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デビッドジュニア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
デヴィッドジュニアから転送)
デビッドジュニア
ロードヴェイル・リミテッドの勝負服
品種 サラブレッド
性別
毛色 栗毛
生誕 2002年4月18日
Pleasant Tap
Paradise River
生国 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
生産者 A.I.Appleton
馬主 Roldvale Limited
調教師 Brian J.Meehan(イギリス)
競走成績
生涯成績 13戦7勝
獲得賞金 2,359,960ポンド
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デビッドジュニア(またはデヴィッドジュニアDavid Junior)とはイギリス競走馬である。2005年から2006年にかけ中距離戦線で活躍し、チャンピオンステークス (G1) 、ドバイデューティーフリー (G1) 、エクリプスステークス (G1) などに勝った。父はタップダンスシチープレミアムタップなどを輩出しているプレザントタップ

のレースでの強さは本物で、2005年のWTRR芝・中距離部門第1位となった。しかし唯一のダート戦出走となったブリーダーズカップ・クラシック(G1・ダート10ハロン)では最初からついていけず、1400メートルほど走ったものの、直線半ばギブアップという形で競走を中止した(記録上は最下位の13着)。G1馬が故障や落馬してもいないのに競走を中止するのはかなりめずらしいことである。すでにブリーダーズカップ・クラシックの前に日本中央競馬会 (JRA) によって購入されており、これを最後に引退、2007年春から日本種牡馬生活を送っていた。

なおJRAは日本語馬名をデッドジュニアで登録したが、すでに日本国内ではデヴィッドジュニアの表記が広まっていたため混乱を生じた。それまでの慣例からはデヴィッドジュニアの方が予想されたこともあり、命名には批判もある。

競走成績

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イギリス11戦6勝、アラブ首長国連邦1戦1勝、アメリカ合衆国1戦0勝。

種牡馬時代

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引退後、2007年から新ひだか町静内の日本軽種馬協会 (JBBA) 静内種馬場で供用され、初年度は102頭に種付けし、のちに66頭が血統登録された。

2009年11月バゴと入れ替わりでJBBA胆振種馬場に移動。

2010年門別競馬場で行われた6月16日ルーキーチャレンジをワイルドジュニアが制して、この勝利が産駒の地方競馬中央競馬通じての初勝利となった。また、7月18日には新潟競馬場で行われた2歳未勝利戦をゲンパチマイラヴが制し、中央競馬での初勝利となった。

2012年の種付けシーズン終了後にJBBA静内種馬場へ移動した。

2013年から2020年まではJBBA七戸種馬場で供用され、2021年よりJBBA静内種馬場で再び供用される。

供用3年目の2009年に種付け頭数が4頭となって以降、12頭に種付けした2013年を除いて種付け頭数が毎年10頭未満と低迷していたが、2024年10月26日に種牡馬を引退し、功労馬となることが発表された[1]

血統表

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デビッドジュニア血統リボー系/Never Bend4×4=12.50%、Prince John4×5=9.38% (血統表の出典)

Pleasant Tap
1987 鹿毛
父の父
Pleasant Colony
1978 黒鹿毛
His Majesty Ribot
Flower Bowl
Sun Colony Sunrise Flight
Colonia
父の母
Never Knock
1979 黒鹿毛
Stage Door Johnny Prince John
Peroxide Blonde
Never Hula Never Bend
Hula Hula

Paradise River
1994 鹿毛
Irish River
1976 栗毛
Riverman Never Bend
River Lady
Irish Star Klairon
Botany Bay
母の母
North of Eden
1983 鹿毛
Northfields Northern Dancer
Little Hut
*ツリーオブノレッジ Sassafras
Sensibility F-No.3-h

近親にパラダイスクリーク(伯父)、シアトリカル(祖母の半兄)、タイキブリザード(祖母の半弟)。

脚注

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外部リンク

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