モバイル・インターネットキャピタル
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒100-6004 東京都千代田区霞が関3-2-5 霞が関ビル4階 |
設立 | 1999年11月11日 |
業種 | 証券、商品先物取引業 |
法人番号 | 9010401039322 |
代表者 | 海老澤観(代表取締役社長) |
資本金 | 1億円 |
純利益 |
3,798万円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
11億7,398万3,000円 (2024年3月期)[1] |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 |
NTTドコモ インターネット総合研究所 みずほ証券 MIC役職員持株投資事業組合 |
外部リンク | https://www.mickk.com/ |
モバイル・インターネットキャピタル株式会社(Mobile Internet Capital, Inc.)は、東京都千代田区霞が関に本社を置くベンチャーキャピタル。1999年創業。IT・デジタルテクノロジー関連企業への投資を手掛け、日本のベンチャーキャピタル業界を支える代表的投資ファンドの一つである。
22件のIPO実績(2023年8月時点)を持ち、組成ファンドのAUMは350億円を超える。2019年に5号ファンドを105億円で組成し、現在、投資活動を積極的に進めている。2023年4月には、モバイル・インターネットキャピタル初となるSeedファンドを組成している。
デジタル・テクノロジー領域への豊富な知見と投資実績を保有し、業界特化型VCとしては最古参の1社である。また、創業当初から日本における大企業とのオープン・イノベーションを掲げ、出資者(LP)との積極的なオープン・イノベーションに取り組んでいる。
また、代表取締役社長・マネージングパートナーの元木は、Forbes2018年/2021年に日本で最も影響力のあるベンチャー投資家Best10にそれぞれ9位と4位でランクインしている。
VCとして情報発信活動にも力を入れ、VC界隈ではまだ珍しい音声配信という手法を選択し、2021年に初の公式ポッドキャスト「起業家のキモチ」の制作をスタート。投資先企業の価値をより分かりやすく発信することを主眼とした取り組みであり、2024年時点で4期目となる「起業家のキモチ~VC発!イノベーション実録~」を毎週火曜日に配信中。通算150エピソード以上、ゲストに迎えた企業数は40社以上を数える。 積極的なハンズオン支援を方針としつつ、創業間もないスタートアップの知財支援には定評のあるVCである。
モバイル・インターネットキャピタルは、その存在感と手腕により、ベンチャーキャピタル界において常に先駆者であり続けている。その軌跡は既に数多くの才能ある起業家たちの成功へと繋がっている。
目的
[編集]役員
[編集]- 元木新(代表取締役社長)
- 海老澤観(取締役会長)
- 藤原 洋
- 浅井覚
- 吉海秀人
- 馬上英実
元役員
[編集]- 勝又幹英
- 吉崎健
- 幸田博人
- 山中卓
ファンドマネージャー
- 元木 新/代表取締役社長・マネージングパートナー
- 海老澤 観/取締役会長・パートナー
- 木村 賢蔵/パートナー・プリンシパル
- 苗 春亭/パートナー・プリンシパル
- 稲垣 泰仁/パートナー・インベストメントマネージャー
- 木本 恭介/インベストメントマネージャー
アドバイザー
- 西岡 郁夫氏/テクノロジーアドバイザー ICT技術・サービス担当
- 藤原 洋氏/テクノロジーアドバイザー ICT政策関連/環境・エネルギー担当
- 服部 正太氏/テクノロジーアドバイザー 新規テクノロジー・サービス担当
- 藤田 勉氏/テクノロジーアドバイザー Fintech担当
- 野呂 エイシロウ氏/PRアドバイザー PR/戦略担当
コミュニケーションマネージャー
- 有賀 沙樹/コミュニケーションマネージャー・ポッドキャストパーソナリティー
脚注
[編集]関連項目
[編集]- NTTドコモ
- インターネット総合研究所
- みずほ証券
- 2021年シーズン1のポッドキャスト「MIC Future Eyes」
- 2022年シーズン2のポッドキャスト「起業家のキモチ~動き出したくなるラジオ~」
- 2023年シーズン3のポッドキャスト「起業家のキモチ~かけだし起業家応援ラジオ~」
- 関連図書「デジタル情報革命の潮流の中で~インターネット社会実現へ向けての60年自分史~ 著者 藤原洋」
- モバイル・インターネットキャピタル設立時の秘話(上記著書P192~P193の部分)
- 著者の藤原洋氏(現MIC社外取締役)は、IRI(東証マザーズ1号)上場前からベンチャーキャピタル事業への参入を検討。IRIが東証マザーズ申請日に1999年11月11日にモバイル・インターネットキャピタル株式会社(以下、MIC)を設立。
- 馬上英実氏(当時は興銀。現MIC監査役。日本産業パートナーズ代表)から藤原氏にベンチャーキャピタル会社設立の相談があり、インターネット業界の人物だけでなく、移動通信会の大御所であるNTTドコモ(当時の大星会長と立川社長(当時))にかけあい、インテルジャパン会長を丁度退任された西岡氏(当時)を社長として設立したものである。
- モバイル・インターネットキャピタル設立時の秘話(上記著書P192~P193の部分)