ランドール・ベイリー
基本情報 | |
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通称 | The Knock-Out King |
階級 | ウェルター級 |
身長 | 175cm |
リーチ | 178cm |
国籍 | アメリカ合衆国 |
誕生日 | 1974年9月13日(50歳) |
スタイル | オーソドックス |
プロボクシング戦績 | |
総試合数 | 56 |
勝ち | 46 |
KO勝ち | 39 |
敗け | 9 |
引き分け | 0 |
無効試合 | 1 |
ランドール・ベイリー(Randall Bailey、1974年9月13日 - )は、アメリカ合衆国の元プロボクサー。愛称はThe Knock-Out King。
元IBF世界ウェルター級王者。元WBA世界スーパーライト級暫定王者。元WBO世界スーパーライト級王者。世界2階級制覇王者。
ボクシングシーン・ドットコムは「一発の破壊力が非常に強力なハードパンチャー」であり、ディベイラ・エンターテインメントのルー・ディベィラは「彼のパンチ力は並外れている」と言わしめた[1]。
来歴
[編集]1999年5月15日、フロリダ州マイアミのジャイ・アライ・フロントでWBO世界スーパーライト級王者のカルロス・ゴンサレスと対戦し、スーパーライト級世界戦最速KOとなる初回41秒KO勝ちを収め王座を獲得した[2]。尚ベイリーが記録した41秒は 2016年12月3日にエドゥアルド・トロヤノフスキーがジュリアス・インドンゴに初回40秒でKO負けをするまで最短記録となった[3][4]。
2009年8月28日、フロリダ州ハリウッドのセミノール・ハードロック・ホテル・アンド・カジノ内にあるハード・ロック・ライブで、IBF世界スーパーライト級王者ファン・ウランゴと対戦したが11回TKO負け[5]。
2012年6月9日、MGMグランド・ガーデン・アリーナにて、マニー・パッキャオ対ティモシー・ブラッドリーの前座でアンドレ・ベルトの王座返上に伴いマイク・ジョーンズとIBF世界ウェルター級王座決定戦を行い、11回2分52秒TKO勝ちを収め2階級制覇に成功した[6]。
2012年10月20日、バークレイズ・センターで、ダニー・ガルシア対エリック・モラレスの前座で元WBC・IBF世界スーパーライト級統一王者のデボン・アレクサンダーと対戦し、12回0-3(110-116、111-115、109-117)の判定負けを喫し初防衛に失敗、王座から陥落した[7]。この試合での自身のパンチ数はわずか45回で、『ギネス世界記録 2014』に「12ラウンドを最も少ないパンチ数で闘った王座決定戦」の記録として掲載された[8]。
2015年6月20日、ジョージア州リバーデイルでガンドリック・キングとウェルター級契約10回戦を行い、2回2分6秒KO勝ちを収めた[9]。
2015年10月4日、仁川の仙鶴体育館で藤中周作(金子)とWBOアジア太平洋ウェルター級王座決定戦を行い、7回2分5秒KO勝ちを収め王座獲得に成功した[10]。
2016年4月27日、ブリスベンのブリスベン・コンベンション・アンド・エキシビジョンセンターでIBFインターコンチネンタルウェルター級王者ジェフ・ホーンとホーンが保有する王座とWBOインターコンチネンタルウェルター級王座決定戦も兼ねて対戦し、ベイリーの7回終了時棄権によるTKO負けを喫し王座獲得に失敗した[11]。
獲得タイトル
[編集]- WBO世界スーパーライト級王座(防衛2)
- WBA世界スーパーライト級暫定王座 (防衛0)
- IBF世界ウェルター級王座(防衛0)
- IBA世界スーパーライト級王座
- WBCラテンスーパーライト級王座
- WBOアジア太平洋ウェルター級王座
脚注
[編集]- ^ “Rendall Bailey Aims To Land Dealy Power on Mike Jones”. Boxingscene.com (2012年6月9日). 2016年12月8日閲覧。
- ^ BOXING Randall Bailey VS Carlos Gonzalez youtube 2011年12月3日公開、2016年1月23日閲覧
- ^ Indongo dethrones IBF champ Troyanovsky with crushing 40 second knockout Fightnews.com 2016年12月3日
- ^ トロヤスフスキー40秒で沈む、インドンゴ殊勲の戴冠 Boxing News(ボクシングニュース) 2016年12月4日
- ^ ウランゴ逆転TKO勝ち 新鋭クラウド戴冠 ボクシングニュース「Box-on!」 2009年8月29日
- ^ “37歳ベイリー劇的TKO勝ち IBFウェルター級王座決定戦”. Box on (2012年6月11日). 2016年12月7日閲覧。
- ^ “キッド・チョコレート”6度倒す圧勝 アレキサンダーはベイリー攻略 ボクシングニュース「Box-on!」 2012年10月21日
- ^ クレイグ・グレンディ『ギネス世界記録 2014』p234(2013年9月12日初版、KADOKAWA)
- ^ Bailey KOs King Fightnews.com 2015年6月21日
- ^ 藤中周作7回KO負け、元世界王者ベイリーに及ばず Boxing News(ボクシングニュース) 2015年10月5日
- ^ Horn stops Bailey in seven Fightnews.com 2016年4月27日
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]前王者 カルロス・ゴンサレス |
WBO世界スーパーライト級王者 1999年5月15日 - 2000年7月22日 |
次王者 エネル・フリオ |
前王者 N/A |
WBA世界スーパーライト級暫定王者 2002年2月2日 - 2002年5月11日 |
空位 次タイトル獲得者 マルコス・マイダナ |
空位 前タイトル保持者 アンドレ・ベルト |
IBF世界ウェルター級王者 2012年6月9日 - 2012年10月20日 |
次王者 デボン・アレクサンダー |