ルッツ・ファンネンシュティール
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名前 | ||||||
ラテン文字 | Lutz Pfannenstiel | |||||
基本情報 | ||||||
国籍 | ドイツ | |||||
生年月日 | 1973年5月12日(51歳) | |||||
出身地 | ツヴィーゼル | |||||
身長 | 186cm | |||||
選手情報 | ||||||
ポジション | GK | |||||
代表歴2 | ||||||
1986-1987 | ドイツU-17[1] | 5(0) | ||||
2. 2010年6月20日現在。 ■テンプレート(■ノート ■解説)■サッカー選手pj |
ルッツ・ファンネンシュティール(独: Lutz Pfannenstiel、1973年5月13日 - )は、ドイツのサッカー選手、指導者[2]。選手としてのポジションはゴールキーパー。
経歴
[編集]ファンネンシュティールはキャリアを通して世界中の25ものクラブに在籍している[3]。母国ドイツの他、イングランド、ニュージーランド[4]、シンガポール、アルメニア、ブラジル、南アフリカ、フィンランド、マレーシア、マルタ、ベルギー、カナダ、ナミビア、ノルウェー、アルバニアでプレーした[5]。2008年にブラジルのCAエルマン・アイシンジェルと契約した時、世界初の6大陸全てのクラブに在籍した選手となった[6][7]。
近年は指導者としても活動し、2008年4月に同じくドイツ国籍のラインホルト・ファンツが指揮を執るキューバ代表のGKコーチに就任した[8]。2009年4月にはノルウェーのマングレルド・スターにコーチ兼任で移籍し[9]、同年10月には監督兼任でナミビアのランブラーズFCに移籍した[10]。ランブラーズでの監督業の傍ら、ナミビア代表ゴールキーパーコーチも務めている[11]。
2009年10月には自叙伝を発売し[12]、2010 FIFAワールドカップでは第2ドイツテレビの解説者として活動している[13]。
また、2009年よりグローバル・ゴール(Grobal Goal)というプロジェクトを立ち上げ、地球温暖化防止を訴えている。2010年12月には活動の一環として南極での試合を予定しているほか、アマゾン、ネパール、ナミビア、タンザニアなどでの試合を計画している[14][15]。このプロジェクトにはアウダイール、ブライアン・ラウドルップ、カルロス・バルデラマ、カフー、ベベット、オーレ・グンナー・スールシャールなどのサッカー選手が協力している。
2011年限りで現役を引退し、同年からはTSG1899ホッフェンハイムのスカウトを務めている[16]。
所属クラブ
[編集]在籍期間 | クラブ | 国 | 出場 |
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1991-1993 | 1.FCバート・ケッツティング | ドイツ | 68 |
1994 | ペナンFA | マレーシア | 12 |
1994-1995 | ウィンブルドンFC | イングランド | 0 |
1995 | ハムルーン・スパルタンズFC(ローン) | マルタ | 4 |
1995-1997 | ノッティンガム・フォレストFC | イングランド | 0 |
1995 | シント=トロイデンVV(ローン) | ベルギー | 4 |
1996 | センバワン・レンジャーズFC(ローン) | シンガポール | 22 |
1996-1997 | オーランド・パイレーツFC(ローン) | 南アフリカ共和国 | 7 |
1997 | TPV | フィンランド | 8 |
1997 | FCハカ | 0 | |
1998-1999 | SVヴァッカー・ブルクハウゼン | ドイツ | 14 |
1999-2000 | ゲイラン・ユナイテッドFC | シンガポール | 46 |
2001 | ダニーデン・テクニカル | ニュージーランド | 18 |
2001-2002 | ブラッドフォード・パーク・アベニューAFC(ローン) | イングランド | 1 |
2001-2002 | ハダースフィールド・タウンFC | 0 | |
2002 | ダニーデン・テクニカル | ニュージーランド | 18 |
2002-2003 | ASVカーム(ローン) | ドイツ | 12 |
2002-2003 | ブラッドフォード・パーク・アベニューAFC(ローン) | イングランド | 14 |
2003 | ダニーデン・テクニカル | ニュージーランド | 18 |
2003 | ベルムSK(ローン) | ノルウェー | 13 |
2004 | カルガリー・マスタングス | カナダ | 28 |
2004-2006 | オタゴ・ユナイテッド | ニュージーランド | 36 |
2006-2007 | KSヴラズニア・シュコダル | アルバニア | 14 |
2007 | FCベントニト・イジェヴァン | アルメニア | 12 |
2007 | ベルムSK | ノルウェー | 9 |
2007 | バンクーバー・ホワイトキャップスFC | カナダ | 4 |
2008 | CAエルマン・アイシンジェル | ブラジル | 12 |
2008 | フレッケレイIL | ノルウェー | 14 |
2009 | マングレルド・スター | 11 | |
2009-2011 | ランブラーズFC | ナミビア | 45 |
脚注
[編集]- ^ “Malaysia wirkte auf Pfannenstiel wie eine Droge” (ドイツ語). Die Welt (2009年9月26日). 2010年6月22日閲覧。
- ^ “KEEPERsport Interview mit Torhüter Lutz Pfannenstiel” (ドイツ語). Keeperworld.blogspot.com (2009年4月15日). 2010年6月22日閲覧。
- ^ “Pfannenstiel — globetrotting German goalie with 24 clubs”. AFP (2009年1月26日). 2010年6月22日閲覧。
- ^ “Soccer: Have ball, will travel - and there's plenty of that for goalie”. The New Zealand Herald (2004年12月15日). 2010年6月22日閲覧。
- ^ Lutz Pfannenstiel, intercontinental (with photo)
- ^ “Prost Amerika Interviews Lutz Pfannenstiel” (2007年10月8日). 2010年6月22日閲覧。
- ^ “Lutz Pfannenstiel, gardien du monde” (フランス語). www.parlonsfoot.com (2009年1月23日). 2010年6月22日閲覧。
- ^ “Keine Fluchtgefahr”. Der Tagesspiegel (2008年7月30日). 2010年6月22日閲覧。
- ^ “La drôle d’histoire d’un gardien de but globe-trotter” (フランス語). Les Dessous du Sport (2009年1月20日). 2012年8月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年6月22日閲覧。
- ^ “Globetrotter Pfannenstiel zieht es nach Afrika” (ドイツ語). Focus (2009年10月5日). 2010年6月22日閲覧。
- ^ “Zurück in Afrika” (ドイツ語). www.lutz-pfannenstiel.de. 2010年6月22日閲覧。
- ^ Krull, Patrick (2009年9月27日). “Sagenhafte Abenteuer eines unhaltbaren Torwarts” (ドイツ語). Die Welt. 2010年6月22日閲覧。
- ^ Benninghoff, Dirk (2010年6月15日). “Noch mehr als die Tröte nervt das Gerede darüber” (ドイツ語). Die Welt. 2010年6月22日閲覧。
- ^ M+Z-Motors engagiert sich bei Global United FC, Allgemeine Zeitung, 2010年4月19日
- ^ Fußball-Weltenbummler will nun Namibia voranbringen, Allgemeine Zeitung (Windhoek) vom 2009年9月24日
- ^ “Traumjob für Lutz Pfannenstiel - Zwiesler Weltenbummler wird Scout bei der TSG Hoffenheim”. FUPA. 07 March 2011閲覧。