スタローン主演映画『ジャッジ・ドレッド』で、ヒロイン役を演じ、再び世界的な知名度を得た。

2002年運命の女』で全米映画批評家協会賞主演女優賞やニューヨーク映画批評家協会賞 主演女優賞を受賞する他、第75回アカデミー賞主演女優賞ゴールデングローブ賞の候補となる。

私生活

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ジョン・ボン・ジョヴィとの交際を経て1988年10月に俳優のクリストファー・ランバートニューメキシコ州サンタフェで結婚[2]。娘(エレノア・ジャスミン・ランバート)が1993年9月5日に生まれるが1994年に離婚した[3]2004年には俳優のジョシュ・ブローリンと再婚している[4]2013年2月、レインとブローリンは離婚を申請した[5]

出演作品

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映画

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公開年 邦題
原題
役名 備考
1979 リトル・ロマンス
A Little Romance
ローレン・キング
1980 ラスト・レター
Touched by Love
カレン
1982 幸福のチェッカー
Six Pack
ブリージー
アメリカン・ビューティ
Miss All American Beauty
テレビ映画、日本ではVHSスルー
1983 アウトサイダー
The Outsiders
チェリー・ヴァランス
ランブルフィッシュ
Rumble Fish
パティ
1984 ストリート・オブ・ファイヤー
Streets of Fire
エレン・エイム
コットンクラブ
The Cotton Club
ヴェラ・シセロ
1987 愛は危険な香り
Lady Beware
カティ
ビッグタウン
The Big Town
ロリー・ディーン
ダイアン・レイン/愛にふるえて
Priceless Beauty
チャイナ
1990 愛と青春の鼓動
Vital Signs
ジーナ
引き裂かれた天使
Descending Angel
イリーナ テレビ映画、日本ではVHSスルー
1992 美しき獲物
Knight Moves
キャシー
マイ・ニュー・ガン/あぶない若妻
My New Gun
デビー 日本ではVHSスルー
落陽 張蓮紅 日本映画
チャーリー
Chaplin
ポーレット・ゴダード
1993 インディアン・サマー/タマワクの英雄たち
Indian Summer
ベス 日本ではVHSスルー
1994 南部の風・南軍兵士の妻が語る100年の物語
Oldest Living Confederate Widow Tells All
ルーシー・ホニカット・マースデン テレビ映画、日本ではテレビ放映
1995 欲望という名の電車
A Streetcar Named Desire
ステラ テレビ映画、日本ではVHSスルー
ワイルド・ビル
Wild Bill
スザンナ・ムーア 日本ではVHSスルー
ジャッジ・ドレッド
Judge Dredd
ジャッジ・ハーシー
1996 ジャック
Jack
カレン・パウエル
マッド・ドッグス
Mad Dog Time
グレース
1997 イン・マイ・ライフ
The Only Thrill
キャサリン 日本ではVHSスルー
ホワイトハウスの陰謀
Murder at 1600
ニーナ・チャンス
1998 デッド・ロイヤル
Gunshy
日本ではVHSスルー
1999 オーバー・ザ・ムーン
A Walk on the Moon
パール インディペンデント・スピリット賞主演女優賞ノミネート
日本ではVHSスルー
2000 マイ・ドッグ・スキップ
My Dog Skip
エレン・モリス
パーフェクト ストーム
The Perfect Storm
クリスティーナ・コッター
ヴァージニアン/落日の決闘
The Virginian
テレビ映画、日本ではテレビ放映
2001 陽だまりのグラウンド
Hard Ball
エリザベス・ウィルクス
グラスハウス
The Glass House
エリン・グラス
2002 デブラ・ウィンガーを探して
Searching for Debra Winger
ドキュメンタリー
運命の女
Unfaithful
コニー・サムナー アカデミー主演女優賞ノミネート
ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)ノミネート
全米映画俳優組合賞主演女優賞ノミネート
放送映画批評家協会賞主演女優賞ノミネート
全米映画批評家協会賞主演女優賞受賞
ニューヨーク映画批評家協会賞 主演女優賞受賞
サテライト賞主演女優賞 (ドラマ部門)受賞
2003 トスカーナの休日
Under the Tuscan Sun
フランシス ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)ノミネート
2005 理想の恋人.com
Must Love Dogs
サラ・ノーラン
2006 ハリウッドランド
Hollywoodland
トニー・マニックス
2008 ブラックサイト
Untraceable
ジェニファー・マーシュ
ジャンパー
Jumper
メアリー・ライス
最後の初恋
Nights in Rodanthe
エイドリアン・ウィリス
キルショット
Killshot
カルメン・コルソン 日本ではDVDスルー
2010 セクレタリアト/奇跡のサラブレッド
Secretariat
ヘレン・チェナリー 日本ではDVDスルー
2012 キャスティング・ディレクター ハリウッドの顔を変えた女性
Casting By
ドキュメンタリー
2013 マン・オブ・スティール
Man of Steel
マーサ・ケント
2014 シークレット・デイ
Every Secret Thing
ヘレン・マニング
2015 インサイド・ヘッド
Inside Out
ライリーのママ 声の出演
ライリーの初デート?
Riley's First Date?
声の出演
短編映画
トランボ ハリウッドに最も嫌われた男
Trumbo
クレオ・トランボ
2016 バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
Batman v Superman: Dawn of Justice
マーサ・ケント
ボンジュール、アン
Paris Can Wait
アン・ロックウッド
2017 ザ・シークレットマン
Mark Felt: The Man Who Brought Down the White House
オードリー・フェルト
ジャスティス・リーグ
Justice League
マーサ・ケント
2019 セレニティー:平穏の海
Serenity
コンスタンス Netflix配信
2020 すべてが変わった日
Let Him Go
マーガレット・ブラックリッジ
2021 ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット
Zack Snyder's Justice League
マーサ・ケント
2024 インサイド・ヘッド2
Inside Out 2
ライリーのママ 声の出演
TBA Anniversary ポストプロダクション

テレビシリーズ

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放映年 邦題
原題
役名 備考
1989 ロンサム・ダブ
Lonesome Dove
ロレナ・ウッド 別題『モンタナへの夢』
ミニシリーズ、計4話出演
エミー賞主演女優賞 (ミニシリーズ・スペシャル部門)ノミネート
2018 ロマノフ家の末裔 〜それぞれの人生〜
The Romanoffs
キャサリン・フォード 計2話出演
ハウス・オブ・カード 野望の階段
House of Cards
アネット・シェパード 計7話出演
2021 Y:ザ・ラストマン
Y: The Last Man
Senator Jennifer Brown 計10話出演
2023 エクストラポレーションズ:すぐそこにある未来
Extrapolations
マーサ・ラッセル Apple TV+配信
計2話出演
2024 フュード/確執 カポーティ vs スワンたち
Feud: Capote vs. The Swans
スリム・キース 計8話出演
成りあがり者
A Man in Full
マーサ・クロッカー Netflix配信
ミニシリーズ

日本における出演

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関連書籍

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  • 『ダイアン・レイン』村岡三朗責任編集 芳賀書店 1981 シネアルバム
  • 『ダイアン・レイン』梶原和男責任編集 芳賀書店 1989 デラックスカラーシネアルバム

脚注

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  1. ^ a b Sager, Mike (2000年6月1日). “The Happy Life of Diane Lane”. Esquire. http://www.esquire.com/happy-life-diane-lane-0600 2008年5月2日閲覧。 
  2. ^ a b c Dougherty, Margot; Hutchings, David (1989年2月13日). “Diane Lane, with a New Husband and No Fear of Flying, Takes Wing Again in Lonesome Dove. People. http://www.people.com/people/archive/article/0,,20119558,00.html 2008年5月1日閲覧。 
  3. ^ Spines, Christine (May 2005). “Diane on Top”. Red 
  4. ^ Schneller, Johanna (January 2005). “Changing Lane”. In Style 
  5. ^ “=Exclusive: Josh Brolin, Diane Lane Divorcing After Eight Years”. Us Weekly. (21 February 2013). http://www.usmagazine.com/celebrity-news/news/josh-brolin-diane-lane-divorcing-after-eight-years-2013212 21 February 2013閲覧。 

外部リンク

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