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BEENOS

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ネットプライスから転送)
BEENOS株式会社
BEENOS Inc.
種類 株式会社
市場情報
東証プライム 3328
2004年7月8日上場
本社所在地 日本の旗 日本
140-0001
東京都品川区北品川4-7-35
御殿山トラストタワー7F
設立 1999年11月25日
業種 小売業
法人番号 5010701020605 ウィキデータを編集
事業内容 グループ会社の統括、運営
代表者 直井聖太(代表取締役社長 兼 グループCEO)
資本金 27億75百万円(2022年9月末時点)
発行済株式総数 13,335,995株(2022年9月末時点)
売上高 連結298億4,600万円
(2022年9月期)
従業員数 874名(2022年9月末現在・グループ合計)
決算期 毎年9月末
外部リンク https://beenos.com/
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BEENOS株式会社(英称:BEENOS Inc.)は、Eコマース事業とインキュベーション事業を手掛ける持株会社。本社を東京都品川区に置く。

旧社名は株式会社ネットプライスドットコム。

概要

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越境ECサポートサービスの「Buyee(バイイー)」や「転送コム」を運営するtenso株式会社や、ブランド宅配買取サービス「ブランディア」を運営する株式会社デファクトスタンダードなど複数のEコマース企業をグループ会社として抱えるほか、世界10カ国以上・60社以上のインターネット関連企業に投資を行っている。

1999年、株式会社ネットプライスとして、Eコマース関連事業の開発を目的に設立。その後、世界初のモバイルコマースサービス「ちびギャザ」を、NTTドコモiモード向けに提供を開始した。他社への出資を通して事業を拡大し、2004年7月に東証マザーズに上場[1]。2010年にはカカクコムデジタルガレージと共同で「Open Network Lab」を開始。企業売却など実績を残す企業家を輩出した。

2014年に現社名に変更。ミツバチを意味する「BEE」の巣(=NOS)のように世界中の企業、起業家、モノ、情報がつながる場を提供する姿勢が込められている。2016年10月には東証1部に上場市場を変更している。

沿革

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  • 2002年(平成14年)1月 - ネットプライスモールのサービスを株式会社有線ブロードネットワークスに移管。
  • 2003年(平成15年)7月 - 株式会社有線ブロードネットワークスがネットプライスモールのサービスを楽天に移管。
  • 2004年(平成16年)
    • 2月 - 楽天運営のネットプライスモールがサービス終了。
    • 7月8日 - 東証マザーズに上場。
  • 2005年(平成17年)1月 - 日本経団連に入会。
  • 2007年(平成19年)
    • 2月 - 持株会社体制に移行。社名を株式会社ネットプライスドットコムに変更。
    • 12月 - eBayとの業務提携を発表。連結子会社・株式会社ショップエアラインにて、eBay.comの商品が日本語で買えるグローバルショッピング・サービス「セカイモン(sekaimon)」を開始。
  • 2008年(平成20年)
    • 4月 - 本社を東京都品川区北品川へ移転。
    • 7月 - 海外関連事業の企画・開発・運営を行う「株式会社転送コム」(現・tenso)を設立。
  • 2014年(平成26年)10月1日 - 商号をBEENOS株式会社に変更。
  • 2016年(平成28年)10月7日 - 東証1部に市場変更。
  • 2017年(平成29年)10月 - 新規事業の開発に特化したインキュベーション事業を行うBeeCruise株式会社(連結子会社)を設立。
  • 2018年(平成30年)3月 - 酒類買取およびECによる酒類全般小売業を行うJOYLAB株式会社(旧・帝国酒販)の全株式を取得。
  • 2022年令和4年)
    • 2月 - エンターテインメント領域のDX支援事業を行うBEENOS Entertainment株式会社(連結子会社)を設立。
    • 4月 - 東証プライム市場へ移行。
  • 2024年(令和6年)4月 - 株式会社デファクトスタンダードとJOYLAB株式会社の全株式を株式会社オークネットへ譲渡[7][8]

関連会社

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  • tenso 株式会社(海外転送・購入サポート事業)
  • 株式会社ショップエアライン(グローバルショッピング事業)
  • BeeCruise株式会社(新規事業の開発を行うインキュベーション事業)
  • FASBEE株式会社(ファッション特化型越境EC事業)
  • BEENOS Travel株式会社(訪日旅行メディアサイトの運営を中心としたインバウンド事業)
  • BEENOS Entertainment株式会社(エンターテイメント領域のDX支援事業)
  • 必諾希亞太行銷 股份有限公司(グローバルマーケティング事業)
  • BEENOS HR Link株式会社(グローバルHR事業)
  • BeenoStorm株式会社(eスポーツチーム「BEENOSTORM(ビーノストーム)」の運営)
  • 株式会社BEENOS Partners(米国スタートアップ企業への投資事業)
  • BEENOS Asia Pte. Ltd.(新興国を中心とする投資育成事業)
  • BEENOS Plaza Pte. Ltd.(インドネシアの投資育成事業)
  • 株式会社ONL(起業支援・投資事業)
  • メトロエンジン株式会社(需要予測・ダイナミックプライシング事業)

脚注

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  1. ^ フィスコ企業調査レポート
  2. ^ 佐藤輝英・BEENEXTファウンダーに聞く「起業家から投資家に転身した理由」 経済界、2019年7月1日
  3. ^ 日野洋一 一般社団法人次代の会講演録、2009年
  4. ^ 「買いものほど、オモシロイ遊びはない。」ネットプライス佐藤社長語る 第41回D2K概要、2006年8月30日
  5. ^ 佐藤輝英 社長・役員の経歴
  6. ^ 公益社団法人ユナイテッド・ワールド・カレッジ日本協会会員企業 経団連
  7. ^ 株式会社デファクトスタンダード及び JOYLAB 株式会社の株式取得(子会社化)に関するお知らせオークネット 2024年2月14日
  8. ^ 連結子会社の異動(株式譲渡)に関するお知らせBEENOS 2024年2月14日

外部リンク

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