バンベルガ (小惑星)
バンベルガ 324 Bamberga | |||||||
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分類 | 小惑星 | ||||||
軌道の種類 | 小惑星帯 | ||||||
発見 | |||||||
発見日 | 1892年2月25日 | ||||||
発見者 | ヨハン・パリサ | ||||||
軌道要素と性質 元期:2007年4月10日 (JD 2,454,200.5) | |||||||
軌道長半径 (a) | 2.683 AU | ||||||
近日点距離 (q) | 1.776 AU | ||||||
遠日点距離 (Q) | 3.590 AU | ||||||
離心率 (e) | 0.338 | ||||||
公転周期 (P) | 4.39 年 | ||||||
軌道傾斜角 (i) | 11.11 度 | ||||||
近日点引数 (ω) | 44.01 度 | ||||||
昇交点黄経 (Ω) | 328.05 度 | ||||||
平均近点角 (M) | 184.11 度 | ||||||
物理的性質 | |||||||
三軸径 | 246 × 228 × 220 km[1] | ||||||
質量 | 1.1 ×1019kg | ||||||
平均密度 | 1.8 g/cm3 | ||||||
表面重力 | 0.014 m/s2 | ||||||
脱出速度 | 0.23 km/s | ||||||
自転周期 | 29.43 時間 | ||||||
スペクトル分類 | CP | ||||||
絶対等級 (H) | 6.82 | ||||||
アルベド(反射能) | 0.0628 | ||||||
表面温度 |
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色指数 (B-V) | 0.695 | ||||||
色指数 (U-B) | 0.309 | ||||||
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バンベルガ[1] (324 Bamberga) は小惑星帯の中で16番目に大きい天体である。1892年2月25日にヨハン・パリサによってウィーンで発見され、200kmを超える小惑星として最後の発見になった。地球近傍小惑星のエロスを除いて、双眼鏡で見える小惑星としても最後に発見されたものとなった。ドイツの都市、バンベルクから名づけられた。
離心率が高いことから、視等級が大きく変わる。大接近時(近日点の付近で衝になった時)は+8.0等級に達し、その明るさは土星の衛星タイタンにも匹敵する。このような位置で見られるのは22年ごとで、前回は2013年、次回は2035年である。近日点距離に来た時のバンベルガはC型小惑星の中では最も明るく、2番目に明るいヒギエアの+9.1よりも、およそ1等級明るい。大接近時のバンベルガは、+9.5等級よりも明るい小惑星の中では最も地球に近い位置にあり、その距離は0.78天文単位である。例えばイリスは裸眼で見える距離になっても0.85天文単位までしか近寄らず、ベスタにしても1.13天文単位までである。
バンベルガは小惑星帯の中で10番目に明るい天体であり、バンベルガより明るい天体の明るさの順番はベスタ、パラス、ケレス、イリス、ヘーベ、ジュノー、メルポメネ、エウノミア、フローラとなっている。ただし冥王星の1.36倍と離心率が非常に大きいため、大接近時以外は他の小惑星の方が明るく見えることもある。
また、大きな小惑星としては自転周期が非常に長く、C型小惑星とP型小惑星の中間の特徴を持つとされる。
1987年12月7日-8日に中国から日本、アメリカにかけて掩蔽が観測され、直径が228kmと測定された。その後、2007年4月20日にはオーストラリアで掩蔽が観測された。 これらの結果や測光観測などから、バンベルガの自転軸の方向は黄経λ=332±48°、黄緯-64±22°の逆行であることが判明した [2]。
出典
[編集]- ^ “全世界の観測成果 ver.2” (Excel). 薩摩川内市せんだい宇宙館 (2018年3月3日). 2019年3月11日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
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