ダンス・トゥナイト
「ダンス・トゥナイト」 | ||||||||||||||||
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ポール・マッカートニー の シングル | ||||||||||||||||
初出アルバム『追憶の彼方に〜メモリー・オールモスト・フル』 | ||||||||||||||||
B面 | ノド・ユア・ヘッド(Sly David Short Mix) | |||||||||||||||
リリース | ||||||||||||||||
規格 | ||||||||||||||||
録音 | 2007年1月 - 2月 | |||||||||||||||
ジャンル | ポップ | |||||||||||||||
時間 | ||||||||||||||||
レーベル | ヒア・ミュージック | |||||||||||||||
作詞・作曲 | ポール・マッカートニー | |||||||||||||||
プロデュース | デヴィッド・カーン | |||||||||||||||
チャート最高順位 | ||||||||||||||||
後述を参照 | ||||||||||||||||
ポール・マッカートニー シングル 年表 | ||||||||||||||||
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「ダンス・トゥナイト」(Dance Tonight)は、ポール・マッカートニーの楽曲である。2007年に発売されたアルバム『追憶の彼方に〜メモリー・オールモスト・フル』にオープニング・トラックとして収録され、マッカートニーの65歳の誕生日となる2007年6月18日に配信限定シングルとして発売された[1]。全英シングルチャートで初登場34位を記録[2]。後に10インチのピクチャーディスクとしても発売され、7月1日付の全英シングルチャートで最高位26位を記録[3]。7月7日付のBillboard Hot 100チャートで初登場69位を記録し[4]、これが同チャートにおける最高位となった。なお、この曲を最後に2015年までBillboard Hot 100チャートにマッカートニーのシングルがランクインした例がない。
第50回グラミー賞の最優秀男性ポップ・ヴォーカル賞にノミネートされた[5]。
2007年12月31日に放送された特別番組『Hootenanny』で、マッカートニーはカイリー・ミノーグと本作をデュエット[6]。2020年に発売されたジーニー・シーリーのアルバム『An American Classic』では、シーリーやレイ・スティーブンスと共演[7]。
背景・レコーディング
[編集]本作で使用されたマンドリンは、ミュージック・ビデオにも登場していて、マッカートニーがよく訪れているロンドンの楽器屋で購入したもの[8]。楽曲はマッカートニーがマンドリンを演奏するたびに踊り出すという娘のベアトリス[注釈 1]を題材としている。前述のとおり、アルバムのオープニング・ナンバーとして収録された楽曲だが、アルバムの為に録音された最後の楽曲で、土壇場で収録された[1]。
本作は、2007年1月から2月にかけてロンドンのRAKスタジオで録音され、マッカートニーは楽曲中でマンドリン、エレクトリック・ギター、ベース、ドラム、キーボード、パーカッション、オートハープと全ての楽器を演奏している[9]。
2007年夏にマッカートニーが出演するiPod + iTunes StoreのCMが放送された。内容はパステルカラーで統一されたアニメーションの街並みをモノクロのマッカートニーがマンドリンで本作を演奏しながら歩くというもの[10][11]。
ミュージック・ビデオ
[編集]本作のミュージック・ビデオは、ミシェル・ゴンドリーが監督を務めた作品で、主演のマッカートニーのほかに、マッカートニーの娘でファッションデザイナーのステラ・マッカートニーと親交のあるナタリー・ポートマンやマッケンジー・クルックらが出演している[12]。
ミュージック・ビデオは、郵便配達員がマッカートニーのもとにマンドリンを配達するところから始まる。マッカートニーは郵便配達員を家に招き入れ、届けられた箱からマンドリンを取り出し、本作を演奏し始める。すると、引き出しや暖炉など、家の中のあらゆるところからポートマン演じる幽霊たちが現れて踊り出す。幽霊たちの悪戯に恐怖感を抱いた郵便配達員は、マッカートニーの家から飛び出していく。幽霊はマッカートニーからマンドリンを奪い去っていく。その道中でマッカートニーを幽霊に変え、マッカートニーを道連れに箱の中へ入っていく。箱の中は幽霊達の世界が広がっており、パーティーが催されていた。そのパーティーでマッカートニーは、バンドの一員としてベースを演奏。パーティーの参加者の中には逃げ出したはずの郵便配達員をいた。そして映像は、道端に乗り捨てられた郵便配達のバンが映し出されて終わる。
このミュージック・ビデオは、『追憶の彼方に〜メモリー・オールモスト・フル (デラックス・エディション)』に付属のDVDやコンピレーションDVD『Michel Gondry 2: More Videos (Before and After DVD 1)』に収録されている。
シングル収録内容
[編集]全作詞・作曲: ポール・マッカートニー。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「ダンス・トゥナイト」(Dance Tonight) | |
合計時間: |
全作詞・作曲: ポール・マッカートニー。 | ||
# | タイトル | 時間 |
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1. | 「ダンス・トゥナイト」(Dance Tonight) | |
2. | 「ノド・ユア・ヘッド」(Nod Your Head (Sly David Short Mix) [feat. Lady Saw & Sizzla & Cherine]) | |
合計時間: |
クレジット
[編集]※出典[13]
チャート成績
[編集]チャート (2007年) | 最高位 |
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チェコ (Rádio Top 100)[14] | 98 |
UK シングルス (OCC)[3] | 26 |
UK Downloads (Official Charts Company)[15] | 15
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US Billboard Hot 100[4] | 69
|
US Adult Alternative Songs (Billboard)[16] | 19
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US Billboard Pop 100[17] | 19
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脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “SINGLE DETAILS - 24.05.2007”. MemoryAlmostFull.com (2007年5月24日). 2007年9月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年4月17日閲覧。
- ^ “Official Singles Chart Top 100”. Official Charts Company (2007年6月24日). 2020年4月17日閲覧。
- ^ a b "Official Singles Chart Top 100". UK Singles Chart. 2022年3月28日閲覧。
- ^ a b “The Hot 100”. Billboard. 2022年3月28日閲覧。
- ^ “第50回グラミー賞候補発表、ワインハウスとK・ウェストが最多数ノミネート”. AFPBB News. 株式会社クリエイティヴ・リンク (2007年12月7日). 2020年4月17日閲覧。
- ^ Roche, Elisa (2007年12月22日). “Kylie leaves Jools drooling”. Express.co.uk. Express Newspapers. 2022年3月28日閲覧。
- ^ Nicholson, Jessica (2020年8月13日). “Jeannie Seely Showcases Decades Of Friendships On New Album, 'An American Classic'”. MusicRow.com. Music Row Enterprises. 2022年3月28日閲覧。
- ^ アルバム『追憶の彼方に〜メモリー・オールモスト・フル (デラックス・エディション)』に収録のオーディオ・コメンタリーより
- ^ Perasi, Luca (2013). Paul McCartney: Recording Sessions (1969-2013). L.I.L.Y. Publishing. p. 400. ISBN 978-88-909122-1-4
- ^ “iPod+iTunes×ポール・マッカートニー(Paul Mccartney)?”. CDJournal リサーチ. 株式会社シーディージャーナル (2007年6月18日). 2020年4月17日閲覧。
- ^ “ポール・マッカートニー、iPod + iTunesの「顔」に”. ITmedia NEWS. アイティメディア (2007年6月15日). 2020年4月17日閲覧。
- ^ 『ポール・マッカートニー、新曲『ダンス・トゥナイト』ビデオクリップ 5月23日(水)より世界初、YouTubeにて独占公開! 〜 映画『エターナル・サンシャイン』の鬼才ミシェル・ゴンドリー監督、ナタリー・ポートマン共演で公開前から話題沸騰 〜』(プレスリリース)ユニバーサルミュージック、2007年5月22日 。2007年5月22日閲覧。
- ^ Memory Almost Full (CD Booklet). Paul McCartney. Hear Music. 2007.
- ^ "ČNS IFPI" (in Czech). Hitparáda – Radio Top 100 Oficiální. IFPI Czech Republic. Note: insert 200724 into search. 2022年3月28日閲覧。
- ^ “Official Singles Downloads Chart Top 100”. Official Charts Company. 2022年3月28日閲覧。
- ^ “Paul McCartney Chart History (Adult Alternative Songs)”. Billboard. 2022年3月28日閲覧。
- ^ “Paul McCartney : Billboard Singles”. AllMusic. 2010年10月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年3月28日閲覧。
外部リンク
[編集]- Dance Tonight - Geniusの歌詞ページ