ラグビーサモア代表
ユニオン | サモアラグビー協会 | ||
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愛称 | マヌ・サモア | ||
エンブレム | 南十字星 | ||
グラウンド | アピアパーク | ||
ヘッドコーチ | マホンリ・シュワルガー | ||
主将 | テオ・マクファーランド | ||
最多キャップ | ブライアン・リマ (67) | ||
最多得点選手 | トゥシ・ピシ (245) | ||
最多トライ選手 | ブライアン・リマ (31) | ||
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初国際試合 | |||
西サモア 0 – 6 フィジー (1924年8月18日) | |||
最大差勝利試合 | |||
サモア 115 – 7 パプアニューギニア (2009年7月11日) | |||
最大差敗戦試合 | |||
ニュージーランド 101 – 14 サモア (2008年9月3日) | |||
ラグビーワールドカップ | |||
出場回数 | 9 (1991年初出場) | ||
最高成績 | ベスト8(1991, 1995) |
ラグビーサモア代表は、サモアラグビー協会によるラグビーユニオンのナショナルチームである。愛称は「マヌ・サモア」 (Manu Samoa) である。1997年7月まではラグビー西サモア代表と呼ばれていた。
概要
[編集]フィジー・トンガとともにパシフィック・トライネイションズを形成していた。
ワールドカップは1991年大会以来連続で出場しており、ベスト8が最高。
パシフィック・トライネイションズは1982年の第1回と最後の大会となった2005年など9回優勝している。1993年・1994年にはスーパーラグビーの前身大会となるスーパー10に出場した。
2006年からパシフィック・ネイションズカップに参加している。
ウォークライはシヴァタウ。
2022年1月から、ワールドラグビーにより代表資格に関する新たなルールが加わった。これにより、他国代表としての出場から36カ月以上が経過した選手は、本人または両親か祖父母が生まれた国の代表に変更できることになった[1]。サモアのほか、フィジーやトンガなど南太平洋諸国の選手が経済的事情などで外国へ流出している状況への配慮となる[1]。
新しい代表資格ルール適用により、2023年7月に開催のパシフィック・ネイションズカップには、クリスチャン・リアリーファノ(元オーストラリア代表26cap)やチャーリー・ファウムイナ(元ニュージーランド代表50cap)がサモア代表として出場した[2][3]。
2024年7月11日、サモアラグビー協会は財政難を理由に、11月の国際試合期間中に、サモア代表の遠征を行わないことをワールドラグビーに通知した[4]。大きな原因として、スポンサー不足があるという[5][6]。(「2024年末のラグビーユニオン国際試合」を参照。)
ワールドカップの成績
[編集]- 1987年 - 不参加
- 1991年 - ベスト8
- 1995年 - ベスト8
- 1999年 - プレーオフ敗退
- 2003年 - プール戦敗退
- 2007年 - プール戦敗退
- 2011年 - プール戦敗退
- 2015年 - プール戦敗退
- 2019年 - プール戦敗退
- 2023年 - プール戦敗退
選手
[編集]現在の代表
[編集]サモア代表スコッド[7]
- ヘッドコーチ : マホンリ・シュワルガー
※所属、 キャップ数(Cap)は2024年7月7日現在
歴代の主な代表選手
[編集]ワールドラグビー男子ランキング
[編集]上位30チーム(2024年12月16日時点)[8] | |||||
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順位 | 変動* | チーム | ポイント | ||
1 | 南アフリカ共和国 | 92.78 | |||
2 | アイルランド | 90.78 | |||
3 | ニュージーランド | 90.36 | |||
4 | フランス | 88.51 | |||
5 | アルゼンチン | 84.97 | |||
6 | スコットランド | 83.34 | |||
7 | イングランド | 82.31 | |||
8 | オーストラリア | 81.52 | |||
9 | フィジー | 80.07 | |||
10 | イタリア | 78.64 | |||
11 | ウェールズ | 74.01 | |||
12 | ジョージア | 73.85 | |||
13 | 日本 | 72.95 | |||
14 | サモア | 72.68 | |||
15 | アメリカ合衆国 | 70.02 | |||
16 | ポルトガル | 68.82 | |||
17 | ウルグアイ | 67.06 | |||
18 | スペイン | 65.98 | |||
19 | トンガ | 65.46 | |||
20 | ルーマニア | 63.01 | |||
21 | チリ | 62.99 | |||
22 | カナダ | 59.18 | |||
23 | 香港 | 58.62 | |||
24 | ロシア | 58.06 | |||
25 | ナミビア | 57.87 | |||
26 | ブラジル | 57.40 | |||
27 | オランダ | 57.29 | |||
28 | ベルギー | 56.51 | |||
29 | ジンバブエ | 56.03 | |||
30 | スイス | 56.04 | |||
*前週からの変動 | |||||
サモアのランキングの推移 | |||||
生のグラフデータを参照/編集してください. | |||||
出典: ワールドラグビー[8] 推移グラフの最終更新: 2024年12月16日 |
ワールドラグビーが発表するデータにもとづく。
週ごとのランキングにおいて最高ランクは7位で、2012年12月3日付から2013年2月4日付までの10週間、2013年3月18日付から同11月4日付までの34週間だった[9]。
2023年7月22日に行われたパシフィックネーションズシリーズの日本代表戦にアウェイで勝利し[3]、2023年7月24日付ランキングで12位から10位に上昇した。2015年8月17日付以来およそ8年ぶりのトップ10入り[9]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “国代表資格変更が可能に。元NZ代表らに太平洋諸国が注目、元豪代表フォラウにはトンガ熱視線 - ラグビーリパブリック” (2021年11月25日). 2023年7月22日閲覧。
- ^ “代表資格規定変更&SR参戦 ラグビーサモア代表に吹く追い風 22日・日本代表戦 - スポニチ Sponichi Annex スポーツ”. スポニチ Sponichi Annex. 2023年7月22日閲覧。
- ^ a b “【サモア代表】指揮官、リアリーファノを絶賛。「いまも自身が進化しようと学び続けている。その姿が、若手にとってどれだけ大きいか」 - ラグビーリパブリック” (2023年7月23日). 2023年7月24日閲覧。
- ^ “Samoa rugby facing 'significant financial challenges', withdraws from Europe tour” (英語). RNZ (2024年8月6日). 2024年10月23日閲覧。
- ^ “Dropping the ball: Samoa's financial woes due to 'decisions taken by the union', World Rugby says” (英語). RNZ (2024年8月7日). 2024年10月23日閲覧。
- ^ “OPINION : The cost and complexity of international rugby and the reality of small rugby unions!” (英語). Newsline Samoa (2024年8月30日). 2024年10月23日閲覧。
- ^ Three former All Blacks in Samoa squad for Rugby World Cup . Rugby.com.au(2023年8月6日). 2024年7月7日閲覧。
- ^ a b “Men's World Rankings”. ワールドラグビー. 16 December 2024閲覧。
- ^ a b “Data:Men's World Rugby rankings.tab - Wikimedia Commons” (英語). commons.wikimedia.org. 2023年7月24日閲覧。