ヤマハ・VOX
基本情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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排気量クラス | 原動機付自転車 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
車体型式 | JBH-SA31J | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
エンジン |
A308E型 49 cm3 水冷4ストロークSOHC3バルブ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
内径×行程 / 圧縮比 | 38.1 mm × 53.5 mm / 12.0:1 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最高出力 | 3.1kW 4.2ps/8000rpm | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
最大トルク | 3.9N・m 0.40kgf・m/6500rpm | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
車両重量 | 88 kg | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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VOX(ボックス)は、ヤマハ発動機が販売していたスクータータイプの原動機付自転車(オートバイ)である。製造は台湾ヤマハ。
概要
[編集]ボックスは2006年5月に発売された。「アソビバコ!」をキャッチフレーズに若年層をターゲットとして販売された。車体座席下部に設けられたテニスラケットも収納できる横開きの34L大容量スペース[注 1]に加え、ファットタイヤ、丸型ヘッドライト、そしてシンプルなデザイン[注 2]が評価され、2006年にグッドデザイン賞を受賞した[2]。エンジンは4ストロークのギアと共通である。ヤマハとしては50ccクラス初のフューエルインジェクションを採用し、クラストップクラスの5.2馬力を発揮した。
2007年3月にはカラーリング・エンブレムデザインの変更、前輪フォークにオイルダンパーの採用、上級グレードのDX(デラックス)を追加などのマイナーチェンジが行われた。このデラックスと通常グレードの違いは、メッキパーツの追加(ハンドルバー、メーターケース、ヘッドライトリム、ミラーユニットなど)、メッキ立体エンブレム[注 3]の採用、デラックス限定カラーの設定など外観に関わるもので、走行性能は通常グレードと共通である。
11月には楽器用アンプメーカーVOXとのコラボ車両「VOX & VOX」が楽器フェア2007にてVOXの輸入代理店であるKORG[注 4]のブースで展示された(同車両は翌年開催の2008 NAMM Showでも展示された)[3]。
2009年3月には、DXのカラーリング変更、出力特性の変更を行ったモデルが発売された。エンジンは同クラス他車種の出力に合わせる形で1馬力のデチューンとなり[4]、追って通常グレードも同様のモデルチェンジが行われた[5]。
北米仕様はシー・キューブド (C3) 、ヨーロッパ仕様はギグル (Giggle) という名称で販売されている。
2013年2月1日初の限定モデル「VOX XF50L」(VOX LIMITED)を1,000台限定で販売[6]。
2017年9月1日、平成28年度自動車排出ガス規制強化により生産終了を発表[7]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “ヤマハ VOX(ボックス)”. 川口輪業. 2024年8月14日閲覧。
- ^ “スクーター [VOX XF50]”. 公益財団法人日本デザイン振興会. 2014年3月11日閲覧。
- ^ “VOX & VOX”. YSP杉並南. 2020年11月9日閲覧。
- ^ 出力特性変更による市街地走行での扱い易さを向上ユニークなスタイルと収納性が人気のスクーター「VOX XF50D」2009年モデルを発売
- ^ ストリートスタイル”をイメージさせる新色を設定市街地走行での扱い易さも向上「VOX XF50」2009年モデルを発売
- ^ Zi-cals (2013年1月16日). “初の限定カラーはブラック&レッドで個性を強調 「VOX XF50L」(VOX LIMITED) 台数限定発売について”. ヤマハ発動機 2019年5月22日閲覧。
- ^ 播磨谷拓巳 (2017年9月2日). “ヤマハが生産終了を相次いで発表 40年のロングセラー車種も”. BuzzFeed Japan 2017年9月2日閲覧。