ブルキナファソ料理
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ブルキナファソ料理(ぶるきなふぁそりょうり)とは、西アフリカに位置するブルキナファソにおける料理である。他の西アフリカ諸国料理と類似しており、モロコシやキビ、米、フォニオ、トウモロコシ、ピーナッツ、ジャガイモ、豆、山芋、オクラを主食とし、 [1]穀物では米、トウモロコシ、キビが最もよく食べられる。 タンパク源としては焼いた肉(特にマトン、ヤギ、牛肉など)や焼き魚が一般的に食される。 [2]野菜としては、ヤムイモとジャガイモの他に、オクラ、トマト、ズッキーニ、ニンジン、ネギ、タマネギ、ビート、カボチャ、キュウリ、キャベツ、スイバ、ほうれん草などが頻繁に食される。
一般的な料理
[編集]- トー(食べ物) ( モシ語でsaghbo )キビ、ソルガム、トウモロコシなどの粉を湯で溶き、熱しながら勢いよく練りあげたもので、ブルキナファソの主食。蕎麦がきのような食感をしている。トマト、ピーマン、スンバラ、ニンジンなどの野菜から作られたソースとともに提供され、時にはマトンやヤギなどの肉とともに提供されることもある。 [3]手で食す。 [2]
- さやいんげん
- フフ
- Poulet Bicyclette 西アフリカ一帯で一般的な焼き鶏肉料理。
- Ragout d'Igname ブルキナファソ原産の山芋の煮込み料理
- Riz gras 玉ねぎ、トマト、肉とともに炊いたご飯。
- リズソース
- ソースゴンボ:オクラで作ったソース。
- 串焼き
- Poulet Braisé ブルキナファソの諸都市で絶大な人気を誇る焼き鶏肉で、ブルキナファソ国内ほぼ全てのレストランやバーにて提供されている。
- バベンダ:豆醤、魚、キャベツ、ほうれん草のシチュー。 [4]
レストランでは通常、ブルキナファソ料理は近隣諸国の料理と共に出される。ブルキナファソで食される外国料理には、コートジボワールのケジェヌと呼ばれる魚や肉のシチューのほか、セネガルのレモンと玉ねぎを添えた鶏肉シチューであるプーレヤッサなどがある。 [2]
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アフリカバオバブの木の実
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ブルキナファソの調理風景
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トーの調理
一般的な飲み物
[編集]- ビサップ/ビサップ ハイビスカス科のローゼル(ビサップ)の花から作られた酸味のある飲み物[5]で、砂糖で甘く味付けされる。
- Degue パールミレットとヨーグルトから作られた飲み物
- ドーロ パールミレットまたはソルガムから作られたビール[6]
- Yamaccu(Yammaccudji) 生姜入り飲料
- ゾメコメ キビ粉、生姜、レモン果汁、タマリンドを用いたソフトドリンク [1]
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- ^ a b “Oxfam's Cool Planet - Food in Burkina Faso”. Oxfam. 2012年5月17日時点のオリジナルよりアーカイブ。2008年5月21日閲覧。
- ^ a b c Marchais, Julien (フランス語). Burkina Faso. Petit Futé. pp. 99. ISBN 2-7469-1601-0
- ^ Gibbon, Ed (2005). The Congo Cookbook: African Food Recipes. OCLC 761178200
- ^ “Burkina Faso Food and Drink”. World Travel Guide (2019年). 2019年1月16日閲覧。
- ^ Grubben, G. J. H. (2004). Vegetables: Vegetables (PROTA 2). PROTA. pp. 321. ISBN 90-5782-147-8
- ^ Steinkraus, Keith (2004). Industrialization of Indigenous Fermented Foods. CRC Press. pp. 273. ISBN 0-8247-4784-4