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黄南チベット族自治州

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
中華人民共和国 青海省 黄南チベット族自治州
རྨ་ལྷོ་བོད་རིགས་རང་སྐྱོང་ཁུལ་
ロンウォ寺
ロンウォ寺
ロンウォ寺
青海省中の黄南チベット族自治州の位置
青海省中の黄南チベット族自治州の位置
青海省中の黄南チベット族自治州の位置
簡体字 黄南藏族自治州
繁体字 黃南藏族自治州
拼音 Huángnán Zàngzú Zìzhìzhōu
カタカナ転写 ファンナンツァンツーズーチーヂョウ
チベット語 རྨ་ལྷོ་བོད་རིགས་རང་སྐྱོང་ཁུལ་
ワイリー方式 rma-lho bod-rigs rang-skyong-khul
蔵文拼音 Malho Poirig Ranggyong Kü
国家 中華人民共和国の旗 中華人民共和国
青海
行政級別 自治州
面積
総面積 17,921 km²
人口
総人口(2004) 22 万人
経済
電話番号 0973
郵便番号 811300
ナンバープレート 青D
行政区画代碼 632300
公式ウェブサイト http://www.huangnan.gov.cn/

黄南チベット族自治州(こうなん-チベットぞく-じちしゅう)は中華人民共和国青海省に位置するチベット民族自治州。黄南蔵族自治州(こうなんぞうぞくじちしゅう)とも称されている。

チベット名はマロ・プーリー・ランキョン・クル(チベット文字རྨ་ལྷོ་བོད་རིགས་རང་སྐྱོང་ཁུལ་)。チベット語の「マ (rma)」とは黄河の上流部マチュ河 (rma chu) を、「ロ (lho)」とは「南」を意味し、あわせて「マチュ河の南」を意味する。中国名「黄南」は、その逐語訳である。

地理

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北部は青海省海東市、西部は海南チベット族自治州、西南部はゴロク・チベット族自治州、東部から南部にかけては甘粛省甘南チベット族自治州と接する。チベットの伝統的な地理区分では、アムド地方のレプコン地方の中核をなす。

沿革

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1953年12月23日、「プーリー・ランキョン・ジョン(bod rigs rang skyong ljongs, 蔵族自治区)」として発足、1955年に「ランキョン・クル(自治州)」に改称して現在に至る。

行政区画

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1県級市・2県・1自治県を管轄する。

同仁、チェンツァ、ツェコクで発足、後にソクデを加える。

州人民政府の所在地は同仁市のロンボ・ギャガル(rong po rgya mkhar, 隆務鎮)。

黄南チベット族自治州の地図

年表

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この節の出典[1][2]

黄南チベット族自治区

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  • 1953年9月30日 - 青海省同仁チベット族自治区尖扎県を編入。黄南チベット族自治区が成立。(3県)
    • 同仁チベット族自治区が県制施行し、同仁県となる。
    • 同仁県の一部が分立し、沢庫県が発足。
  • 1955年7月28日 - 黄南チベット族自治区が黄南チベット族自治州に改称。

黄南チベット族自治州

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脚注

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参考文献

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  • A. Gruschke: The Cultural Monuments of Tibet’s Outer Provinces: Amdo - Volume 1. The Qinghai Part of Amdo, White Lotus Press, Bangkok 2001. ISBN 974-480-049-6
  • Tsering Shakya: The Dragon in the Land of Snows. A History of Modern Tibet Since 1947, London 1999, ISBN 0-14-019615-3

外部リンク

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