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ヒカルアマランサス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ヒカルアマランサス
欧字表記 Hikaru Amaranthus[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 栗毛[1]
生誕 2006年1月24日(18歳)[1]
アグネスタキオン[1]
スターミー[1]
母の父 A.P. Indy[1]
生国 日本の旗 日本北海道早来町[1]
生産者 ノーザンファーム[1]
馬主 高橋京子[1]
調教師 池江泰郎栗東)→
高野友和栗東[1]
競走成績
生涯成績 16戦4勝[1]
獲得賞金 1億5873万4000円[1]
勝ち鞍
GIII 京都牝馬ステークス 2010年
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ヒカルアマランサス(欧字名:Hikaru Amaranthus2006年1月24日 - )は、日本競走馬繁殖牝馬。主な勝ち鞍は2010年の京都牝馬ステークス

馬名の由来は、冠名花名

経歴

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競走馬時代

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2009年3月1日小倉競馬場4レースの3歳新馬戦でデビューし勝利。自己条件で1勝した後、秋に格上挑戦でGIIのローズステークスに出走したが、16着の惨敗に終わった。いったん自己条件に戻って1勝した後、年末に2度目の重賞挑戦で愛知杯に出走。中団でレースを進め、上り最速の脚で前方集団に迫りリトルアマポーラから僅差の4着に入った。

2010年は1月の京都牝馬ステークスより始動。最後方でレースを進め、直線内で競り合っていたベストロケーションとザレマを上り最速の末脚でまとめて差し切り重賞初優勝を飾った。次走の阪神牝馬ステークスは3番人気に支持されたが、見せ場なく13着の惨敗に終わった。5月のヴィクトリアマイルは4番手でレースを進めゴール前で先頭に立ったが、ブエナビスタの強烈な末脚に屈しクビ差の2着に惜敗した。

ヴィクトリアマイル以降は6月のマーメイドステークスと11月のエリザベス女王杯で5着、年末の愛知杯で3着、年明け1月の京都牝馬ステークスで2着と、勝ちきれないながらも堅実に掲示板に入り続けた。そして4月の中山牝馬ステークス(9着)を最後に競走馬を引退した。

繁殖牝馬時代

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競走馬引退後、生まれ故郷のノーザンファームで繁殖入り。

2015年12月26日、初仔のギモーヴ(父ハービンジャー)が2歳未勝利戦を勝ち、産駒初勝利を挙げた。

2021年4月17日、6番仔のホウオウアマゾン(父キングカメハメハ)がGIII・アーリントンカップを勝ち、産駒重賞初勝利を挙げた。

競走成績

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以下の内容は、JBISサーチ[1]およびnetkeiba.com[2]に基づく。

競走日 競馬場 競走名 距離(馬場)


オッズ
(人気)
着順 タイム
(上り3F)
着差 騎手 斤量
[kg]
1着馬(2着馬) 馬体重
[kg]
2009.03.01 小倉 3歳新馬 芝1200m(良) 18 4 7 004.10(2人) 01着 R1:10.8(34.6) -0.3 0藤岡康太 53 (ワンダースル) 470
0000.03.29 阪神 君子蘭賞 500万下 芝1800m(良) 13 6 9 005.20(3人) 01着 R1:48.0(33.9) -0.3 0藤岡康太 54 (フェイズシフト) 452
0000.04.12 阪神 忘れな草賞 OP 芝2000m(良) 16 5 9 003.80(2人) 10着 R2:02.8(36.1) -1.1 0藤岡康太 54 デリキットピース 444
0000.09.20 阪神 ローズS GII 芝1800m(良) 18 1 1 036.30(8人) 16着 R1:46.1(35.6) -1.4 0藤岡康太 54 ブロードストリート 476
0000.10.17 京都 堀川特別 1000万下 芝1800m(良) 12 3 3 003.60(2人) 01着 R1:45.9(34.0) -0.1 0藤岡康太 53 (マルティンスターク) 466
0000.11.07 東京 ユートピアS 1600万下 芝1600m(良) 17 4 8 005.90(2人) 02着 01:34.0(33.5) -0.1 0藤岡康太 54 ラドラーダ 460
0000.12.19 中京 愛知杯 GIII 芝2000m(良) 18 1 1 006.70(3人) 04着 01:59.8(34.3) -0.1 0藤岡康太 52 リトルアマポーラ 462
2010.01.31 京都 京都牝馬S GIII 芝1600m(稍) 15 5 8 003.30(1人) 01着 01:36.4(33.6) -0.1 0M.デムーロ 52 (ベストロケーション) 460
0000.04.10 阪神 阪神牝馬S GII 芝1600m(良) 18 6 12 006.30(3人) 13着 R1:21.2(34.4) -1.0 0内田博幸 55 アイアムカミノマゴ 456
0000.05.16 東京 ヴィクトリアM GI 芝1600m(良) 18 1 2 045.90(8人) 02着 01:32.4(34.3) -0.0 0内田博幸 55 ブエナビスタ 448
0000.06.20 阪神 マーメイドS GIII 芝2000m(良) 16 8 16 004.80(2人) 05着 02:00.0(35.5) -0.5 0内田博幸 56 ブライティアパルス 458
0000.08.15 札幌 クイーンS GIII 芝1800m(良) 14 4 5 003.80(1人) 08着 01:48.1(35.1) -0.5 0D.ホワイト 55 アプリコットフィズ 470
0000.11.14 京都 エリザベス女王杯 GI 芝2200m(良) 17 5 10 021.20(6人) 05着 R2:13.6(34.6) -1.1 0C.ルメール 56 スノーフェアリー 476
0000.12.19 小倉 愛知杯 GIII 芝2000m(良) 18 7 13 005.60(2人) 03着 R1:59.7(34.5) -0.2 0池添謙一 56 セラフィックロンプ 464
2011.01.30 京都 京都牝馬S GIII 芝1400m(良) 16 4 8 003.40(1人) 02着 R1:34.0(33.3) -0.3 0U.リスポリ 54 ショウリュウムーン 476
0000.04.02 阪神 中山牝馬S GIII 芝1800m(良) 18 2 3 005.30(2人) 09着 01:46.6(35.1) -1.2 0岩田康誠 56 レディアルバローザ 454

繁殖成績

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生年 馬名 毛色 馬主 厩舎 戦績 出典
初仔 2013年 ギモーヴ 鹿毛 ハービンジャー 吉田和美 栗東池添学 17戦4勝(抹消、繁殖) [3]
2番仔 2014年 クインアマランサス 栗毛 キングカメハメハ (有)シルクレーシング 栗東・高野友和 13戦3勝(抹消、繁殖) [4]
3番仔 2015年 テネイシャス 栗毛 栗東・池江泰寿 3戦0勝(抹消、繁殖) [5]
4番仔 2016年 スイートセント 栗毛 ワークフォース 美浦栗田徹 15戦2勝(抹消) [6]
5番仔 2017年 フレジエ 栗毛 ハービンジャー 栗東・安田翔伍 4戦0勝(抹消、繁殖) [7]
6番仔 2018年 ホウオウアマゾン 栗毛 キングカメハメハ 小笹芳央 栗東・矢作芳人 26戦3勝(抹消、種牡馬)
優勝・アーリントンC(GIII)
2着・デイリー杯2歳S阪神CマイラーズC(GII)
3着・スワンS(GII)
[8]
7番仔 2019年 ヒカルアマランサスの2019 黒鹿毛 ロードカナロア (未出走) [9]
8番仔 2020年 アンティーゾ 黒鹿毛 エピファネイア (有)シルクレーシング 美浦・国枝栄
大井・藤田輝信
6戦3勝(抹消) [10]
  • 2024年10月17日現在

血統表

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ヒカルアマランサス血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 サンデーサイレンス系

アグネスタキオン
栗毛 1998
父の父
*サンデーサイレンス
青鹿毛 1986
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
父の母
アグネスフローラ
鹿毛 1987
*ロイヤルスキー Raja Baba
Coz o'Nijinsky
アグネスレディー *リマンド
イコマエイカン

*スターミー
鹿毛 1998
A.P. Indy
黒鹿毛 1989
Seattle Slew Bold Reasoning
My Charmer
Weekend Surprise Secretariat
Lassie Dear
母の母
Caerlina
鹿毛 1988
Caerleon Nijinsky
Foreseer
Dinalina Top Ville
Shahinaaz
母系(F-No.) スターミー(USA)系(FN:16-d) [§ 2]
5代内の近親交配 Bold Ruler 5×5 [§ 3]
出典
  1. ^ [11], [12]
  2. ^ [11], [12]
  3. ^ [11], [12]

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o ヒカルアマランサス”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2022年8月18日閲覧。
  2. ^ "ヒカルアマランサスの競走成績". netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2022年8月18日閲覧
  3. ^ ギモーヴ”. netkeiba.com. 2022年8月18日閲覧。
  4. ^ クインアマランサス”. netkeiba.com. 2022年8月18日閲覧。
  5. ^ テネイシャス”. netkeiba.com. 2022年8月18日閲覧。
  6. ^ スイートセント”. netkeiba.com. 2022年8月18日閲覧。
  7. ^ フレジエ”. netkeiba.com. 2022年8月17日閲覧。
  8. ^ ホウオウアマゾン”. netkeiba.com. 2022年8月17日閲覧。
  9. ^ ヒカルアマランサスの2019”. netkeiba.com. 2022年8月17日閲覧。
  10. ^ アンティーゾ”. netkeiba.com. 2022年8月17日閲覧。
  11. ^ a b c 血統情報:5代血統表|ヒカルアマランサス”. JBISサーチ. 日本軽種馬協会. 2022年8月17日閲覧。
  12. ^ a b c ヒカルアマランサスの血統表”. netkeiba.com. 2022年8月17日閲覧。

外部リンク

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