テクラ (プロレスラー)
テクラ THEKLA | |
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プロフィール | |
リングネーム | テクラ |
本名 |
テクラ・カイシャウリ Thekla Kaischauri |
ニックネーム |
The Idol Killer 世界の毒グモ 毒蜘蛛 Toxic Spider |
身長 | 155cm |
体重 | 52kg |
誕生日 | 1993年4月30日(31歳) |
出身地 | オーストリア・ウィーン |
所属 | スターダム |
デビュー | 2017年 |
テクラ(THEKLA)こと、テクラ・カイシャウリ(Thekla Kaischauri 、1993年4月30日 - )は、オーストリアの女子プロレスラー、画家。身長155.8cm、体重52kg。
来歴
[編集]2018年にウィーンの地下プロレスでデビュー[1] [注 1]。同年には日本の地下プロレスで初来日[3]。
2019年7月、日本で女子プロレスを習うためにアイスリボンに6週間の留学。7月27日の道場マッチにて女子プロレスデビュー[4]。
2020年2月、WUW女子王者として再来日。
2月15日、道場マッチにてYappyから勝利し自身初勝利を上げる。
アイスリボン時代
[編集]2020年
[編集]3月21日までの滞在の予定だったがコロナ禍により帰国が叶わず滞在を延長。3月29日の道場マッチにてアイスリボン入団を発表。
8月26日、SEAdLINNNGに初参戦。
8月29日、後楽園ホール大会にて、7月にチェリーに敗北し奪われたWUW王座に挑戦しこれを奪還。
9月、ビザの関係でウィーンに帰国。この間に大学の修士課程を終える[2]。
12月、就労ビザを取得し再来日。2度目の緊急事態宣言が発令される直前であった。年末年始を挟み隔離期間を過ごす。
2021年
[編集]1月16日、アイスリボン道場での記者会見に登場し23日の後楽園より参戦を発表。
2月23日、横浜ラジアントホール大会にて春輝つくしの保持するIW19王座に挑戦。前哨戦での直接勝利・挑発・パフォーマンスもあり試合も白熱するも敗北[5]。
4月11日、Skipシティ大会にて世羅りさの保持するFantast ICE王座に挑戦するも敗北[6]。
5月3日、横浜ラジアントホール大会にて松屋うのの保持するトライアングルリボン王座に挑戦し直接勝利。自身初のアイスリボンのタイトル奪取となる[7]。
11月13日、大田区総合体育館大会にて藤田あかねに敗れWUW女子王座を喪失[8]。その試合を最後に欠場が続いた後、「本人からの申し出」により11月30日付でアイスリボンを退団[9]。
スターダム時代
[編集]2022年
[編集]1月3日、スターダムのベルサール新宿グランド大会に、ドンナ・デル・モンドの新メンバーとしてMIRAIとともに参戦[10]。
1月29日、愛知県体育館大会で白川未奈を下し、空位となっていたSWA世界王座を獲得[11]。
6月4日より欠場に入り、STARDOM 5★STAR GP 2022もエントリーが確定しながらも欠場することとなった[13]。その後、10月22日に復帰[14]。復帰直後からジュリアとのタッグ「Mafia Bella」でGODDESSES OF STARDOMにエントリー。4勝3敗と勝ち越しこそ決めたが、1勝差で決勝進出を逃した[15]。
2023年
[編集]5月27日、ジュリア、桜井まいとのトリオでKAIRI、なつぽい、安納サオリ組を破ってアーティスト・オブ・スターダム王座を獲得[16]。
6月27日から10日間、オーストリア文化フォーラムにて自身のイラスト作品やコスチュームを展示した個展「GIMME DANGER」を開催[17]。
2024年
[編集]1月3日、朱里、MIRAI、壮麗亜美組に敗れ、アーティスト王座を失う[18]。その翌日、自身が所属するユニットのドンナ・デル・モンドが解散[19]。テクラは休養すると明かし[20]、休養中の4月に画家として個展「K.O. CITY」を開催する[21]。
4月27日、「ALLSTAR GRAND QUEENDOM 2024」での刀羅ナツコ対白川未奈戦の試合途中に乱入し白川を急襲。そのまま大江戸隊入りする[22]と共にアイドル化するベビーフェイスレスラーに対し「アイドル文化を完全に根絶する」と宣言し「ジ・アイドルキラー」の肩書きを名乗るようになる。[23]
7月23日、渡辺桃とのタッグで朱里・小波組が保持していたゴッデス・オブ・スターダム王座を奪回する[24]。なお、試合途中で朱里を裏切った小波は試合終了後に大江戸隊に復帰することを宣言した[24]。
7月28日、刀羅ナツコが大江戸隊を解散して立ち上げた新ヒールユニット「H.A.T.E.」に所属を移行。
10月2日、後楽園ホール大会で行われたCOSMIC ANGELS vs H.A.T.E.の4vs4イリミネーションマッチにおいて、BULLET CLUB WAR DOGSのクラーク・コナーズの乱入によりなつぽいに勝利。[25]
11月17日、『Historic X-over Ⅱ ~新日本プロレス×STARDOM合同興行にクラーク・コナーズと組んで出場。
人物
[編集]- MFA(美術学修士)を取得しており、Tシャツのデザインも手掛ける[26][2]。
- 元バレリーナ。
- 五つの言語を使う事ができる。
- 19歳の頃、母国のライブハウスで見たプロレスのポスターに惹かれ、実際に観戦しひと目でハマり、自身もレスラーを志す[2]。
得意技
[編集]- DDD
- 相手の上半身をリバース・フルネルソンの形で捕らえた相手の体を右膝に乗せるようにして前傾姿勢となり、そこから自らの体を捻りながら倒れ込み、顔面からマットに叩きつける「ダブルアーム式ブレード・ランナー」。
- 以前までは「毒グモ・デス・ドロップ」という表記だった。[27]
- 女郎蜘蛛
- 蜘蛛絡み
- ダブルアーム・スープレックス
- ウィーバックネヒト
- 変形鎌固め
- 夜蜘蛛ノ固め
- 足4の字固めからグラウンドで鎌固めに決める
- スパイダーウェブ
- 「飛びつき式変形卍固め」
- Death trap choke
- 首4の字からブリッジで締め上げる
- スピアー
- ダイビング・ボディ・プレス
- ラリアット
- フロント・ハイキック
- スーパーキック
その他(反則技)
[編集]- ベルト(凶器)
- 自身が腰に装着しているベルトを外して鞭のように相手を叩いたり、相手を拘束することに使用している。
タイトル歴
[編集]- WUW女子王座(第3代・第5代)
- トライアングルリボン王座(第40代)
- SWA世界王座(第8代)
- ゴッデス・オブ・スターダム王座(第34代)
- パートナーは渡辺桃
- アーティスト・オブ・スターダム王座 (第30代)
入場曲
[編集]- Caught in Her Web
脚注
[編集]書誌出典
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b "【スターダム】デビューは母国の"地下プロレス" 5か国語操る才女テクラが日本に興味を持った意外なきっかけ". ENCOUNT. 株式会社Creative2. 8 November 2024. 2024年11月8日閲覧。
- ^ a b c d 週刊プロレス2021年6月2日号
- ^ https://ameblo.jp/joshi-puroresu-magazine/entry-12496762175.html
- ^ 藤本つかさ生誕プロデュース興行-つっかだらけのアイスリボン973- 18時00分開始
- ^ 横浜リボン2021・Feb.
- ^ アイスリボン1109 in SKIPシティ
- ^ 横浜リボン2021GW I~横浜プロレスまつり2021
- ^ "電流爆破に続き地下プロレス王座を賭けて藤田あかねがPOMジュースで毒蜘蛛退治!". バトル・ニュース. 14 November 2021. 2022年1月3日閲覧。
- ^ "老舗女子プロレス団体『アイスリボン』から大量離脱!現役王者含む7名がフリー・1名が引退へ". バトル・ニュース. 1 December 2021. 2022年1月3日閲覧。
- ^ "【スターダム】ジュリア率いるDDMに元東京女子のMIRAIと元アイスリボンのテクラが加入". 東京スポーツ. 3 January 2022. 2022年1月3日閲覧。
- ^ “【スターダム】テクラが決定戦制しSWA王座戴冠 敗れた白川未奈「勝ち逃げなんてさせない」”. 東スポWEB (2022年1月29日). 2024年5月8日閲覧。
- ^ “【スターダム】〝アイコン〟岩谷麻優がグランドスラム達成! テクラからSWA王座奪取「歴史作ってナンボ」”. 東スポWEB (2022年5月6日). 2024年5月8日閲覧。
- ^ “【スターダム】テクラがケガの治療のため「5★STAR」欠場 繰り上がりで向後桃が出場”. 東スポWEB (2022年7月26日). 2024年5月8日閲覧。
- ^ “2022年10月22日 『IWGP女子初代王者決定戦~1回戦~』”. スターダム✪STARDOM. 2024年5月8日閲覧。
- ^ “2022年12月4日 『第12回GODDESSES OF STARDOMタッグリーグ戦〜優勝決定戦〜』”. スターダム✪STARDOM. 2024年5月8日閲覧。
- ^ “【スターダム】KAIRIとジュリアが火花!REstart初防衛ならず、ドンナ・デル・モンドがアーティスト王座奪取 | プロレスTODAY” (2023年5月29日). 2024年5月8日閲覧。
- ^ “オーストリア出身の人気女子プロレスラー、大使館で個展”. 読売新聞. (2023年6月28日) 2023年6月30日閲覧。
- ^ “【スターダム】ゴッズアイがトライアングルD制覇&アーティスト奪取「結成以来、目標にしていた…」”. 東スポWEB (2024年1月3日). 2024年5月8日閲覧。
- ^ “【スターダム】ジュリアがDDMの解散を電撃発表 4年の歴史に幕「アリベデルチ、さらばだ!」”. 東スポWEB (2024年1月4日). 2024年5月8日閲覧。
- ^ “「プロレス界からいなくなるわけじゃない」ジュリア率いる“ドンナ・デル・モンド”が発展的解散を果たし4年間の歴史に幕!”. バトル・ニュース. 2024年5月8日閲覧。
- ^ “Instagram”. www.instagram.com. 2024年5月8日閲覧。
- ^ “【スターダム】4か月ぶりに登場のテクラが大江戸隊に電撃加入「テクラが戻ってきたよ~」”. 東スポWEB (2024年4月27日). 2024年5月8日閲覧。
- ^ “【スターダム】テクラが大江戸隊に電撃加入!『アイドル文化を完全に根絶する!』白川未奈 vs 刀羅ナツコ!-4.27横浜BUNTAI大会-【STARDOM】”. 2024年4月27日閲覧。
- ^ a b "【スターダム】小波が師・朱里を裏切り、渡辺桃&テクラがゴッデス王座戴冠!「今までの小波はニセモノだ。今ここに立っているのが、正真正銘新しくなった小波だ!」". プロレスTODAY. リアルクロス. 24 July 2024. 2024年7月25日閲覧。
- ^ “STARDOM NIGHTER in KORAKUEN Oct. 2024年10月2日(水) 東京・後楽園ホール ◆4vs4イリミネーションマッチ”. 公式Xより. 20241002閲覧。
- ^ https://iceribbon.com/fighter_detail.php?id=47
- ^ reserved, Copyright (c) 2020 World Wonder Ring STARDOM, All rights. “テクラ”. スターダム✪STARDOM. 2024年5月31日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- スターダム公式プロフィール
- テクラ (@toxic_thekla) - X(旧Twitter)
- テクラ (@toxic_thekla) - Instagram