ノー・モア・ティアーズ (オジー・オズボーンのアルバム)
『ノー・モア・ティアーズ』 | ||||
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オジー・オズボーン の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1991年 | |||
ジャンル | ヘヴィメタル | |||
時間 | ||||
レーベル | エピック・レコード | |||
プロデュース | ジョン・パーデル、デュアン・バロン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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オジー・オズボーン アルバム 年表 | ||||
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ミュージックビデオ | ||||
「Mr. Tinkertrain」 - YouTube 「Mama, I'm Coming Home」 - YouTube 「No More Tears」 - YouTube 「Road to Nowhere」 - YouTube |
『ノー・モア・ティアーズ[11]』(No More Tears) は、オジー・オズボーンが1991年に発表したスタジオ・アルバム。
解説
[編集]モーターヘッドのレミー・キルミスターが4曲のソングライティングに関与した。そのうちの1曲「ヘルレイザー」は、モーターヘッドのアルバム『マーチ・オア・ダイ』(1992年)に、モーターヘッドの演奏によるヴァージョンが収録された[12]。また、2021年9月17日に配信限定でリリースされた『No More Tears (30th Anniversary Expanded Edition) 』には、オジーとレミーによるデュエットバージョンの「Hellraiser (30th Anniversary Edition)」が収録されている[13]。
1991年当時、日本盤には「ドント・ブレイム・ミー」「パーティー・ウィズ・ジ・アニマルズ」がボーナス・トラックとして追加収録されて、13曲入りのフォーマットで発売された。1997年の日本盤再発CDでは、これら2曲は外されるが、2002年にはリマスターに伴いこれら2曲が改めて追加され、世界的に13曲入りのフォーマットとなった[14]。
収録曲「アイ・ドント・ウォント・トゥ・チェンジ・ザ・ワールド」は、第36回グラミー賞で最優秀メタル・パフォーマンス部門を受賞し、オズボーンにとって初のグラミー受賞となった[15]。
本作に全面参加したザック・ワイルドは後に、自身のバンド、ブラック・レーベル・ソサイアティにおいて「ノー・モア・ティアーズ」をセルフ・カヴァーしており、ライヴ・アルバム『アルコール・フューエルド・ブリュタリティ・ライヴ!!+5』(2000年)等で聴くことができる。
ちなみにオズボーンはこのアルバムで引退表明を発表。発売当時の日本盤(SRCS 5580)の帯には「オジー・オズボーン物語(ストーリー)の最終章」と記載されていた。そのためアルバムプロモーションのツアーはノー・モア・ツアーズと呼ばれていた[16]。しかし、後に引退を撤回した。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はオジー・オズボーン、ザック・ワイルド、ランディ・カスティロの共作。
- ミスター・ティンカートレイン - Mr. Tinkertrain - 5:55
- アイ・ドント・ウォント・トゥ・チェンジ・ザ・ワールド - I Don't Want to Change the World (Ozzy Osbourne, Zakk Wylde, Randy Castillo, Lemmy Kilmister) - 4:04
- ママ、アイム・カミング・ホーム - Mama, I'm Coming Home (O. Osbourne, Z. Wylde, L. Kilmister) - 4:11
- ディザイア - Desire (O. Osbourne, Z. Wylde, R. Castillo, L. Kilmister) - 5:45
- ノー・モア・ティアーズ - No More Tears (O. Osbourne, Z. Wylde, R. Castillo, Mike Inez, John Purdell) - 7:23
- S.I.N. - S.I.N. - 4:46
- ヘルレイザー - Hellraiser (O. Osbourne, Z. Wylde, L. Kilmister) - 4:51
- タイム・アフター・タイム - Time After Time (O. Osbourne, Z. Wylde) - 4:20
- ゾンビ・ストンプ - Zombie Stomp - 6:13
- A.V.H. - A.V.H. - 4:12
- ロード・トゥ・ノーホェア - Road to Nowhere - 5:09
ボーナス・トラック
[編集]- ドント・ブレイム・ミー - Don't Blame Me - 5:06
- パーティー・ウィズ・ジ・アニマルズ - Party with the Animals - 4:17
シングル
[編集]本作からのシングルのチャート最高順位を示す。
タイトル | アメリカ[17] | イギリス[18] | オランダ[19] | ニュージーランド[20] |
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ノー・モア・ティアーズ | 71位 | 32位 | 14位 | - |
ママ、アイム・カミング・ホーム | 28位 | 46位 | - | 48位 |
参加ミュージシャン
[編集]- オジー・オズボーン - ボーカル
- ザック・ワイルド - ギター
- ボブ・デイズリー - ベース
- マイク・アイネズ - ベース
- ランディ・カスティロ - ドラムス、パーカッション
- ジョン・シンクレア - キーボード
脚注
[編集]- ^ “Ozzy Osbourne - Chart History - Billboard 200”. Billboard. 2023年3月13日閲覧。
- ^ ORICON STYLE
- ^ charts.org.nz - Ozzy Osbourne - No More Tears
- ^ norwegiancharts.com - Ozzy Osbourne - No More Tears
- ^ Ozzy Osbourne | full Official Chart History | Official Charts Company - 「ALBUMS」をクリックすれば表示される。
- ^ charts.de - 2014年8月10日閲覧
- ^ swedishcharts.com - Ozzy Osbourne - No More Tears
- ^ Ozzy Osbourne - No More Tears - hitparade.ch
- ^ australian-charts.com - Ozzy Osbourne - No More Tears
- ^ dutchcharts.nl - Ozzy Osbourne - No More Tears
- ^ 日本初回発売時 (SRCS 5580) の正式表記は、ラテン文字の『NO MORE TEARS』
- ^ Hellraiser | AllMusic - Song Review by Richard Gilliam
- ^ “オジー・オズボーン『No More Tears』30周年記念 エクスパンデッド・デジタル・エディション 配信開始”. amass.jp. 2021年11月14日閲覧。
- ^ No More Tears (Bonus Tracks) - Ozzy Osbourne | AllMusic - 2014年11月9日閲覧
- ^ “Ozzy Osbourne - Artist”. GRAMMY.com. Recording Academy. 2023年3月13日閲覧。
- ^ 22 Years Ago: Ozzy Osbourne's 'No More Tears' Album Released | Ultimate Classic Rock - 2014年11月9日閲覧
- ^ “Ozzy Osbourne - Chart History - Billboard Hot 100”. Billboard. 2023年3月13日閲覧。
- ^ Ozzy Osbourne | full Official Chart History | Official Charts Company
- ^ dutchcharts.nl - Discografie Ozzy Osbourne
- ^ charts.org.nz - Discography Ozzy Osbourne