ドーム (企業)
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種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
本社所在地 |
日本 〒135-0063 東京都江東区有明1-3-33 |
設立 | 1996年5月8日 |
業種 | 卸売業 |
法人番号 | 7010701015264 |
事業内容 | スポーツ用品の製造・販売 |
代表者 | 北島義典(代表取締役CEO) |
資本金 | 9,000万円、8億円(資本準備金) |
売上高 | 337億3400万円(2020年12月31日時点)[1] |
営業利益 | 13億1500万円(2020年12月31日時点)[1] |
経常利益 | 11億7700万円(2020年12月31日時点)[1] |
純利益 | 11億1400万円(2020年12月31日時点)[1] |
純資産 | 48億9700万円(2020年12月31日時点)[1] |
総資産 | 355億0600万円(2020年12月31日時点)[1] |
従業員数 | 214名(2023年1月現在) |
主要株主 | 伊藤忠商事株式会社 |
主要子会社 | 株式会社ドームユナイテッド |
関係する人物 | 安田秀一 |
外部リンク | domecorp.com |
株式会社ドーム(英: DOME CORPORATION)はスポーツ関連事業を展開する日本の輸入製造販売会社。事業内容は各種スポーツ用品、スポーツサプリメントの製造・販売。アスリートへのパフォーマンスディレクション。
社名の由来は"Dedicated Organization Motivated to Excel"というフレーズの頭文字 [2] であり、企業理念は「社会価値の創造」[3]、行動基準は「現場主義」「自前主義」「世界連携主義」[3] である。
沿革
[編集]- 1996年
- 元アメリカンフットボール大学全日本代表チームのキャプテンの安田秀一がテーピングの輸入販売会社を設立。
- 1998年
- 米国のスポーツアパレル「アンダーアーマー」と契約を締結し日本総代理店となる。
- 2000年
- DNS開発・販売[4]
- 2003年
- ドーム商品取扱店舗が1000店を超える[5]。
- 2005年
- 「ドームスポーツサミット」(新商品展示受注会)年2回全国主要5都市での開催 [6]。
- 男子プロゴルフツアー「アンダーアーマーKBCオーガスタ2005」の冠協賛 [6]。
- 2006年
- 創業10周年 。アンダーアーマー初となる日本版TVコマーシャル[7]。
- 2007年
- サッカーJ1大宮アルディージャとのオフィシャルスポンサー契約を締結。アンダーアーマー(Under Armour)のインナーウェアの提供を開始[8]。
- 2008年
- DNSがスポーツサプリメント売上シェア第2位に成長。
- トップアスリートをソフト面から支えるパフォーマンス開発機関「ドームアスリートハウス(DOME ATHLETE HOUSE 通称:DAH)」を開設[9]。
- 2009年
- J1大宮アルディージャのユニフォーム、トレーニングウェアなどすべてにアンダーアーマーが採用
- アンダーアーマーが国内スポーツアパレルの売り上げTOP10に入るまで成長。
- 12月、関連団体である一般財団法人日本スポーツ振興会が主催し、ドームが特別協賛する、「第1回アンダーアーマーカップ イン クマガヤ」が開催[10]。
- 2010年
- 6月5日、日本初となるアンダーアーマーの直営店「アンダーアーマー クラブハウス 天王洲」をオープン。
- 関連団体である一般財団法人日本スポーツ振興会が後の主催となる、「アンダーアーマーカップ第1回全国小学生硬式野球交流大会」に特別協賛。この大会は日本国内の5つの小学生硬式野球リーグに 参加する約200チームの代表が、リーグ間の垣根を越えて日本一を競う唯一の大会である[11]。
- 2011年
- 東日本大震災復興チャリティーTシャツを企画、販売。売上げの全てを被災地の復興支援に寄付しました。
- 7月2日には関西地域初となる、アンダーアーマーの直営第2号店「アンダーアーマー クラブハウス 大阪堀江」をオープン。
- 韓国(ソウル)、中国(香港)に事業拠点を立ち上げ[12]。
- 2012年
- 「FISフリースタイルスキーワールドカップ(モーグルW 杯)苗場大会」に初めて特別協賛。
- DNSからゼリータイプの新商品「DNSパワーゼリー」を発売。コンビニエンスストアで初展開すると同時に、DNSでは初となるTVCMを放映[13]。
- 2013年
- DNS CAFE中野オープン。
- アンダーアーマーがバスケットボール男女日本代表のオフィシャルサプライヤーとなる。
- 公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)のスポーツ用品カテゴリーのオフィシャルパートナーとして、2013年より活動開始[14]。
- 2014年
- 沖縄県初のプロスポーツチームである日本プロバスケットボールリーグ(TKbjリーグ)の琉球ゴールデンキングスと10年間のパートナーシップ契約を結ぶ。
- 「第一回 SPJ ジャパンコーチズアワード 2014」(主催:日本スポーツ振興会)へ特別協賛するとともに、運営サポートを行う。
- 日本での人気も高い「JALホノルルマラソン」に"オフィシャル・ランニング・パートナー"として参画。
- 12月、読売ジャイアンツとの5年間のパートナーシップ契約を締結[15]。
- 2015年
- 「アンダーアーマーブランドハウス心斎橋」オープン。
- 10月、本社を、品川区東品川2-2-20天王洲郵船ビルから、「有明ヘッドクォーター(有明HQ)」と称し江東区有明に移転した[16][17]。
- 12月、「株式会社いわきスポーツクラブ」を設立し[18]、いわきFCの運営権をいわきスポーツクラブから譲渡される[19]。
- 2016年
- 春、福島県いわき市に物流センター「ドームいわきベース」が完成。震災復興・地域活性化、街づくりというテーマも掲げ、センター敷地内のグラウンド施設でのスポーツイベントの実施も検討している[20][21][22]。
- 関東学院×アンダーアーマー(株式会社ドーム) パートナーシップ契約締結[23]。
- 筑波大学×アンダーアーマー(株式会社ドーム) 包括的パートナーシップ協定を締結[24]。
- 2017年
- 近畿大学×アンダーアーマー パートナーシップ締結[25]。
- アンダーアーマー契約選手で米国NBAの2014-15シーズン MVP&ワールドチャンピオンのステフィン・カリー選手がアジアツアー「UA Roadshow featuring Stephen Curry」のため来日。U-18世代の日本代表選手を対象にバスケクリニックを開催。
- 7月、CEOの安田秀一が筑波大学アスレチックデパートメント(AD)設置準備室トップに就任。同時に同大客員教授に就任[26]。
- 2020年
- 6月、メディカル事業をドームメディカルを設立の上で分社化し、船⼤忠へ譲渡[27]。
- 8月、スポーツニュートリション事業(DNS事業)を会社分割(簡易吸収分割)により日本産業推進機構グループが投資事業有限責任組合などの出資よって設立されたDNSへ事業譲渡[28](なお、DNSが行っていた同事業は2024年11月に第一三共ヘルスケアへ再譲渡される[29])。
- 2021年
- ドームアスリートハウス事業を会社分割によって設立されたDAHへ継承した上で、発行済株式の86%をJFLAホールディングスへ譲渡[30]。
- 2022年
- 発行済み株式の過半数(Under Armour Inc.保有分を除く既存株式)を伊藤忠商事が取得し、同社の連結子会社となることを公表[31][32]。
- 2023年
- 株式会社いわきスポーツクラブの全株式を譲渡するとともに、5年間のスポンサー契約を締結[33]。
事業内容
[編集]2024年11月現在[34]
- スポーツプロダクト事業(アンダーアーマー)
契約
[編集]2017年7月現在[35]。
パートナーシップ契約
[編集]- 琉球ゴールデンキングス(2014年10月締結[36])
- 読売ジャイアンツ(2015年1月1日から2019年12月31日まで5年間)[37]
- 熊本ヴォルターズ
- 宇都宮ブレックス
- 千葉ジェッツふなばし
- 福島ファイヤーボンズ
- 大阪エヴェッサ
- 学校法人関東学院[38]
- 延岡学園高等学校[39]
- 開志国際高等学校[40]
- 国立大学法人 筑波大学[24]
- 近畿大学[41]
契約している著名人
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契約チーム
[編集]- サッカー
- バスケットボール
- ラグビー
過去の契約チーム
[編集]- 野球
- サッカー
- バスケットボール
サポートチーム
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脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f 株式会社ドーム 第25期決算公告
- ^ 社名の由来
- ^ a b 企業理念/三大主義
- ^ ドームヒストリー2000
- ^ ドームヒストリー2002-2003
- ^ a b ドームヒストリー2004-2005
- ^ ドームヒストリー2006
- ^ “アンダーアーマー(Under Armour)、大宮アルディージャへインナーウェア提供 ―サッカー界初のインナーウェア個別契約―” (2007年1月17日). 2022年5月8日閲覧。
- ^ ドームヒストリー2007-2008
- ^ ドームヒストリー2009
- ^ ドームヒストリー2010
- ^ ドームヒストリー2011
- ^ ドームヒストリー2012
- ^ ドームヒストリー2013
- ^ ドームヒストリー2014
- ^ 松村道央の優勝にも貢献!株式会社ドームの新社屋が有明に誕生(No.39800) - ALBA.Ne
- ^ 2015.08.25 本社及びドームアスリートハウス(DAH)移転のお知らせ (PDF)
- ^ “ドーム、「いわきFC」を運営する会社「株式会社いわきスポーツクラブ」を設立”. Facebook 株式会社ドーム公式アカウント. 2016年4月6日閲覧。
- ^ “いわきでサッカークラブ運営 スポーツ用品販売「ドーム」”. 47NEWS. 2016年4月25日閲覧。
- ^ プロジェクト紹介 -ドームいわきベース
- ^ 【インタビュー】「アンダーアーマー」軸に2020年に売上高1000億円を目指すドームの野望とは? 1/2 WWD JAPAN.COM
- ^ 福島県2部から「年間売上100億円」へ株式会社ドームといわきFCが目指すもの 1/2 スポーツナビ、2016年1月19日
- ^ 関東学院×アンダーアーマー(株式会社ドーム) パートナーシップ契約締結
- ^ a b 筑波大学×アンダーアーマー(株式会社ドーム) 包括的パートナーシップ協定を締結
- ^ 近畿大学×アンダーアーマー パートナーシップ締結
- ^ 筑波大学アスレチックデパートメント設置準備室-facebook
- ^ 『メディカル事業の分社化・譲渡について』(PDF)(プレスリリース)株式会社ドーム、2020年6月1日 。2024年11月1日閲覧。
- ^ 『NSSKによる株式会社ドームからの スポーツニュートリション事業(DNS)の事業譲り受けについて』(プレスリリース)日本産業推進機構グループ、2020年8月31日 。2024年11月1日閲覧。
- ^ 『スポーツ向けプロテイン・サプリメントブランド「DNS」事業開始のお知らせ』(プレスリリース)第一三共ヘルスケア株式会社、2024年11月1日 。2024年11月1日閲覧。
- ^ 『ドームアスリートハウス事業(DAH 事業)の譲渡に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)株式会社ドーム、2021年1月5日 。2024年11月1日閲覧。
- ^ 『当社株式譲渡に関するお知らせ』(プレスリリース)株式会社ドーム、2022年4月5日 。2022年4月5日閲覧。
- ^ 『米国「アンダーアーマー」の日本総代理店 株式会社ドームの株式取得について』(プレスリリース)伊藤忠商事株式会社、2022年4月5日 。2022年4月5日閲覧。
- ^ 『株式会社いわきスポーツクラブ株式譲渡及び新たなスポンサー契約締結に関するお知らせ』(PDF)(プレスリリース)株式会社ドーム、2023年12月8日 。2024年11月1日閲覧。
- ^ 2つの事業:FOUR BUSINESS
- ^ “ドームアスリート”. ドーム. 2016年9月6日閲覧。
- ^ “アンダーアーマーとキングス、10年契約”. 琉球新報. (2014年7月10日) 2016年8月10日閲覧。
- ^ ドーム社とパートナーシップ契約 UAの新ユニホーム発表 読売巨人軍公式サイト、2014年12月22日
- ^ ドームと関東学院大学が包括的提携 スポーツの発信力で教育環境を向上 WWD JAPAN.COM、2016年4月19日
- ^ 「延岡学園高等学校×アンダーアーマー パートナーシップ契約締結」『アンダーアーマー』、ドーム、2016年6月23日 。2016年8月10日閲覧。
- ^ 「開志国際高等学校×アンダーアーマー パートナーシップ契約締結」『アンダーアーマー』、ドーム、2016年6月28日 。2016年8月10日閲覧。
- ^ 『近畿大学×アンダーアーマー パートナーシップ締結』
- ^ 「『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』山本玲とアドバイザリー契約を締結」『アンダーアーマー』、ドーム、2016年9月5日 。2016年9月6日閲覧。
- ^ 『【チーム】2017オフィシャルユニフォームサプライヤー決定のお知らせ』(プレスリリース)公式サイト、2016年12月20日 。2016年12月25日閲覧。
- ^ “ユニホームサプライヤー決定のお知らせ”. 公式Facebook. (2016年9月22日) 2016年12月26日閲覧。
関連項目
[編集]- 加藤ミリヤ(2016年、女性のスポーツやトレーニングについて啓蒙啓発していくサポートパートナーとして起用 [1])
- 岩出玲亜(2020年8月末までアンダーアーマー(旧:ドーム)に所属していた陸上長距離選手)
外部リンク
[編集]- 株式会社ドーム
- 株式会社ドームユナイテッド
- DOME.corp(アンダーアーマー) (@domecorp) - X(旧Twitter)
- NICE DOME - YouTubeチャンネル