栗田徹
| 栗田徹 | |
|---|---|
_2022.jpg) 2022年天皇賞（春）表彰式 | |
| 基本情報 | |
| 国籍 |
 日本 |
| 出身地 | 千葉県 |
| 生年月日 | 1978年3月16日（46歳） |
| 所属団体 | JRA |
| 初免許年 | 2011年 |
| 経歴 | |
| 所属 |
萩原清厩舎/厩務員（2003年4月） 栗田博憲厩舎/調教助手（2003年5月 - ） 美浦T・C（2011年 - ） |
栗田 徹（くりた とおる、旧姓：佐藤、1978年〈昭和53年〉3月16日 - ）は、日本中央競馬会（JRA）・美浦トレーニングセンターに所属する調教師である。
経歴
[編集]1978年3月16日、千葉県に生まれる[1][2]。市立船橋高校、日本獣医畜産大学を卒業後、ノーザンファームに就職。2002年10月に競馬学校の厩務員課程に入学[1][2]。2003年4月に萩原清厩舎の厩務員となり、5月には義父の栗田博憲厩舎で調教助手となる[1][2]。
2011年3月に独立し、美浦トレーニングセンターで厩舎を開業[1][2]。3月20日の阪神競馬場1R・3歳未勝利戦のヒダカアルテミスで初出走（10着）[1]。4月9日の小倉競馬場7R・4歳500万下のジュモーで初勝利を飾った[1]。
2011年10月13日、門別競馬場で行われたエーデルワイス賞（JpnIII）でシェアースマイルが優勝し、重賞初制覇[3]。
2019年7月7日、中京競馬場で行われたプロキオンステークス（GIII）でアルクトスが優勝し、JRA重賞初制覇[3]。2020年3月14日にはシャインガーネットがファルコンステークス（GIII）を制し、芝重賞初制覇[3]。
2020年10月9日、東京競馬場9R・山中湖特別（2勝クラス）をククナが制し、現役107人目となるJRA通算200勝を挙げた[4]。
2020年10月12日には盛岡競馬場のマイルチャンピオンシップ南部杯（JpnI）でアルクトスが優勝し、GI級競走初制覇を遂げた[3]。2021年10月11日の同競走もアルクトスが制し、コパノリッキー（2016年・2017年）以来の連覇を飾っている[5]。
2021年10月24日、阪神開催となった菊花賞（GI）にタイトルホルダーで出走し勝利[6]。JRAGIおよびクラシック競走初制覇となった[3][6]。タイトルホルダーの母メーヴェは義父・栗田博憲の管理馬だった[7]。
調教師成績
[編集]- 以下の内容は、日本中央競馬会（JRA）[1]およびnetkeiba.com[8]に基づく。
| 日付 | 競馬場・開催 | 競走名 | 馬名 | 頭数 | 人気 | 着順 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 初出走 | 2011年3月20日 | 1回阪神8日1R | 3歳未勝利 | ヒダカアルテミス | 16頭 | 5 | 10着 |
| 初勝利 | 2011年4月9日 | 2回小倉11日7R | 4歳以上500万下 | ジュモー | 16頭 | 2 | 1着 |
| 重賞初出走 | 2012年3月17日 | 1回中京5日11R | ファルコンS | シェアースマイル | 18頭 | 16 | 13着 |
| 重賞初勝利 | 2019年7月7日 | 3回中京4日11R | プロキオンS | アルクトス | 16頭 | 2 | 1着 |
| GI初出走 | 2018年12月9日 | 5回阪神4日11R | 阪神ジュベナイルF | グレイシア | 18頭 | 8 | 15着 |
| GI初勝利 | 2020年10月12日 | 8回盛岡6日11R | MCS南部杯 | アルクトス | 16頭 | 6 | 1着 |
| JRA・GI初勝利 | 2021年10月24日 | 4回阪神6日11R | 菊花賞 | タイトルホルダー | 18頭 | 4 | 1着 |
主な管理馬
[編集]- 以下の内容は、netkeiba.com[3]に基づく。
GI級競走優勝馬
[編集]- アルクトス（2019年プロキオンステークス、2020年マイルチャンピオンシップ南部杯、さきたま杯、2021年マイルチャンピオンシップ南部杯）
- タイトルホルダー（2021年弥生賞ディープインパクト記念、菊花賞、2022年・2023年日経賞連覇、2022年天皇賞（春）、宝塚記念）
その他重賞競走優勝馬
[編集]- シェアースマイル（2011年エーデルワイス賞）
- シャインガーネット（2020年ファルコンステークス）
出典
[編集]- ^ a b c d e f g “調教師情報 栗田徹”. 日本中央競馬会. 2021年10月24日閲覧。
- ^ a b c d “【皐月賞】栗田徹調教師&タイトルホルダー父子制覇だ 義父の博憲元調教師は14年に制覇”. スポーツ報知 (2021年4月14日). 2021年10月24日閲覧。
- ^ a b c d e f “栗田徹 の重賞勝利 - 競馬データベース”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2021年10月24日閲覧。
- ^ “栗田徹調教師、JRA通算200勝達成”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ (2021年10月9日). 2021年10月24日閲覧。
- ^ “【マイルCS南部杯】史上7頭目! アルクトス連覇達成”. ZBAT!競馬. 産経新聞 (2021年10月12日). 2021年10月24日閲覧。
- ^ a b “【菊花賞結果】タイトルホルダーが逃げてゴールまで一人旅! ドゥラメンテ産駒のGI初制覇”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ (2021年10月24日). 2021年10月24日閲覧。
- ^ “【菊花賞】「血をつなぐ」責任果たす 義父育てた母の子でG1初制覇”. Yahoo!ニュース (2021年10月24日). 2021年10月24日閲覧。
- ^ “栗田徹のプロフィール”. netkeiba.com. ネットドリーマーズ. 2021年10月25日閲覧。