ブリング・エム・イン (バディ・ガイのアルバム)
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『ブリング・エム・イン』 | ||||
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バディ・ガイ の スタジオ・アルバム | ||||
リリース | ||||
ジャンル | ブルース | |||
時間 | ||||
レーベル | シルヴァートーン | |||
プロデュース |
スティーヴ・ジョーダン カルロス・サンタナ(#5) | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
チャート最高順位 | ||||
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バディ・ガイ アルバム 年表 | ||||
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『ブリング・エム・イン』(Bring 'Em In)は、アメリカ合衆国のブルース・ミュージシャン、バディ・ガイが2005年に発表したスタジオ・アルバム。
背景
[編集]スティーヴ・ジョーダンがプロデューサーに起用され、ジョーダンと親交の深いキース・リチャーズ、バーニー・ウォーレル、アイヴァン・ネヴィル等もレコーディングに参加した。ただし、「アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー」のみ、フィーチャリング・ゲストのカルロス・サンタナがプロデューサーも兼任している[3]。収録曲は、主にソウル/R&B系の曲のカヴァーが中心となった[4]。
反響・評価
[編集]アメリカでは総合アルバム・チャートのBillboard 200で152位に達し[2]、『ビルボード』のブルース・アルバム・チャートでは2位[5]、トップ・ヒートシーカーズでは5位を記録した[6]。第48回グラミー賞では最優秀コンテンポラリー・ブルース・アルバム賞にノミネートされた[7]。フランスのアルバム・チャートでは合計9週トップ200入りして、最高137位を記録[1]。
Sean Westergaardはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「バッキングはしばしば、情熱的と言うよりはプロフェッショナルな方向に行ってしまった」「ガイの演奏はしっかりしているが、お膳立ての方は必ずしも彼に合っているとは言えない」としつつ、ロバート・ランドルフやキース・リチャーズの演奏に関しては「曲にうまく合っており、見事に貢献している」と評している[4]。
収録曲
[編集]- ナウ・ユー・アー・ゴーン - "Now You're Gone" (Curtis Mayfield, Joseph Scott) - 5:03
- ナインティ・ナイン・アンド・ワン・ハーフ - "Ninety Nine and One Half" (Eddie Floyd, Steve Cropper, Wilson Pickett) - 3:47
- ホワット・カインド・オブ・ウーマン・イズ・ディス? - "What Kind of Woman Is This" (Buddy Guy) - 5:17
- サムバディズ・スリーピング・イン・マイ・ベッド - "Somebody's Sleeping in My Bed" (Allen A. Jones, Bettye Crutcher) - 6:24
- アイ・プット・ア・スペル・オン・ユー - "I Put a Spell on You" (Screamin' Jay Hawkins) - 4:04
- フィーチャリング:カルロス・サンタナ(ギター)
- オン・ア・サタデイ・ナイト - "On a Saturday Night" (E. Floyd, S. Cropper) - 3:17
- エイント・ノー・サンシャイン - "Ain't No Sunshine" (Bill Withers) - 3:24
- フィーチャリング:トレイシー・チャップマン(ボーカル)
- アイヴ・ガット・ドリームズ・トゥ・リメンバー - "I've Got Dreams to Remember" (Joe Rock, Otis Redding, Zelma Redding) - 4:56
- フィーチャリング:ジョン・メイヤー(ボーカル、ギター)
- レイ・レディ・レイ - "Lay Lady Lay (Bob Dylan) - 4:35
- フィーチャリング:アンソニー・ハミルトン(ボーカル)、ロバート・ランドルフ(ペダル・スティール・ギター)
- チーパー・トゥ・キープ・ハー/ブルース・イン・ザ・ナイト - "Cheaper to Keep Her/Blues in the Night" (Bonny Rice, Harold Arlen, Johnny Mercer) - 6:17
- カット・ユー・ルーズ - "Cut You Loose" (Mel London) - 7:38
- ザ・プライス・ユー・ガッタ・ペイ - "The Price You Gotta Pay" (Keb' Mo') - 3:40
- フィーチャリング:キース・リチャーズ(ギター)
- ドゥ・ユア・シング - "Do Your Thing" (Isaac Hayes) - 4:07
参加ミュージシャン
[編集]フィーチャリング・ゲストに関しては上記「収録曲」参照。
- バディ・ガイ - ボーカル、ギター
- スティーヴ・ジョーダン - ドラムス、バッキング・ボーカル
- ダニー・コーチマー - ギター(on #1, #2, #3, #4, #6, #10, #11, #13)
- ケブ・モ - ギター(on #7, #9, #12)
- バーニー・ウォーレル - キーボード(on #1, #2, #3, #4, #6, #7, #8, #9, #10, #11, #13)
- アイヴァン・ネヴィル - キーボード(on #5, #12)、バッキング・ボーカル(on #12)
- チェスター・トンプソン - キーボード(on #5)
- ウィリー・ウィークス - ベース(#5を除く全曲)
- マイロン・ダヴ - ベース(on #5)
- ルイス・コンテ - パーカッション(on #5)
- アンドリュー・ラヴ - サクソフォーン(on #2, #3, #7, #8)
- ラニー・マクミラン - サクソフォーン(on #4, #6)
- ベン・コーリー - トランペット(on #2, #3, #4, #6, #7, #8)
- ジャック・ヘイル - トロンボーン(on #2, #3, #4, #6, #7, #8)
脚注
[編集]- ^ a b lescharts.com - Buddy Guy - Bring 'Em In
- ^ a b “Buddy Guy Chart History - Billboard 200”. Billboard. 2022年1月7日閲覧。
- ^ Buddy Guy - Bring 'Em In (CD, Album) at Discogs
- ^ a b Westergaard, Sean. “Bring 'Em In - Buddy Guy”. AllMusic. 2015年12月30日閲覧。
- ^ “Buddy Guy Chart History - Blues Albums”. Billboard. 2022年1月7日閲覧。
- ^ “Buddy Guy - Chart History - Heatseekers Albums”. Billboard. 2022年1月7日閲覧。
- ^ “48th Annual Grammy nominations list - part 2”. Variety Media (2005年12月8日). 2015年12月30日閲覧。