ドモジェドヴォ空港
M. V. ロモノーソフ名称ドモジェドヴォ空港 Международный аэропорт Домодедово имени М. В. Ломоносова Moscow Domodedovo International Airport | |||||||||||||||||
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IATA: DME - ICAO: UUDD | |||||||||||||||||
概要 | |||||||||||||||||
国・地域 | ロシア | ||||||||||||||||
所在地 | モスクワ州ドモジェドヴォ | ||||||||||||||||
母都市 | モスクワ | ||||||||||||||||
種類 | 公共 | ||||||||||||||||
運営者 | East Line Group | ||||||||||||||||
拠点航空会社 | S7航空、ウラル航空 | ||||||||||||||||
標高 | 181 m (593 ft) | ||||||||||||||||
座標 | 北緯55度24分31秒 東経37度54分22秒 / 北緯55.40861度 東経37.90611度座標: 北緯55度24分31秒 東経37度54分22秒 / 北緯55.40861度 東経37.90611度 | ||||||||||||||||
地図 | |||||||||||||||||
滑走路 | |||||||||||||||||
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統計(2017年) | |||||||||||||||||
旅客数 | 30,700,000 | ||||||||||||||||
発着回数 | 234,700 | ||||||||||||||||
出典:[1] | |||||||||||||||||
リスト | |||||||||||||||||
空港の一覧 |
M. V. ロモノーソフ名称ドモジェドヴォ空港(ドモジェドヴォくうこう、露: Международный аэропорт Домодедово имени М. В. Ломоносова、ミェジュドゥナロードヌィイ・アエロポルト・ドモヂェドヴォ・イミェニ・エム・ヴェー・ロモノーソヴァ英: Domodedovo Mikhail Lomonosov International Airport)は、ロシア連邦の首都モスクワ市中心部から40km南方のドモジェドヴォ市にある国際空港。2019年5月31日にウラジーミル・プーチン大統領が空港名に科学者のミハイル・ロモノーソフを冠する大統領令に署名した[2]。
ロシア第二の航空会社S7航空の拠点となっており、ワンワールドとスターアライアンスの大半の航空会社が乗り入れている。国内線は主にシベリア、コーカサス、サンクトペテルブルク方面への便が就航している。
沿革
[編集]1964年3月にツポレフ104(Tu-104)を使用したスヴェルドロフスク(現・エカテリンブルク)便を運航開始。公式的には、主にソビエト連邦内の長距離国内線空港として、1965年5月に開業。1975年にはツポレフ144(Tu-144)のアルマ・アタ(現・アルマトイ)行き初飛行の地に選ばれた。
1996年よりイースト・ライン・グループが75年貸与の形で空港の営業を開始(滑走路は国有)。ターミナルビルや施設に多額の投資が行われ、多くの外国航空会社がシェレメーチエヴォ国際空港から移動し就航することとなった。
アエロフロート・ロシア航空も一部の貨物便をこの空港へ移し、現在ロシア最大級の空港となっており、重要な役割を果たしているものの、2011年1月24日、ドモジェドヴォ空港爆破事件が発生。30人以上が死亡した[3][4]。
2018年10月よりロシア国内の空港名に冠する計画が開始され、国民投票を経て2019年5月31日にウラジーミル・プーチン大統領がホムトヴォ空港に科学者ミハイル・ロモノーソフを冠する大統領令に署名した[2][5]。
2023年、モスクワがウクライナ軍から連続的なドローン攻撃を受けた事で、空港を一時閉鎖した[6]。2024年、ロシア大統領選挙期間中にウクライナ軍からと思われるドローン攻撃を受けた[7]。
画像
[編集]就航航空会社と就航都市
[編集]2022年2月以降は以下の就航航空会社と就航都市は大幅に変更されている。西側諸国との航空路線は全便が運航停止になっている。
○ - ワンワールド
☆ - スターアライアンス
△ - スカイチーム
▽- 2022年より乗り入れ停止
国際線
[編集]国内線
[編集]航空会社 | 就航地 |
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S7航空 | アバカン、 アナパ、アストラハン、バルナウル、ブラーツク、チェリャビンスク、チタ、カリーニングラード、イルクーツク、ベルゴロド、ブラゴヴェシチェンスク、ゴルノ=アルタイスク、ケメロボ、クラスノヤルスク、クラスノダール、リペツク、ミネラーリヌィエ・ヴォードィ、ミルヌィ、ナドゥム、ムルマンスク、ニジネカムスク、ニジネヴァルトフスク、ニジニ・ノヴゴロド、ノリリスク、ノヴォクズネツク、ノーヴィ・ウレンゴイ、ノボシビルスク、オムスク、ペンザ、ペルミ、ペトロザヴォーツク、サマーラ、ロストフ・ナ・ドヌ、サラトフ、サラトフ、ソチ、シンフェローポリ、サンクトペテルブルク、スタヴロポリ、チュメニ、トムスク、ウファ、ウラジカフカス、ウラン・ウデ、ヴォロネジ、ヴォルゴグラード、エカテリンブルク |
ウラル航空 | バルナウル、チタ、チェリャビンスク、イルクーツク、カリーニングラード、カザン、ミネラーリヌィエ・ヴォードィ、ノヴォシビルスク、オムスク、トムスク、ロストフ・ナ・ドヌ、サンクトペテルブルク、スルグト、エカテリンブルク |
ヤマル航空 | クラスノヤルスク、ナドゥム、ノーヴィ・ウレンゴイ、ノヤブリスク、サンクトペテルブルク、チュメニ、サレハルド |
アルロサ航空 | ミールヌイ、ノヴォシビルスク、ウダーチヌイ |
ノルダヴィア | ムルマンスク、アルハンゲリスク、マハチカラ |
ノルドスター航空 | クラスノヤルスク、アナパ、マハチカラ、ミネラーリヌィエ・ヴォードィ、ノリリスク、ソチ、サンクトペテルブルク |
en:Red Wings Airlines | アストラハン、ノヴォシビルスク、ソチ、ウファ、シンフェローポリ |
en:Severstal Air Company | アパチートゥイ/キロフスク、チェレポヴェツ |
イル・アエロ | バルナウル、イルクーツク、オムスク、ウラジオストク |
UVTアエロ | ブグリマ、ゲレンジーク、ソビエツキー |
en:Komiaviatrans | サンクトペテルブルク、スィクティフカル |
en:Izhavia | イジェフスク |
空港アクセス
[編集]鉄道
[編集]- アエロエクスプレスがドモジェドヴォ空港駅からパヴェレツキー駅(Павелецкий вокзал)まで40-50分で結んでいる。料金は2017年9月現在スタンダードクラス(2等車)で500ルーブル、ビジネスクラスで1000ルーブル。運行間隔は30 - 60分おきで、昼間は基本的に毎時0分と30分発の30分おき。ロシア鉄道ED4形電車とエヴラジアというシュタッドラー・レール社製の2階建て車両KISSが使用される。
- コミューター・トレインがパヴェレツキー駅まで70-80分で結んでいる。料金は55ルーブル。列車の本数が少ない。
バス
[編集]- 308番小型バス(マルシュルートカ)が空港ターミナル前の駐車場内から地下鉄 ドモジェドフスカヤ駅(Станция Домодедовская)まで25 - 30分で結んでいる。料金は120ルーブル。
タクシー
[編集]- 3社が市内まで定額運賃で運行している。車種により料金が異なる。また、ロビーで声をかけてくる白タクシーが多いため要注意。[要出典]
脚注
[編集]- ^ “Объемы перевозок через аэропорты МАУ за январь-декабрь 2017 года ドモジェドヴォ国際空港 2017年統計”. 2018年1月19日閲覧。
- ^ a b “ロシア各地の空港、大統領令で改名 サハリン島にチェーホフ空港誕生”. AFPBB News. フランス通信社. (2019年6月1日) 2019年6月3日閲覧。
- ^ モスクワの爆発事件 死者30人以上に 自爆テロか The Voice of Russia (2011年1月24日)2011年1月26日閲覧。
- ^ 朝日新聞、毎日新聞、読売新聞 2011年1月25日付1面
- ^ “ロシアの空港に人名がつけられる”. Sputnik 日本. スプートニク. (2019年6月1日) 2019年6月3日閲覧。
- ^ “モスクワへ6夜連続の無人機攻撃、主要3空港が一時閉鎖…黒海艦隊にも攻勢”. 読売新聞オンライン (2023年8月26日). 2024年3月22日閲覧。
- ^ “ロシア大統領選最終日 空港にドローン攻撃”. テレ朝news. 2024年3月22日閲覧。