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ノースブリッジ (競走馬)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ノースブリッジ
2022年天皇賞(秋)
欧字表記 North Bridge[1]
香港表記 北橋
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 鹿毛[1]
生誕 2018年1月24日(6歳)[1]
モーリス[1]
アメージングムーン[1]
母の父 アドマイヤムーン[1]
生国 日本の旗 日本北海道新冠町[1]
生産者 村田牧場[1]
馬主 井山登[1]
調教師 奥村武美浦[1]
競走成績
生涯成績 19戦7勝[1]
中央:17戦7勝
海外:2戦0勝
獲得賞金 3億2425万8400円[2]
中央:2億4475万6000円[1]
海外:7950万2400円
カタール)15万米ドル[3]
香港)322万香港ドル[4]
(2024年10月27日現在)
勝ち鞍
GII AJCC 2023年
GII 札幌記念 2024年
GIII エプソムC 2022年
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ノースブリッジ(欧字名:North Bridge :北橋2018年1月24日 - )は、日本競走馬[1]。主な勝ち鞍は2022年エプソムカップ2023年アメリカジョッキークラブカップ2024年札幌記念

馬名の意味は、北+橋。人名より[2]

戦績

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2歳(2020年)

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2020年9月27日の2歳新馬中京芝2000m)でデビュー。逃げて上り最速のタイムを出し、2着に1馬身半差をつけて初戦を勝利で飾る。2戦目の葉牡丹賞での先手を取ると上がり最速の脚で後続に差をつけ、4馬身差をつけて連勝を飾った。

3歳(2021年)

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年明け初戦に京成杯を予定してたが挫石により回避、5か月ぶりのレースで重賞挑戦となった青葉賞は果敢に逃げたが13着に敗れた。次走、ラジオNIKKEI賞でも先手を取り、3着に粘る。このレースから鞍上が岩田康誠に固定された。その後はセントライト記念に進んだが直線で前が壁になる不利もあり10着と惨敗。次走、自己条件のtvk賞は3番手から抜け出して1馬身半差をつけて1着、3勝目を挙げた。昇級初戦、ウェルカムステークスは出遅れて後方のまま12着と惨敗に終わった。

4歳(2022年)

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4歳初戦、3か月ぶりとなったアメジストステークスは逃げるとそのまま1馬身1/4押し切って勝利、4勝目を挙げる。3か月半ぶりとなったエプソムカップは好位につけると、直線では馬場の良いところを通って接戦のなか、ガロアクリーク以下を振り切って1着、重賞初制覇を飾った[5]

5歳(2023年)

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1月22日に中山競馬場で行われたアメリカジョッキークラブカップより始動。道中は好位の内で折り合いをつけ、直線で手ごたえ良く一気に馬群を抜け出すと、最後は外から迫るエヒトユーバーレーベンらを振り切り重賞2勝目を飾った[6][7][8]

競走成績

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以下の内容は、JBISサーチ[9]およびnetkeiba.com[10]に基づく。

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上がり3F)
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬(2着馬) 馬体重
[kg]
2020.09.27 中京 2歳新馬 芝2000m(良) 10 4 4 009.40(3人) 01着 R2:02.6(35.6) -0.2 0武豊 54 (ハートオブアシティ) 468
0000.12.05 中山 葉牡丹賞 1勝 芝2000m(稍) 12 3 3 008.00(5人) 01着 R2:02.2(35.1) -0.7 0岩田康誠 55 (ジャンカルド) 480
2021.05.01 東京 青葉賞 GII 芝2400m(良) 18 2 3 008.40(4人) 13着 R2:26.9(36.5) -1.7 0横山和生 56 ワンダフルタウン 480
0000.07.04 福島 ラジオNIKKEI賞 GIII 芝1800m(稍) 16 7 14 011.00(7人) 03着 R1:48.6(35.8) -0.6 0岩田康誠 54 ヴァイスメテオール 494
0000.09.20 中山 セントライト記念 GII 芝2200m(良) 14 4 5 026.40(8人) 10着 R2:13.4(36.2) -1.1 0岩田康誠 56 アサマノイタズラ 492
0000.10.24 東京 tvk賞 2勝 芝2000m(良) 9 8 9 003.30(2人) 01着 R1:59.0(35.4) -0.2 0岩田康誠 55 (グランオフィシエ) 492
0000.11.28 東京 ウェルカムS 3勝 芝2000m(良) 16 4 8 004.60(2人) 12着 R2:00.0(34.4) -1.6 0岩田康誠 55 ジャックドール 498
2022.02.20 東京 アメジストS 3勝 芝2000m(稍) 11 4 4 005.90(3人) 01着 R2:00.1(34.8) -0.2 0岩田康誠 55 (グランオフィシエ) 496
0000.06.12 東京 エプソムC GIII 芝1800m(重) 12 5 6 007.30(4人) 01着 R1:46.7(34.6) -0.0 0岩田康誠 56 ガロアクリーク 492
0000.10.09 東京 毎日王冠 GII 芝1800m(良) 10 2 2 006.80(5人) 05着 01:44.5(34.0) -0.4 0岩田康誠 56 サリオス 494
0000.10.30 東京 天皇賞(秋) GI 芝2000m(良) 15 6 10 059.9(11人) 11着 R1:58.4(34.0) -0.9 0岩田康誠 58 イクイノックス 492
2023.01.22 中山 AJCC GII 芝2200m(良) 14 3 4 008.60(4人) 01着 R2:13.5(34.8) -0.1 0岩田康誠 57 エヒト 496
0000.04.02 阪神 大阪杯 GI 芝2000m(良) 16 2 4 015.80(7人) 08着 R1:58.1(35.5) -0.7 0岩田康誠 58 ジャックドール 488
0000.09.24 中山 オールカマー GII 芝2200m(良) 15 6 11 035.80(6人) 07着 R2:12.5(35.8) -0.5 0岩田康誠 58 ローシャムパーク 500
0000.10.29 東京 天皇賞(秋) GI 芝2000m(良) 11 1 1 167.9(10人) 10着 R1:58.0(36.7) -2.8 0岩田康誠 58 イクイノックス 492
2024.02.17 アルライヤン アミールT G3 芝2400m(Gd)[注釈 1] 11 4 3 04着 R2:29.70 -(5.25馬身) 0岩田康誠 58 Rebel's Romance 計不
0000.04.28 沙田 QEII世C G1 芝2000m(稍) 11 9 024.20(6人) 03着 R2:01.3 -0.3 0岩田康誠 57 Romantic Warrior 501
0000.08.18 札幌 札幌記念 GII 芝2000m(良) 12 8 12 014.50(5人) 01着 R1:59.6(35.0) -0.3 0岩田康誠 58 ジオグリフ 502
0000.10.27 東京 天皇賞(秋) GI 芝2000m(良) 15 3 5 068.7(10人) 11着 R1:58.0(33.3) -0.7 0岩田康誠 58 ドウデュース 500
  • 海外の競走の「枠番」欄にはゲート番を記載
  • 競走成績は2024年10月27日現在

血統表

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ノースブリッジ血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 ロベルト系

モーリス
2011 鹿毛
父の父
スクリーンヒーロー
2004 栗毛
*グラスワンダー Silver Hawk
Ameriflora
ランニングヒロイン *サンデーサイレンス
ダイナアクトレス
父の母
メジロフランシス
2001 鹿毛
*カーネギー Sadler's Wells
Detroit
メジロモントレー *モガミ
メジロクインシー

アメージングムーン
2010 鹿毛
アドマイヤムーン
2003 鹿毛
*エンドスウィープ *フォーティナイナー
Broom Dance
マイケイティーズ *サンデーサイレンス
ケイティーズファースト
母の母
ビッグテンビー
1998 黒鹿毛
*テンビー Caerleon
Shining Water
モガミヒメ *カコイーシーズ
モガミポイント
母系(F-No.) (FN:1-b) [§ 2]
5代内の近親交配 サンデーサイレンス 4×4 [§ 3]
出典
  1. ^ [13]
  2. ^ [13]
  3. ^ [13]


脚注

[編集]

注釈

[編集]
  1. ^ 馬場状態の発表は「Good」[11]。これをJRAは「良」と発表した[12]馬場状態#芝馬場参照。

出典

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o ノースブリッジ”. JBISサーチ. 2024年4月28日閲覧。
  2. ^ a b 競走馬情報 - ノースブリッジ”. 日本中央競馬会. 2024年2月17日閲覧。
  3. ^ 2024 アミール・スウォード・フェスティバル施行競走登録要綱(カタール)”. 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル. 2024年2月17日閲覧。
  4. ^ 2024 春の香港国際競走登録要綱(詳細版)”. 公益財団法人 ジャパン・スタッドブック・インターナショナル. 2024年4月28日閲覧。
  5. ^ 【エプソムC】ノースブリッジが好位から堂々抜け出し重賞初制覇!”. サンスポZBAT! (2022年6月12日). 2022年8月20日閲覧。
  6. ^ 【アメリカJCC】岩田康誠騎手こん身騎乗…4番人気のノースブリッジ快勝!」『netkeiba.com』2023年1月22日。2023年1月22日閲覧。
  7. ^ 【AJCC】ノースブリッジが好位から抜け出す!再びGⅠの舞台へ価値ある重賞2勝目」『サンケイスポーツ』2023年1月22日。2023年1月22日閲覧。
  8. ^ ノースブリッジ鮮やかに抜け出し重賞2勝目 岩田康騎手「G1に届くようなレース」/AJCC」『日刊スポーツ』2023年1月22日。2023年1月22日閲覧。
  9. ^ ノースブリッジ 競走成績”. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年10月29日閲覧。
  10. ^ ノースブリッジの競走成績”. netkeiba.com. Net Dreamers Co., Ltd.. 2023年10月29日閲覧。
  11. ^ Calendar - Qatar Racing and Equestrian Club - H.H The Amir Sword and Trophy”. Qatar Racing and Equestrian Club. 2024年2月17日閲覧。
  12. ^ 2024アミールトロフィー(G3)の結果”. 日本中央競馬会. 2024年2月17日閲覧。
  13. ^ a b c 血統情報:5代血統表|ノースブリッジ”. JBISサーチ. 2022年6月20日閲覧。

外部リンク

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