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ビックカメラ高崎ビークイーン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ビックカメラ高崎ビークイーン
基本情報
正式名 ビックカメラ女子ソフトボール高崎
愛称 ビークイーン (BEE QUEEN)
運営母体 ビックカメラ
創設年 2015年[1][注 1]
所属リーグ
リーグ JDリーグ東地区
本拠地
本拠地 日本の旗 群馬県高崎市
組織
部長 宇津木麗華
監督 岩渕有美
成績
2024 東地区2位・DSベスト4
リーグ優勝 15回 (1990年・1995年・1997年・2002年・2003年・2005年・2008年・2009年・2013年・2015年・2017年・2019年・2020年・2021年・2022年)
獲得タイトル
皇后盃全日本総合選手権優勝 (19回)
1989年・1992年・1994年・1996年・1997年・2001年・2003年・2004年・2005年・2006年・2007年・2008年・2009年・2011年・2012年・2016年・2018年・2021年・2023年[注 2]
外部リンク
公式サイト0/0公式Twitter

ビックカメラ高崎ビークイーン(ビックカメラたかさきビークイーン、: Bic Camera Takasaki Bee Queen)は、群馬県高崎市を拠点とする女子ソフトボールチーム。JDリーグ所属。

概要

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JDリーグ東地区所属。獲得タイトルは、全国社会人女子チーム最多の計55回(JDリーグ1回・日本リーグ14回・全日本総合19回・全日本実業団2回・国体19回[注 3])を誇る(2024年11月4日現在)。元全日本監督の宇津木妙子が総監督を務める。

1981年、旧・日立高崎工場創立10周年記念事業の一環で日立高崎ソフトボール部(ひたちたかさきソフトボールぶ)として創部。1987年、秋の国体ソフトボール競技で、チームメンバーの安藤弘美らが参加した群馬県成年女子が優勝。初のタイトルとなる。

2003年、日立製作所が半導体部門をルネサス テクノロジに移管したことに伴い、チーム名を日立&ルネサス高崎(ひたち アンド ルネサスたかさき)に変更。2007年、ルネサス高崎女子ソフトボール部(ルネサスたかさきじょしソフトボールぶ)となる。2009年にはルネサステクノロジ高崎事業所女子ソフトボール部(ルネサステクノロジたかさきじぎょうぶじょしソフトボールぶ)に変更した。

2010年4月1日、ルネサス テクノロジがNECエレクトロニクスと合併したことでルネサスエレクトロニクスとなり、チーム名をルネサスエレクトロニクス高崎 女子ソフトボール部(ルネサスエレクトロニクスたかさき じょしソフトボールぶ)に変更。

2015年1月1日、高崎発祥のビックカメラにチーム移管され、チーム名をビックカメラ女子ソフトボール高崎(ビックカメラじょしソフトボールたかさき)に変更[1]

チーム愛称の「ビークイーン」は、力強い女性をイメージする女王蜂に由来する。本来は英語で「QUEEN BEE」となるところを、「ビック」の響きに合わせるために「BEE QUEEN」とした[2]

歴史

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  • 1981年 - 前身の日立高崎ソフトボール部が創部
  • 1988年 - 日本リーグに加盟
  • 1989年 - 日本リーグ1部に昇格、全日本総合選手権初優勝
  • 1990年 - 日本リーグ初優勝
  • 2003年 - 日立製作所の事業再編に伴い日立&ルネサス高崎となる
  • 2007年 - ルネサス高崎女子ソフトボール部となる
  • 2009年 - ルネサステクノロジ高崎事業所女子ソフトボール部となる
  • 2010年 - ルネサスエレクトロニクス高崎 女子ソフトボール部となる
  • 2015年 - ビックカメラへのチーム移管に伴いビックカメラ女子ソフトボール高崎となる[1]
  • 2016年 - 日本リーグ1部の所属チームのセカンドネーム登録に伴いビックカメラ高崎BEE QUEENとなる
  • 2022年 - JDリーグ創設に伴い、同リーグ東地区に所属となる。JDリーグの初代王者となる

成績

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日本リーグ戦績

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日本リーグ1部に決勝トーナメント方式が導入された1994年から、JDリーグ創設前の最終シーズンとなった2021年までの戦績。

年度 所属リーグ 総合順位 試合 リーグ順位 全日本総合 備考
1994 日本リーグ1部 3位 16 13 3 0 2位[注 4] 優勝 日立高崎
1995 日本リーグ1部 優勝 16 14 2 0 1位[注 4] 1回戦
1996 日本リーグ1部 3位 16 12 4 0 1位[注 4] 優勝
1997 日本リーグ1部 優勝 16 15 1 0 1位[注 4] 優勝
1998 日本リーグ1部 準優勝 16 13 3 0 1位[注 4] ベスト4
1999 日本リーグ1部 3位 22 18 4 0 3位 ベスト4
2000 日本リーグ1部 準優勝 22 17 5 0 2位 準優勝
2001 日本リーグ1部 準優勝 22 16 6 0 3位 優勝
2002 日本リーグ1部 優勝 22 17 5 0 2位 準優勝
2003 日本リーグ1部 優勝 22 18 4 0 1位 優勝 日立&ルネサス高崎
2004 日本リーグ1部 3位 22 17 5 0 3位 優勝
2005 日本リーグ1部 優勝 22 18 4 0 1位 優勝
2006 日本リーグ1部 4位 22 17 5 0 4位 優勝
2007 日本リーグ1部 3位 22 19 3 0 2位 優勝 ルネサス高崎
2008 日本リーグ1部 優勝 22 20 2 0 1位 優勝
2009 日本リーグ1部 優勝 22 18 4 0 2位 優勝 ルネサステクノロジ高崎
2010 日本リーグ1部 3位 22 19 3 0 2位 ベスト4 ルネサスエレクトロニクス高崎
2011 日本リーグ1部 準優勝 22 18 4 0 2位 優勝
2012 日本リーグ1部 準優勝 22 17 5 0 2位 優勝
2013 日本リーグ1部 優勝 22 18 4 0 2位 準優勝
2014 日本リーグ1部 準優勝 22 16 6 0 2位 ベスト4
2015 日本リーグ1部 優勝 22 18 4 0 2位 ベスト8 ビックカメラ高崎
2016 日本リーグ1部 4位 22 17 5 0 3位 優勝 ビックカメラ高崎BEE QUEEN
2017 日本リーグ1部 優勝 22 21 1 0 1位 ベスト8
2018 日本リーグ1部 準優勝 22 19 3 0 2位 優勝
2019 日本リーグ1部 優勝 22 18 4 0 1位 準優勝
2020 日本リーグ1部[注 5] 優勝 11 8 3 0 2位 開催中止[注 6]
2021 日本リーグ1部 優勝 22 18 4 0 1位 優勝
  • 決勝トーナメント方式が導入された1994年以降、「総合順位」の1-4位はリーグ上位4チームによる決勝トーナメントの結果で決定。5位以下は「リーグ順位」に同じ[注 7]
  • 「リーグ順位」は、決勝トーナメント方式が導入された1994年以降の、リーグ戦における順位。上位4チームは決勝トーナメントに進出[注 7]

JDリーグ戦績

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年度 所属リーグ 総合順位 試合 リーグ順位 皇后盃 備考
2022 JDリーグ 優勝 29 24 5 0 東1位[注 8] ベスト4
2023 JDリーグ 準優勝 29 22 7 0 東1位[注 9] 優勝[注 2]
2024 JDリーグ ベスト4 29 21 7 1 東2位[注 10] ベスト4

選手・スタッフ

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2024年4月現在[3]
ポジション # 名前 年齢 身長 投打 出身校 備考
選手
投手 6 藤田倭 33歳 165cm 右·右 佐賀女子短大付属佐賀女子高 前所属:太陽誘電
7 上野由岐子 42歳 174cm 右·右 九州女子高
15 濱村ゆかり 29歳 171cm 右·右 木更津総合高
20 勝股美咲 25歳 171cm 右·右 多治見西高
28 伊東杏珠 19歳 171cm 右·右 目黒日本大高
37 魏語辰[注 11](ウェイ・ユチェン) 21歳 180cm 左·左 遼寧省大連体育学院 新人
捕手 2 井出久美 19歳 167cm 左·左 高崎健康福祉大高崎高 新人
12 秦瑳桜 19歳 170cm 右·右 目黒日本大高
18 炭谷遥香 24歳 165cm 右·右 兵庫大附属須磨ノ浦高 前所属:日立
内野手 3 工藤環奈 25歳 170cm 右·左 花巻東高
5 内藤実穂 30歳 163cm 右·右 佐賀女子短大付属佐賀女子高
16 遠藤愛実 19歳 157cm 右·右 山梨学院高
17 椋梨咲楽 20歳 158cm 右·右 星城高
22 櫛渕あい 20歳 158cm 右·右 山梨学院高
25 廣瀬夏季 27歳 161cm 右·左 とわの森三愛高早稲田大 前所属:戸田中央
外野手 1 原田実優 23歳 162cm 右·左 安田女子高日本文理大 新人
9 花浦ひかり 23歳 160cm 右·左 兵庫大附属須磨ノ浦高 前所属:デンソー
10 藤本麗 キャプテン 25歳 149cm 右·左 兵庫大附属須磨ノ浦高
11 松本怜奈 26歳 159cm 右·左 厚木商業高 前所属:日立ホンダ
19 麦谷美波 20歳 159cm 右·右 美作高
スタッフ
シニアアドバイザー - 宇津木妙子 71歳 - - 星野女子高
監督 30 岩渕有美 45歳 - - 星野女子高
コーチ 31 我妻悠香 29歳 - - 星野高
32 市口侑果 32歳 - - 木更津総合高

歴代所属選手

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投手
捕手
内野手
外野手

脚注

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注釈

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  1. ^ 前身の日立高崎ソフトボール部は1981年創部
  2. ^ a b 雨天のため準決勝で打ち切り。トヨタレッドテリアーズとビックカメラ高崎ビークイーンの両チーム優勝。
  3. ^ 国体は、1987年以降の群馬県の優勝回数(太陽誘電との連合チームを含む)
  4. ^ a b c d e 1994-1998年は1部リーグを2グループに分けて開催されたため、所属グループにおける順位
  5. ^ 新型コロナウイルスの影響により全11試合での開催
  6. ^ 新型コロナウイルスの影響により開催中止
  7. ^ a b 2020年、2021年は、上位5チームによる決勝トーナメントを実施
  8. ^ ダイヤモンドシリーズ進出(優勝)
  9. ^ ダイヤモンドシリーズ進出(準優勝)
  10. ^ プレーオフ進出、ダイヤモンドシリーズ進出(ベスト4)
  11. ^ 簡体字は「魏语辰」

出典

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  1. ^ a b c ビックカメラ女子ソフトボール高崎について 公式ウェブサイト
  2. ^ ソフトボールマガジン 2016年5月号
  3. ^ 選手・スタッフ紹介 公式ウェブサイト

関連項目

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外部リンク

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