ピスケン
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ピスケン | |
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生誕 |
1964年7月24日(60歳) 日本・宮城県 |
職業 | 小説家、編集者 |
ピスケン(PISS・KEN、1964年7月24日 - )は、日本の小説家、編集者。宮城県古川市(現大崎市)出身。ピスケンの由来はPANTAの曲「P.I.S.S.」から[1]。
経歴
[編集]1964年(昭和39年)、宮城県古川市に生まれ、スラム団地で育つ。 1982年に受験で上京。翌1983年、19歳の浪人時代は沖縄県那覇市で暮らす。1984年春に再び上京し、日大に入学するも、大学には1日も通わず、神楽坂のライブハウス「エクスプロージョン」のブッキング係となる。1年後にライブハウスを辞め、その後5年間は土方・肉体労働を主にする。大学は除籍となる。 1990年、26歳のとき平和出版に入社、成人向け雑誌の編集者(兼 男優)や、BURSTの前身となる『CRUSH CITY RIDERS』(1994年、平和出版「走り屋バトルマガジン」11月号増刊)の編集に携わる。
1995年、31歳で、コアマガジンからフリー編集長としてサブカルチャー誌『BURST』を創刊。ケロッピー前田、釣崎清隆、石丸元章、福田光睦、横戸茂らが携わっていたこの雑誌は、2005年の休刊まで約10年刊行された。また、タトゥー専門誌『TATTOO BURST』(2000年〜2013年)、『BURST HIGH』(2001年〜2007年)なども編集。[2]
その後は作家に転身し、2001年に36歳で『バースト デイズ』を発表。第22回野間文芸新人賞候補。2006年にコアマガジンを退社後、近年はブログにてコラムや詩の執筆を行っていたり、自費出版小説ユニット「The Shelvis(ザ・シェルビス)」による小説や、詩集を発表している。[3]
単行本
[編集]- 『バースト デイズ』(2000年3月、河出書房新社、ISBN 978-4309013398)
- 『曽根 賢 短編作品集1』 (2015年, タコシェ/TACO ché)
- 『曽根 賢 短編作品集2』 (2016年, タコシェ/TACO ché)
- 『曽根 賢 短編作品集3 PISS INTO MY HEROES』 (タコシェ/TACO ché)
- 『火舌詩集1 Hard Boiled Moon』(2021年、タコシェ/TACO ché)
単行本未収録作品
[編集]寄稿・執筆
[編集]- 「たのしい中央線〈4〉」(2007年, 太田出版)
- 「グラフィカ特別号 島 02号 三陸 1972-2011」(2011年, グラフィカ編集室)
- 「ワチュロウ・パーティ!! ラフィン・ノーズの世界」(2011年, 白夜書房)
- 「エロ本黄金時代」(2015年、河出書房新社)
- 「PANTA 暴走対談LOFT 編」(2019年, ロフトブックス)
- 「点線面 vol.5 荒野の詩」(2021年, POMP LAB. ポンプラボ)
- 「キャンプ日和」(2021年, 河出書房新社)
- 「コミックホットミルク」(コアマガジン)目次ページ 詩を連載
脚注
[編集]- ^ “PANTA(頭脳警察)×末井昭(編集者)×曽根賢(ex.『BURST』編集長)×森下くるみ(文筆家)【前編】”. exciteニュース(Rooftop) (2019年9月11日). 2023年12月31日閲覧。
- ^ https://news.willmedia.jp/2019/02/06/4193/
- ^ https://www.loft-prj.co.jp/schedule/naked/116871