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ノート:阿波弁

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2007年の議論

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徳島県人として存在が喜ばしく、拝見しましたが、疑問を感じる点がいくつかありました。

1、マクドナルドの呼称で「マクド」は本当に一般的「でない」のか。
2、「関西弁との関係」における、交流の起源(豊臣時代とする→律令制での上国指定や細川氏、三好氏の支配を無視している)や大坂商人との交流(この論理が本当なら現代に方言が存在しないか、標準語が京言葉になっていないとおかしいことになる、また、このような理由で突発的にアクセントが変わるのか?)の記述は「側面」ではあっても、どう考えても「本流」ではない。
3、県外にでた方言使用者が、新しく居住した地域の言語やそれに似たアクセント、用法に大なり小なり近づくのはよくある話と思われる。特筆すべきは、そういう状況にありながら、どうしても使ってしまう部分が出てくる部分、傾向ではないでしょうか。
→「県外で生活する徳島出身者は、通常、関西弁または標準語を話すことが多く、徳島弁(阿波弁)を用いることは少ない。」という記述は、とりわけ徳島出身者に特徴的な表現ではない、つまり、記述の必要性が非常に薄い。

との感想がぬぐえません。もう少し、突っ込んだ記述が必要な部分が散見されるように思います。一部修正してみようと思いますが、より多くの方の推敲を求めたいと思いい、「修正」タグを付けさせていただこうと思います。--えむえすじょー 2007年5月26日 (土) 15:58 (UTC)[返信]

これは徳島で生まれ育ち、現在でも徳島に住む私の個人的な主観からの意見であり、本文を修正するための参考にはならないとは思いますが、あえて記載させていただきます。

1、『マクドナルドの呼称』について…『マック』でも『マクド』でもなく、『マクドナルド』と呼称している場合が多く見られるように思われます。そもそも、このような、方言としては歴史の浅すぎる略称については方言の範囲には含まれないのではないでしょうか。むしろ若者言葉として捉えたほうが自然であると思います。
2、『関西弁との関係』について、徳島弁は確かに関西弁、それも大阪弁に近い印象があります。しかし、この記述に関しては何らかの出典を求めるべきではないかと思われます。
3、『県外にでた方言使用者が~』は、本文を編集した方の個人的な意見ではないでしょうか。郷には入っては郷に従えという格言があるように、その生活圏での文化に慣れるのは当然です。事実、私自身、たまたま県外から仕事に来ていた方々のつき合いにより、簡単な博多弁を話したり理解したりすることもできるようになっていますし。
4、「県外で生活する徳島出身者は、通常、関西弁または標準語を話すことが多く、徳島弁(阿波弁)を用いることは少ない。」という意見についても、『県外にでた方言使用者が~』の項目で私が述べた通りだと思われます。また、あえて徳島弁の項目に記載するべき内容ではないものと思われます。

もっとも、上記4点は、当方の経験による意見であるため、さほど参考にはならないとは思いますが、しかし中立的な視点から見ても、かなり隔たりのある内容であるという印象は否めません。 なお、この機会をきっかけに、当方も記事の編集に参加させていただきます。阿波踊りの項目同様、資料収集の前段階に入らせていただきますが、…期待しないでくださいませ。 --静葉 2007年6月16日 (土) 22:56 (UTC)[返信]

2010年の議論

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次の記述は本文に載せられていましたが、出典がないためノートページに移されました。本文に載せる際は出典を明記し、検証可能性を満たすようにしてください。これについての議論はノート:日本語の方言#出典のない記述の除去を参照してください。

旧来の中国・四国方言をベースとし、後から入って来た関西方言の影響がみられるのが特徴。北西部の山間地域や一部の高齢者は旧来に近い方言であるが、大半の地域や中年以下の世代では関西方言の影響を強く受けた方言となる。他の四国3県よりも限りなく大阪弁に近い。

  • 副詞の活用が少ないため、動詞を二回連続することで強調を表現することが多用される。その際、一回目の動詞が伸びアクセントがおかれる。例:「ものすごく走って」→「はしぃーて、走って」
  • 名詞の否定(~ではない)の表現。「~と違う」「~ちゃう」などと表現する。
  • 動詞の疑問で「~しとるん?/~しよるん?(~しているの?)」の形となる場合、「る」を抜くことが多い。(讃岐弁・岡山弁・播州弁・神戸弁と共通)
    • 例1:何やっとるん?→何やっとん?
    • 例2:宿題やんりょるんか?→宿題やんりょんか?


徳島弁は一定の独自性を保ちつつ、恒常的に関西方言の強い影響にさらされてきた。

律令制においては上国とされ、室町時代には管領家の細川氏の支配下にあり、戦国時代では畿内を掌握した三好氏を輩出したほか、その時の混乱によって足利将軍家を阿波公方として迎え、そのうち、義栄が14代将軍となるなど、地理的な近さもあって、徳島(阿波国)は関西との結びつきが強く、往来が盛んであった。

そのうち、言語的な関係性を語る一説として、阿波で多く収穫されていた(藍染に用いる植物)の取り引きのためや、新天地を求めるなどの理由で多くの大坂の商人が流入して来た際、阿波の地元民が、商人達の会話を聴いて上方の言葉を覚えようとし、その結果、上方の京阪式アクセントが完全な形で阿波にも浸透したというものがある。

その後も、藍を中心にした、京阪神地方との結びつきは強く、近代になって藍が輸入物や化学染料によって衰退したあとも、求職先として京阪神は真っ先に選ばれる傾向があった。そうして京阪神に渡った人々が、後に故郷・徳島へ戻ってくる過程において、関西弁が移入してきたことも挙げることができる。

さらに、戦後になってテレビ放送が開始されたが、徳島ではテレビ・ラジオ放送は軒並み京阪神地区の地上波を受信・共有できるため、地元民放は1局のみである。このことから言語面において、関西ローカルのメディアによる強い影響を受け続けざるを得ない側面がある。視聴できる民放テレビは、地元の四国放送のほか、在阪準キー局とテレビ大阪サンテレビテレビ和歌山などである(CATV経由も含む)。余談だが、香川県の民放も受信できる地域がある。

また本四連絡橋神戸・鳴門ルートが完成したことによって、より阪神地区との人事交流が進み、いまや政治・経済の面では関西の一角に属していると言って過言ではなくなっており、徳島県民の関西志向を強めている。こういった意識が徳島弁の関西方言化という現象を更に助長しているとも考えられる。

--Henlly2010年4月26日 (月) 13:52 (UTC)一部マークアップ修正。--Henlly会話2017年9月13日 (水) 23:57 (UTC)[返信]

「阿波弁」への改名提案

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本記事を「徳島弁」から「阿波弁」に改名することを提案します。現在、「徳島弁」が記事名になっていて、「阿波弁」は「徳島弁」への転送記事になっていますが、「徳島弁」よりも「阿波弁」の方がメジャーな呼び方ではないでしょうか。例えば、グーグルで「"徳島弁"」と検索すると32,500件ヒットするのに対して、「"阿波弁"」だと91,700件で、3倍近く上回っています。徳島県方言の研究家である仙波光明徳島大教授も「徳島弁」ではなく「阿波弁」という呼称を使っています(参考: http://www.jrt.co.jp/tv/ohayo/archives/awaben.htm )。四国方言の記事名を比較してみても、他の四国3県が讃岐弁伊予弁土佐弁と「旧国名+弁」を記事名に採用しているなかで、徳島県だけ「県名+弁」を記事名に採用しているのは違和感があります。--Kyoww会話2012年9月28日 (金) 03:33 (UTC)[返信]

賛成 「徳島弁」では「徳島市の方言」のように思えます。「Wikipedia:記事名の付け方」の「曖昧でない」からも賛成。--Greeneyes会話2012年9月28日 (金) 10:54 (UTC)[返信]
賛成  研究者がそう呼び、他の記事とも調和する「阿波弁」がよいと思います。--ShikiH会話2012年9月30日 (日) 13:47 (UTC)[返信]
報告 移動依頼で指摘されていたため、当方で移動を実施させていただきました。--Neronplex(暖簾)会話 / 投稿記録 2012年10月20日 (土) 17:20 (UTC)[返信]
ありがとうございます。--Kyoww会話2012年10月20日 (土) 23:23 (UTC)[返信]

語彙の節の「とる」「よる」

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ShikiHでございます。語彙の節にある「とる」「よる」についてよくわからないので、改訂してくださらないでしょうか。標準語における「ている」は、完了、進行、その他を表わす多義語なので、説明がよくわかりません。以下についてご教示下さい。

  • 「宿題を過去にしている」は標準語では「そのとき宿題をやっている最中だった」と解しますが、「宿題をしとる」は「現在までにすでに宿題をやり終えた」の意味のようでしょうか。
  • 「過去に行っている」は意味がよくわかりません。
  • 「現在行っている」について、「伯母は現在ロンドンに行っている」は「伯母はすでにロンドンにいってしまって、現在は滞在中である」という意味ですが、「行きよる」は移動中をあらわすのですか?

的外れかもしれません。どなたかよろしくお願いします。--ShikiH会話2012年9月30日 (日) 03:15 (UTC)[返信]