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マテウス・ドス・サントス・カストロ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
マテウス・カストロ
名前
本名 マテウス・ドス・サントス・カストロ
Mateus dos Santos Castro
愛称 マテウス
カタカナ マテウス カストロ
ラテン文字 Mateus CASTRO
基本情報
国籍 ブラジルの旗 ブラジル
生年月日 (1994-09-11) 1994年9月11日(30歳)
出身地 イタブーナ
身長 167cm
体重 71kg
選手情報
在籍チーム サウジアラビアの旗 アル・タアーウンFC
ポジション FW
背番号 16
利き足 左足
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2010 ブラジルの旗 イタブナ
2011-2012 ブラジルの旗 クルゼイロ
2013-2016 ブラジルの旗 バイーア 4 (0)
2014 日本の旗 大宮アルディージャ (loan) 0 (0)
2015-2016 日本の旗 大宮アルディージャ (loan) 27 (2)
2017-2018 日本の旗 大宮アルディージャ 65 (17)
2019-2023 日本の旗 名古屋グランパス 131 (31)
2019 日本の旗 横浜F・マリノス (loan) 11 (1)
2023- サウジアラビアの旗 アル・タアーウンFC 19 (6)
通算 257 (57)
1. 国内リーグ戦に限る。2023-24シーズン終了時現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

マテウス・ドス・サントス・カストロ(Mateus dos Santos Castro、1994年9月11日 - )は、ブラジルバイーア州イタブーナ出身のプロサッカー選手サウジ・プロフェッショナルリーグアル・タアーウンFC所属。ポジションはフォワードミッドフィールダー

来歴

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2014年8月、ECバイーアから日本Jリーグ大宮アルディージャ期限付き移籍[1]。登録名はマテウス。天皇杯1試合のみの出場に終わり、2015年1月に退団が発表された[2]。2015年7月、期限付き移籍で大宮へ復帰した[3]

2016年は公式戦35試合に出場し5ゴール3アシストを記録した。2017年1月7日、ECバイーアから完全移籍加入したことが発表された[4]。移籍金はバイーアのHPで150万レアル(約5400万円)と発表されている[5]。同年は怪我やチームのJ2降格などがあったが後半戦からレギュラーに定着し公式戦28試合6ゴール2アシストを記録し奮闘した。

2018年も引き続き大宮でプレー。リーグ戦40試合に出場し12ゴール8アシストを記録、レギュラーとして活躍したが、チームは昇格PO一回戦で10人の東京Vに敗れ、一年でのJ1復帰に失敗した。

2019年、名古屋グランパスへ完全移籍[6]。5月12日、第11節の浦和レッズ戦で移籍後初ゴールを記録[7]。しかしエドゥアルド・ネットが復帰するとチームの外国人枠の関係でメンバーを外れることが多くなり、同年8月12日に横浜F・マリノスへ期限付き移籍で加入[8]。マリノスでは左サイドを主戦場とし、チームのリーグ優勝に貢献した。

2020年は名古屋グランパスへ復帰。新監督のマッシモ・フィッカデンティによって重用されてほぼ全試合に出場し、9ゴール8アシストを記録して献身的な守備でチームに貢献した[9][10][11]。2022年に背番号を10、登録名をマテウス・カストロに変更、新監督の長谷川健太によってセンターフォワードにコンバートされる[12]

2023年8月1日、サウジ・プロフェッショナルリーグアル・タアーウンFCへの完全移籍が発表された[13]。攻撃を牽引する活躍を見せたが、2024年3月5日のトレーニング中に負傷し、アキレス腱を断裂により全治9~12か月との診断を受けた[14]

特徴

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スピードと力強さのあるドリブルによる突破力が最大の特徴で、その中であってもボールコントロールが乱れることも少ない[15]。左足のキックは精度・威力ともに高く、クロスやラストパスで攻撃を牽引するとともに、自らの得点力も高い[15]

個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2014 大宮 42 J1 0 0 - 1 0 1 0
ブラジル リーグ戦 ブラジル杯オープン杯 期間通算
2015 バイーア セリエB 1 0 2 0 - 3 0
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2015 大宮 16 J2 5 0 - 2 1 7 1
2016 J1 22 2 8 1 5 2 35 5
2017 25 5 1 1 2 0 28 6
2018 J2 40 12 - 0 0 40 12
2019 名古屋 11 J1 9 3 3 1 1 0 13 4
横浜FM 28 11 1 - - 11 1
2020 名古屋 16 34 9 4 2 - 38 11
2021 37 7 5 1 4 2 46 10
2022 10 30 8 7 3 3 2 40 13
2023 21 4 4 0 3 2 28 6
通算 日本 J1 189 39 32 9 19 8 240 56
日本 J2 45 12 - 2 1 47 13
ブラジル セリエB 1 0 2 0 - 3 0
総通算 235 51 34 9 21 9 290 69

その他公式戦

国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2021 名古屋 16 8 4
通算 AFC 8 4

タイトル

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大宮アルディージャ
横浜F・マリノス
名古屋グランパス

脚注

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  1. ^ ECバイーア マテウス選手 大宮アルディージャ加入のお知らせ大宮アルディージャ公式サイト、2014年8月13日
  2. ^ マテウス選手 期限付き移籍期間満了のお知らせ大宮アルディージャ公式サイト、2015年1月23日
  3. ^ マテウス選手 期限付き移籍加入のお知らせ大宮アルディージャ公式サイト、2015年7月10日
  4. ^ https://www.ardija.co.jp/news/detail/11878.html
  5. ^ http://www.esporteclubebahia.com.br/comunicado-45/
  6. ^ マテウス選手、移籍加入のお知らせ名古屋グランパス公式サイト、2019年1月6日
  7. ^ 名古屋、浦和に快勝で2位キープ。マテウス初ゴール&ジョー追加点で2-0フットボールチャンネル(2019年5月12日)
  8. ^ マテウス選手 期限付き移籍加入のお知らせ横浜F・マリノス公式サイト、2019年8月12日
  9. ^ ““11人の共同作業”J1最少の失点28 チーム全体に浸透した守備の意識【名古屋グランパス連載(上)】”. 中日スポーツ. (2020年12月21日). https://www.chunichi.co.jp/article/174108 2021年4月19日閲覧。 
  10. ^ “理想はリバプール…縦に速い攻撃は「形」見せるも、生かせなかった「5人交代制」【名古屋グランパス連載(中)】”. 中日スポーツ. (2020年12月23日). https://www.chunichi.co.jp/article/174778 2021年4月19日閲覧。 
  11. ^ 飯尾篤史 (2020年1月27日). “名古屋のフィッカデンティ監督がテストする「驚き」の新布陣とは”. サッカーダイジェスト. 2021年4月12日閲覧。
  12. ^ 【J1名古屋】シーズン総括(上) 本職CFがいない…マテウスのコンバートは奏功したが…”. 中日スポーツ (2022年11月10日). 2022年11月22日閲覧。
  13. ^ マテウス カストロ選手、アル・タアーウンFCへの完全移籍クラブ間合意のお知らせ名古屋グランパス公式サイト、2023年8月1日
  14. ^ 元名古屋FWマテウスがアキレス腱断裂…全治約9〜12カ月見込みでシーズンアウトに”. SOCCERKING (2024年3月5日). 2024年3月14日閲覧。
  15. ^ a b Jリーグ能力値ランキング【マテウス・カストロ】凄まじい破壊力! 単独で違いを作るレフティーモンスター”. FOOTBALL CHANNEL (2024年3月5日). 2024年3月14日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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