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バカ政ホラ政トッパ政

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

バカ政ホラ政トッパ政(バカまさホラまさトッパまさ)は、1976年(昭和51年)10月1日東映系で公開された日本映画。90分。

東映は宣伝時「バカ政ホラ政トッパ政(バカまさホラまさトッパまさ)」で統一しているが、本編タイトルは「バカ政・ホラ政・トッパ政(バカまさ・ホラまさ・トッパまさ)」になっている。中島貞夫監督は「主人公のバカ政は実在の人物をモデルにした」と話している[1]

あらすじ

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時は1960年、舞台は東京。城政会傘下にある銀座興業の幹部、通称バカ政こと橋本政人(菅原文太)が関西ヤクザの大物を刺殺した3年の刑期を終えて銀座へ戻ってくる。

組が麻薬のガセネタをつかまされたため音楽屋達を取仕切るブローカー笠井政之助ことトッパ政(ケーシー高峰)に喧嘩を吹っ掛けるも勝負は互角、トッパ政自身も騙されていたことが分かった。日雇いを抱えるトッパ政のあだ名は当日払いを「トッパライ」ということから。

トッパ政を騙したバンドバマンを大学生パーティで発見、会場を取り仕切る詐欺常習犯の上原政夫こと通称ホラ政(中山仁)が現れた。ホラ政はバカ政に決闘を申し込みのされるが男気に惚れる。いつしか三人は厚い友情に結ばれて、五分の盃を交わす。銀座の三政が誕生。

三人は他組織の進出を退け銀座に太陽カンパニーを設立した。三人の勢いを快く思わない野口信年(中丸忠雄)はこれを邪魔し銀座興業と対立する。利権絡みで仲裁に入った城政会理事の田所英毅(成田三樹夫)の裏をかき抗争が発展、バカ政は田所を刺殺する。

バカ政が情夫の恵子(倍賞美津子)にそっとエンゲージリングを送り葬儀場へ乗り込んで行きハチの巣にされる。

キャスト

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  • 城山由布子 (銀座)
  • 古川潤子 (銀座クラブ「蝶」)
  • ナンシー (銀座クラブ「花」)
  • 夏紀 (銀座クラブ「姫」)
  • ばっくすばにい

以下ノンクレジット

スタッフ

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製作

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中島貞夫監督は「多忙の中、無理やりさせられた仕事」と述べている[1]

逸話

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脚注

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  1. ^ a b 坂本俊夫『おてんとうさんに申し訳ない 菅原文太伝』現代書館、2019年、211–212頁。ISBN 9784768458563 

外部リンク

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