ライヴ・アット・レジェンズ
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『ライヴ・アット・レジェンズ』 | ||||
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バディ・ガイ の ライブ・アルバム | ||||
リリース | ||||
録音 |
2010年1月19日 - 20日 イリノイ州シカゴ バディ・ガイズ・レジェンズ(#1 - #8)[1] 2010年3月9日 テネシー州ナッシュビル ブラックバード・スタジオ(#9 - #11)[1] | |||
ジャンル | ブルース | |||
時間 | ||||
レーベル | RCAレコード/シルヴァートーン | |||
プロデュース | トム・ハンブリッジ | |||
専門評論家によるレビュー | ||||
バディ・ガイ アルバム 年表 | ||||
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『ライヴ・アット・レジェンズ』(Live at Legends)は、アメリカ合衆国のブルース・ミュージシャン、バディ・ガイが2010年に録音・2012年に発表したライブ・アルバム。
背景
[編集]大部分の曲は、ガイ自身が経営するブルース・バー「バディ・ガイズ・レジェンズ」におけるライブ録音だが、スタジオ録音による曲も3曲追加されている[1][2]。「カントリー・ボーイ」はマディ・ウォーターズが1964年に初録音した曲のカヴァーで、ガイはウォーターズによるオリジナル・ヴァージョンでもギターを弾いている[3]。
反響・評価
[編集]アメリカでは総合アルバム・チャートのBillboard 200入りは果たせなかったが、『ビルボード』のブルース・アルバム・チャートでは3位を記録した[4]。
Thom Jurekはオールミュージックにおいて5点満点中3点を付け「サウンドは素晴らしく、生々しいエッジを保っており、ガイは至る所でちぎれるようなギターを弾いている」と評している[5]。また、山崎智之は「バディのステージのエンタテインメント性を追求した内容」と評している[2]。
収録曲
[編集]ライヴ・レコーディングス
[編集]- イントロ(ミッドナイト・トレイン) - "Intro" (Roger Reale, Jon Tiven) - 0:38
- ベスト・ダム・フール - "Best Damn Fool" (Buddy Guy, Tom Hambridge) - 6:14
- マニッシュ・ボーイ - "Mannish Boy" (Mel London, Ellas McDaniel, McKinley Morganfield) - 4:06
- アイ・ジャスト・ウォント・トゥ・メイク・ラヴ・トゥ・ユー/チキン・ヘッズ - "I Just Want to Make Love to You / Chicken Heads" (Willie Dixon / Calvin Carter, Bobby Rush) - 9:22
- スキン・ディープ - "Skin Deep" (B. Guy, T. Hambridge, Gary Nicholson) - 5:16
- アイ・ガット・ザ・ブルース - "Damn Right I Got the Blues" (B. Guy) - 6:25
- ブーム・ブーム/ストレンジ・ブルー - "Boom Boom / Strange Brew" (John Lee Hooker / Eric Clapton, Felix Pappalardi, Gail Collins) - 3:00
- ヴードゥー・チャイルド/サンシャイン・オブ・ユア・ラヴ/キープ・オン・トラッキン - "Voodoo Child (Slight Return) / Sunshine of Your Love / Keep on Truckin'" (Jimi Hendrix / E. Clapton, Jack Bruce, Pete Brown / Frank Wilson, Anita Poree, Leonard Caston) - 3:35
ボーナス・スタジオ・レコーディングス
[編集]- ポルカ・ドット・ラヴ - "Polka Dot Love" (B. Guy, T. Hambridge) - 5:35
- カミング・フォー・ユー - "Coming for You" (T. Hambridge, Delbert McClinton, G. Nicholson) - 4:23
- カントリー・ボーイ - "Country Boy" (M. Morganfield) - 6:04
参加ミュージシャン
[編集]ライヴ・レコーディングス
- バディ・ガイ - ボーカル、ギター
- トム・ハンブリッジ - タンブリン、バックグラウンド・ボーカル
- リック・ホール - ギター
- マーティ・サモン - キーボード、バックグラウンド・ボーカル
- オーランド・ライト - ベース
- ティム・オースティン - ドラムス
ボーナス・スタジオ・レコーディングス
- バディ・ガイ - ボーカル、ギター
- トム・ハンブリッジ - ドラムス、パーカッション
- デヴィッド・グリソム - ギター
- リース・ワイナンス - キーボード、ハモンドオルガン
- マーティ・サモン - エレクトリックピアノ(#10)、ピアノ(#11)
- マイケル・ローズ - ベース(#9, #11)
- トミー・マクドナルド - ベース(#10)
- ジャック・ヘイル - トロンボーン(#10)
- ウェイン・ジャクソン - トランペット(#10)
- トム・マッギンリー - テナー・サクソフォーン(#10)
脚注・出典
[編集]- ^ a b c Buddy Guy - Live At Legends (CD, Album) at Discogs
- ^ a b 山崎智之 (2013年1月17日). “音楽ライター記事「ブルースの"楽しさ"を教えてくれる生ける伝説、バディ・ガイ」”. ヤマハ. 2016年12月3日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年5月15日閲覧。
- ^ 日本盤CD (SICP 3765)ライナーノーツ(山崎智之、2013年1月)
- ^ “Buddy Guy - Awards”. AllMusic. 2016年3月16日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月4日閲覧。
- ^ Jurek, Thom. “Live at Legends - Buddy Guy”. AllMusic. 2016年12月4日閲覧。