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ブリタニー・ハワード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』
Brittany Howard
Brittany Howard 2016年
基本情報
生誕 (1988-10-02) 1988年10月2日（36歳）
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 アラバマ州アセンズ
ジャンル
職業 ミュージシャン
担当楽器
  • ヴォーカル
  • ギター
  • ピアノ
  • ドラムス
  • ベース
活動期間 2009年 -
レーベル ATO Records
共同作業者

ブリタニー・ハワード（Brittany Howard、1988年10月2日 - ）は、アメリカ合衆国アラバマ州アセンズ出身のシンガーソングライター[1]。アラバマ・シェイクスのボーカル、ギタリスト、ソングライターとして知られている。

2019年にソロアルバム『Jaime』をリリース。グラミー賞にはソロアーティストとして7回ノミネートされた他、アラバマ・シェイクスとして9回ノミネートされ4回の受賞を果たしている[2]。

来歴

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アラバマ・シェイクスのライブでのブリタニー・ハワード（2012年）

1988年10月2日、ブリタニー・ハワードはアラバマ州アセンズで白人の母とアフリカ系アメリカ人の父の間に生まれた[3]。実家はガラクタ置き場にあり、落雷で全焼したこともある[4]。1998年に網膜芽細胞腫で亡くなった姉のジェイミーから詩の書き方とピアノを習った。彼女の両親はその後すぐに離婚している[5]。

13歳でギターを始め、イースト・ライムストーン高校でアラバマ・シェイクスのベーシストとなるザック・コックレルと出会う。アラバマ・シェイクスとして成功するまでは郵便局で働いていた[6]。

2009年からアラバマ・シェイクスとして活動を始め大きな成功を収めるも、2018年に活動を休止した[7]。

→詳細は「アラバマ・シェイクス」を参照

2017年、ジェシー・ラフサーとベッカ・マンカリとのバンド、バミューダ・トライアングル（Bermuda Triangle）にシンガーとして参加する[8]。

2019年9月20日、ソロ・デビュー・アルバム『Jaime』をリリースする。アルバムは高い評価を受け第63回グラミー賞で5部門にノミネートされた[9]。

音楽性

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影響を受けたアーティスト

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ブリタニー・ハワードは影響力を受けたアーティストとして、Led Zeppelin、Sister Rosetta Tharpe、Prince、Curtis Mayfield、David Bowie、Mavis Staples、Tom Waits、Björk、Gil Scott-Heron、Freddie Mercury、Tina Turnerなどを挙げている[10][11]。

人物

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アラバマ・シェイクスのライブでのブリタニー・ハワード（2014年）

ブリタニー・ハワードは25歳の時にレズビアンであることをカミングアウトした[12]。2018年、バミューダ・トライアングル・バンドのバンドメイトであるジェシー・ラフサーと結婚した[13]。

ディスコグラフィ

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→詳細は英語版「en:Brittany Howard#Discography」および「en:Alabama Shakes discography」を参照

ソロ・アルバム

  • Jaime (2019年)
  • What Now(2023年)

受賞歴

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→詳細は英語版「en:Brittany Howard#Awards and nominations」を参照

脚注

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[脚注の使い方]
  1. ^ Pareles, Jon (2015年9月2日). “Review: ‘Thunderbitch’ Features Brittany Howard of Alabama Shakes (Published 2015)” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/2015/09/03/arts/music/review-thunderbitch-features-brittany-howard-of-alabama-shakes.html 2020年11月25日閲覧。 
  2. ^ “Grammy Nominations 2021: See the List” (英語). The New York Times. (2020年11月24日). ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/2020/11/24/arts/music/grammy-nominees-list.html 2020年11月25日閲覧。 
  3. ^ “Brittany Howard of the Alabama Shakes: "I Don't Think About Color"”. BET.com. 2020年11月25日閲覧。
  4. ^ “Alabama Shakes' Brittany Howard On Small-Town Life, Big-Time Music” (英語). NPR.org. 2020年11月25日閲覧。
  5. ^ “Alabama Shakes: 'I didn't think I wanted to do this any more'” (英語). The Independent (2015年7月3日). 2020年11月25日閲覧。
  6. ^ Rhodes, Joe (2015年3月18日). “Alabama Shakes’s Soul-Stirring, Shape-Shifting New Sound (Published 2015)” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/2015/03/22/magazine/alabama-shakess-soul-stirring-shape-shifting-new-sound.html 2020年11月25日閲覧。 
  7. ^ Rhodes, Joe (2015年3月18日). “Alabama Shakes’s Soul-Stirring, Shape-Shifting New Sound (Published 2015)” (英語). The New York Times. ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/2015/03/22/magazine/alabama-shakess-soul-stirring-shape-shifting-new-sound.html 2020年11月25日閲覧。 
  8. ^ “Hear The First Single From Brittany Howard's New Band Bermuda Triangle” (英語). NPR.org. 2020年11月25日閲覧。
  9. ^ “Grammy Nominations 2021: See the List” (英語). The New York Times. (2020年11月24日). ISSN 0362-4331. https://www.nytimes.com/2020/11/24/arts/music/grammy-nominees-list.html 2020年11月25日閲覧。 
  10. ^ Arnold, Chuck (2019年9月19日). “Alabama Shakes’ Brittany Howard rocks to a solo beat on new album” (英語). New York Post. 2020年11月25日閲覧。
  11. ^ Robinson, Lisa. “We Talked Smoking, Drinking, and Soul-Baring with Alabama Shakes” (英語). Vanity Fair. 2020年11月25日閲覧。
  12. ^ “Brittany Howard: ‘I didn’t want to end up back in the trailer park’” (英語). The Independent (2019年9月21日). 2020年11月25日閲覧。
  13. ^ “Brittany Howard on Her Solo Debut, Her Black Heroes, and Owning Her Greatness” (英語). Pitchfork. 2020年11月25日閲覧。

外部リンク

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