ビッグ・タイム
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『ビッグ・タイム』 | ||||
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トム・ウェイツ の ライブ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 | 1987年 ロサンゼルス、サンフランシスコ、ダブリン、ストックホルム、ベルリン | |||
ジャンル | ロック、実験音楽 | |||
時間 | ||||
レーベル | アイランド・レコード | |||
プロデュース | トム・ウェイツ、キャスリーン・ブレナン | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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トム・ウェイツ アルバム 年表 | ||||
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ビッグ・タイム(Big Time)は、トム・ウェイツが1988年に発表したライブ・アルバム。
解説
[編集]『フランクス・ワイルド・イヤーズ』(1987年)に伴うアメリカ・ツアーとヨーロッパ・ツアーからのライブ音源を収録。同名のドキュメンタリー映画も公開された。
収録曲のうち、「フォーリン・ダウン」のみロサンゼルスでスタジオ・レコーディングされた新曲で、リトル・フィートのメンバーが参加している。ツアー中の1987年、トムが1970年代に暮らしていたモーテル「トロピカーナ」が取り壊されたため、惜別の意味で本作に収録された[3]。「ストレンジ・ウェザー」は、マリアンヌ・フェイスフルのアルバム『ストレンジ・ウェザー』(1987年)のために書き下ろした楽曲のセルフカヴァーで、トムのスタジオ・アルバムには未収録だった。
収録曲
[編集]特記なき楽曲はトム・ウェイツ作。
- シックスティーン・シェルズ - "16 Shells from a 30.06" - 4:17
- レッド・シューズ - "Red Shoes" - 4:20
- アンダーグラウンド - "Underground" - 2:34
- コールド・コールド・グラウンド - "Cold Cold Ground" - 3:26
- ストレイト・トゥ・ザ・トップ - "Straight to the Top" (Tom Waits, Greg Cohen) - 2:48
- 昨日が戻るまで - "Yesterday Is Here" (T. Waits, Kathleen Brennan) - 2:40
- ダウン・イン・ザ・ホール - "Way Down in the Hole" - 4:43
- フォーリン・ダウン - "Falling Down" - 4:15
- ストレンジ・ウェザー - "Strange Weather" (T. Waits, K. Brennan) - 3:35
- ビッグ・ブラック・マリア - "Big Black Mariah" - 2:59
- レイン・ドッグ - "Rain Dogs" - 3:36
- トレイン・ソング - "Train Song" - 4:30
- イリノイ州ジョーンズバーグの町の歌 - "Johnsburg, Illinois" - 1:29
- ルビーズ・アームズ - "Ruby's Arms" – 4:59
- イスタンブールからの電話 - "Telephone Call from Istanbul" - 4:17
- クラップ・ハンズ - "Clap Hands" - 4:57
- ガン・ストリート・ガール - "Gun Street Girl" - 4:01
- タイム - "Time" - 4:10
参加ミュージシャン
[編集]- トム・ウェイツ - ボーカル、ギター、ピアノ、オルガン
- マーク・リボー - ギター、バンジョー、トランペット
- ウィリー・シュワルツ - アコーディオン、ハモンドオルガン、シタール、コンガ
- グレッグ・コーエン - エレクトリックベース、バスターダ、アルト・ホルン
- マイケル・ブレア - ドラムス、パーカッション、ボンゴ、ブレイク・ドラムス
- ラルフ・カーネイ - サックス、クラリネット、バリトン・ホルン
「フォーリン・ダウン」のみ下記のミュージシャン参加
- フレッド・タケット - ギター
- ラリー・テイラー - ベース
- リッチー・ヘイワード - ドラムス
カバー
[編集]- 「フォーリン・ダウン」は、ホリー・コール『Temptation』(1995年)、スカーレット・ヨハンソン『レイ・マイ・ヘッド』(2008年)といった、トム・ウェイツのトリビュート・アルバムで取り上げられた。
脚注
[編集]- ^ swedishcharts.com - Tom Waits - Big Time
- ^ ChartArchive - Tom Waits
- ^ 日本盤CD(UICY-2405)ライナーノーツ(森田敏文)