ペイン・アンド・グローリー
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ペイン・アンド・グローリー | |
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Dolor y gloria | |
監督 | ペドロ・アルモドバル |
脚本 | ペドロ・アルモドバル |
製作 | アグスティン・アルモドバル |
製作総指揮 | エステル・ガルシア |
出演者 |
アントニオ・バンデラス ペネロペ・クルス |
音楽 | アルベルト・イグレシアス |
撮影 | ホセ・ルイス・アルカイネ |
編集 | テレサ・フォント |
製作会社 | エル・デセオ |
配給 |
ソニー・ピクチャーズ リリーシング ソニー・ピクチャーズ クラシックス キノフィルムズ |
公開 |
2019年3月22日 2019年5月17日(カンヌ国際映画祭) 2019年10月4日 2020年6月19日 |
上映時間 | 113分 |
製作国 | スペイン |
言語 | スペイン語 |
興行収入 |
$6,667,393[1] $38,070,198[2] |
『ペイン・アンド・グローリー』(西: Dolor y gloria、英: Pain and Glory)は、2019年のスペインのドラマ映画。監督・脚本はペドロ・アルモドバル、主演はアントニオ・バンデラス。アルモドバルの自伝的な要素が織り込まれた作品で、アルモドバル作品の常連俳優であるバンデラスが主人公の世界的映画監督を演じた。
第72回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門に出品され、バンデラスが男優賞を受賞した[3]。
ストーリー
[編集]この作品記事はあらすじの作成が望まれています。 |
キャスト
[編集]- サルバドール・マヨ: アントニオ・バンデラス - 半ば引退状態にある有名映画監督。
- ハシンタ・マヨ: ペネロペ・クルス - サルバドールの母。
- 老年期: フリエタ・セラーノ
- ベナンシオ・マヨ: ラウール・アレバロ - サルバドールの父。
- アルベルト・クレスポ: アシエル・エチェアンディア - サルバドールと絶縁した俳優。
- フェデリコ・デルガド: レオナルド・スバラグリア - サルバドールのかつての恋人。
- メルセデス: ノラ・ナバス - サルバドールのアシスタント。
- スレマ: セシリア・ロス - サルバドールの旧友のベテラン女優。
評価
[編集]本作は批評家から高い評価を受けている。Rotten Tomatoesには296件の批評家レビューがあり、批評家支持率は96%で、平均点は10点満点で8.3点、批評家の一致した見解は「『ペイン・アンド・グローリー』で脚本・監督のペドロ・アルモドバルは自らの人生を見事に表現し、そして巨匠ならではの技量を発揮している」となっている[6]。Metacriticには42件の批評家レビューがあり、加重平均値は88/100となっている[7]。
受賞
[編集]受賞とノミネートの一覧 | |||||
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年 | 賞 | 部門 | 対象 | 結果 | 参照 |
2019年 | カンヌ国際映画祭 | パルム・ドール | ペドロ・アルモドバル | ノミネート | |
男優賞 | アントニオ・バンデラス | 受賞 | [3] | ||
カンヌ・サウンドトラック賞 | アルベルト・イグレシアス | 受賞 | |||
クィア・パルム | ペドロ・アルモドバル | ノミネート | |||
ハリウッド映画賞 | 主演男優賞 | アントニオ・バンデラス | 受賞 | [8] | |
ニューヨーク映画批評家協会賞 | 主演男優賞 | アントニオ・バンデラス | 受賞 | [9] | |
ロサンゼルス映画批評家協会賞 | 外国語映画賞 | 『ペイン・アンド・グローリー』 | 受賞 | [9] | |
主演男優賞 | アントニオ・バンデラス | 受賞 | |||
サンディエゴ映画批評家協会賞 | 外国語映画賞 | 『ペイン・アンド・グローリー』 | ノミネート | [10] | |
サウスイースタン映画批評家協会賞 | 外国語映画賞 | 『ペイン・アンド・グローリー』 | 次点 | [11] | |
ヨーロッパ映画賞 | 作品賞 | 『ペイン・アンド・グローリー』 | ノミネート | [12] | |
観客賞 | 『ペイン・アンド・グローリー』 | ノミネート | |||
監督賞 | ペドロ・アルモドバル | ノミネート | |||
脚本賞 | ペドロ・アルモドバル | ノミネート | |||
男優賞 | アントニオ・バンデラス | 受賞 | |||
プロダクション・デザイナー賞 | アンチョン・ゴメス | 受賞 | |||
サンフランシスコ映画批評家協会賞 | 外国語映画賞 | 『ペイン・アンド・グローリー』 | ノミネート | [13] | |
主演男優賞 | アントニオ・バンデラス | 受賞 | |||
2020年 | 全米映画批評家協会賞 | 主演男優賞 | アントニオ・バンデラス | 受賞 | [9] |
オンライン映画批評家協会賞 | 主演男優賞 | アントニオ・バンデラス | ノミネート | ||
外国語映画賞 | 『ペイン・アンド・グローリー』 | ノミネート | |||
ゴールデングローブ賞 | 外国語映画賞 | 『ペイン・アンド・グローリー』 | ノミネート | [9] | |
主演男優賞 (ドラマ部門) | アントニオ・バンデラス | ノミネート | |||
放送映画批評家協会賞 | 外国語映画賞 | 『ペイン・アンド・グローリー』 | ノミネート | ||
主演男優賞 | アントニオ・バンデラス | ノミネート | |||
ゴヤ賞 | 作品賞 | 『ペイン・アンド・グローリー』 | 受賞 | [14] | |
監督賞 | ペドロ・アルモドバル | 受賞 | |||
主演男優賞 | アントニオ・バンデラス | 受賞 | |||
主演女優賞 | ペネロペ・クルス | ノミネート | |||
助演男優賞 | アシエル・エチェアンディア | ノミネート | |||
レオナルド・スバラグリア | ノミネート | ||||
助演女優賞 | フリエタ・セラーノ | 受賞 | |||
脚本賞 | ペドロ・アルモドバル | 受賞 | |||
撮影賞 | ホセ・ルイス・アルカイネ | ノミネート | |||
英国アカデミー賞 | 非英語作品賞 | ペドロ・アルモドバル、アグスティン・アルモドバル | ノミネート | ||
アカデミー賞 | 国際長編映画賞 | 『ペイン・アンド・グローリー』 | ノミネート | ||
主演男優賞 | アントニオ・バンデラス | ノミネート |
出典
[編集]- ^ “Pain and Glory” (英語). Box Office Mojo. 2021年8月12日閲覧。
- ^ “Dolor y gloria (2019) - Financial Information” (英語). The Numbers. 2021年8月12日閲覧。
- ^ a b “awards - 2019”. Festival de Cannes 2019. 2020年1月18日閲覧。
- ^ “A・バンデラスがカンヌ初受賞&オスカーノミネート! アルモドバル監督作、初夏公開”. 映画.com. (2020年1月17日) 2020年1月18日閲覧。
- ^ 野中モモ (2020年6月26日). “あぁ色鮮やかなスペイン! 巨匠アルモドバルの自伝的新作でバンデラスがカンヌ男優賞受賞『ペイン・アンド・グローリー”. BANGER!!! 2020年8月24日閲覧。
- ^ “Pain and Glory (2019)” (英語). Rotten Tomatoes. 2021年8月21日閲覧。
- ^ “Pain and Glory Reviews” (英語). Metacritic. 2020年1月18日閲覧。
- ^ Hipes, Patrick; Hipes, Patrick (2019年10月22日). “Hollywood Film Awards 2019 Winners List (So Far): Antonio Banderas, Renée Zellweger, Al Pacino, Laura Dern,’Endgame’, More – Update” (英語). Deadline.com 2020年1月18日閲覧。
- ^ a b c d “Dolor y gloria (2019) Awards”. IMDb. 2020年1月18日閲覧。
- ^ “2019 San Diego Film Critics Society’s Award Nominations”. San Diego Film Critics Society (2019年12月6日). 2020年1月19日閲覧。
- ^ Goldberg, Matt (2019年12月9日). “Southeastern Film Critics Association Selects ‘Parasite’ as the Year’s Best Film” (英語). Collider 2020年1月19日閲覧。
- ^ “EFA Nominations - European Film Awards”. www.europeanfilmawards.eu. 2019年1月18日閲覧。
- ^ “SFBAFCC 2019 Awards”. SFBAFCC. 2020年1月19日閲覧。
- ^ Lang, Jamie. “‘Pain and Glory,’ ‘While at War,’ ‘’Endless Trench’ Lead Goya Nominations” (英語). Variety 2020年1月18日閲覧。