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三優監査法人

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
三優監査法人
BDO Sanyu & Co.
種類 監査法人
本社所在地 日本の旗 日本
160-0023
東京都新宿区西新宿1-24-1
エステック情報ビル15階
設立 1986年10月
業種 サービス業
法人番号 1011105000998 ウィキデータを編集
事業内容 監査・保証業務,株式上場支援,IFRS導入支援サービス,システム監査・内部統制評価
代表者 代表社員 古藤 智弘
売上高 46億3928万円(2024年6月期)[1]
従業員数 350名(2024年8月20日現在)
決算期 6月30日
外部リンク https://www.bdo.or.jp/ja-jp/home
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三優監査法人(さんゆうかんさほうじん、英語: BDO Sanyu & Co.)は、日本における準大手監査法人である。

世界第5位の会計事務所であるBDOインターナショナルと提携している。

概要

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経営管理指導のコンサルティング業務を行っていた共同事務所を出発点とし、クライアントの要望により監査法人へ発展した。小規模ながら設立後間もなく四大都市圏全てに事務所を構え、盛んに全国展開を行った。また同時期に、アーサー・アンダーセンへのメンバー入りに伴って朝日監査法人BDOインターナショナルと提携を解消。三優はこのタイミングでBDOとの提携合意を取り付けた[2]。以来長らくBDOと提携しているが、2011年(平成23年)に東陽監査法人がメンバーファームへ加入し、三優との合弁会社を設立。BDOとしての国内規模は一時期Big 4に並ぶものとなった。しかしながら2018年(平成30年)6月末で提携を解消し、現在は再び単独提携の形に戻っている。

当法人の特徴は、現在までに一度も他法人の吸収合併といった組織再編を経ていないことである。個人事務所の集合体となりやすい監査法人において、発足時から単一の事務所として続いているのは大手・準大手法人の中では唯一である。また、大手・準大手法人の中では唯一学校法人監査を行っていない。

主な金商法監査クライアント

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有価証券報告書より、最近の監査報酬上位10社を以下に示す。

順位 会社名 業種 2023年度監査報酬 前身所属ならびに監査継続期間
1 FRONTEO 情報・通信 1億4,921万円 2019年3月期以降(新日本→三優)
2 U-NEXT HOLDINGS 情報・通信 1億1,500万円 2017年12月期以降(トーマツ→三優)
3 エアトリ サービス 9,400万円 2014年9月期以降(上場以来)
4 property technologies 不動産 6,300万円 2020年11月期以降(上場以来)
5 円谷フィールズホールディングス 卸売 6,100万円 2001年3月期以降(上場以来)
5 エフティグループ 卸売 6,100万円 2009年3月期以降(トーマツ→三優)
7 ミロク情報サービス 情報・通信 5,700万円 1989年以降(上場以来)
8 モンスターラボホールディングス 情報・通信 5,647.7万円 2020年12月期以降(上場以来)
9 フォスター電機 電気機器 5,400万円 2024年3月期以降(トーマツ→三優)
10 日本エスコン 不動産 4,900万円 1999年以降(上場以来)
  • 他、主要な会社法単独監査クライアントとしてSAPジャパンなどがある。

沿革

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  • 1986年(昭和61年)10月 - 三優会計社設立(東京都千代田区
  • 1987年(昭和62年)7月 - 大阪事務所を設置
  • 1990年(平成2年)12月 - 福岡事務所を設置
  • 1995年(平成7年)5月 - 東京事務所を現在の場所に移転
  • 1996年(平成8年)1月 - BDOインターナショナルに加盟
  • 1996年(平成8年)4月 - 三優監査法人に名称変更
  • 1996年(平成8年)7月 - 名古屋事務所を設置
  • 2011年(平成23年)1月 - 東陽監査法人と合弁でBDOJapan株式会社を設立。
  • 2015年(平成27年)7月 - 札幌事務所を設置
  • 2018年(平成30年)7月 - 東陽監査法人がBDOとの提携を解消したため(クロウ・グローバルへ提携先変更)、三優監査法人のみがBDOの日本での提携先となる。

脚注

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出典

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  1. ^ 業務及び財産の状況に関する説明書類
  2. ^ 三優の歴史(三優監査法人)

外部リンク

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