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三嶋章夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
みしま あきお
三嶋 章夫
生年月日 (1969-08-03) 1969年8月3日(55歳)
出身地 日本の旗 日本京都府京都市
職業 音楽プロデューサー
アニメプロデューサー
ジャンル テレビアニメ
活動期間 1994年 -
配偶者 既婚2009年 - )
主な作品

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三嶋 章夫(みしま あきお、1969年昭和44年8月3日[1] - )は、日本音楽プロデューサーアニメプロデューサーキングレコード株式会社常務取締役京都府京都市出身。

来歴

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10代からおニャン子クラブなどのアイドルを好み、芸能・マスコミ関連への就職を志して上京し、早稲田大学教育学部に入学[1]。上京当初は東村山市に住んでいたものの、キャンパスに遠いこともあり、1年程度で転居。マスコミを中心に就職活動し、1994年キングレコード入社[1]。入社のきっかけとしては中山美穂の所属会社であることを主な理由としている[2]

入社当初は営業部に配属され、大阪支店にて兵庫県内のレコード店への営業を1年半行う一方でアイドル関連の部署への異動を希望していたものの、その後ゲーム音楽を担う第三クリエイティブ本部VC制作部MM(マルチメディア)グループに異動[1]。「ときめきメモリアル」などコナミ関連のゲーム音楽作品やコンサートのA&R業務、イベントの司会に携わる中で声優の音楽プロデュースを志す[1]。その後水樹奈々田村ゆかりを見出し、両名のダブル主演・主題歌作品として売り込むために製作した「魔法少女リリカルなのは」をきっかけにアニメ作品のプロデュースも手掛け始めた[1][3]

その後手がけたアニメ作品が複数ヒットしたほか、宮野真守などのアーティストをプロデュースし、売上が上がったVC制作部はキングレコード内での規模が拡大した事を受けて、三嶋が担当していたMMグループが、2009年2月より第三クリエイティブ本部MM制作部に昇格。同部の部長に就任した。さらに、2013年2月からは新生・第三クリエイティブ本部へと昇格し、同本部の本部長兼制作グループ長に就任した。

2009年には、田村ゆかりのスタイリストを担当していた女性と結婚[4][5]

2016年2月には第三クリエイティブ本部がスターチャイルドと統合してキング・アミューズメント・クリエイティブ本部となり、本部長に就任するとともに上席執行役員に昇格する[6]2018年6月には取締役に選任された[7]

その時またはそれ以降に本部長を離任し(時期不明)、制作現場を離れて担当役員として経営陣の立場でキング・アミューズメント・クリエイティブを管掌するようになる。2023年6月14日時点では、キング・アミューズメント・クリエイティブ本部から2分割されたうちのKACアーティストプロデュース本部、それに加えてそれまで担当外だったキングレーベルクリエイティブ本部(2024年3月からアーティストデベロップメント本部に改称)、YBCクリエイティブ本部の担当役員となっている[8]。2024年には常務取締役に昇任、A&R統括としてアーティストデベロップメント本部、YBCクリエイティブ本部、アセット&プランニング部、セールスプロモーション本部の担当役員となっている[9]

人物

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担当する作品やアーティストのイベントなどでの司会も行っており[2]関西弁を交えながら出演者らにツッコミを入れる事もしばしであり、ファンからも「みっしー」の愛称で親しまれている。また、ラグビーにも造詣が深い[10]

大学在学中にはクイズ研究会に所属してイントロクイズを得意としたほか、「パネルクイズ アタック25」の「700回記念 大学対抗! 100人の大サバイバル」(1989年1月22日放送)や[11][12]、「TVチャンピオン」の「ラーメン王選手権」にも出場した[1]。また、大学時代のクイズ経験を生かして水樹奈々ファンクラブイベントでは、2006年にアタック25・2008年にはアメリカ横断ウルトラクイズパロディ企画が行われており、問題制作は田村ゆかりのラジオ「田村ゆかりのいたずら黒うさぎ」の構成作家で、全国高等学校クイズ選手権の問題制作にも携わった矢野了平が担当した[1]

作品一覧

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テレビアニメ

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2004年
2005年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年

OVA

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1999年
2002年
2003年
  • とらいあんぐるハート 〜Sweet Songs Forever〜 - プロデューサー
2010年
2016年

アニメ映画

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2010年
2012年
2014年
2017年
2018年
2019年

テレビドラマ

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2019年
2021年
  • REAL⇔FAKE 2nd Stage - チーフプロデューサー
2022年

バラエティ番組

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2017年

担当アーティスト

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ほか

出演

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テレビ

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脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 大門弘樹「The Front Runner vol.2 三嶋章夫」『QUIZ JAPAN』Vol.11、セブンデイズウォーほるぷ出版、2019年11月10日、236頁、ISBN 9784593310111OCLC 1129899221 
  2. ^ a b 水樹奈々『深愛』幻冬舎、2011年1月21日、206-207頁。ISBN 9784344019362 
  3. ^ 渡辺圭 (2007年10月2日). “特集:魔法少女リリカルなのは ネット、声優人気でブレークのマジカルストーリー”. 毎日jp. まんたんウェブ. オリジナルの2008年3月15日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20080315215418/http://mainichi.jp/enta/mantan/archive/news/2007/10/02/20071001mog00m200059000c.html 2022年4月17日閲覧。 
  4. ^ 水樹奈々 (2009年11月14日). “おめかし女子チーム♪”. 水樹奈々 公式サイト NANA PARTY (キングレコード). https://www.mizukinana.jp/blog/2009/11/post-954.html 2019年6月30日閲覧。 
  5. ^ 田村ゆかり (2009年11月21日). “しあわせ(*´ω`*)”. Tamura Yukari.com. オリジナルの2009年11月25日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20091125113736/http://www.tamurayukari.com/diary/2009/11/post-1993.html 2020年6月13日閲覧。 
  6. ^ “キング、2月組変で三クリとスタチャ統合等”. 文化通信.com. (2016年1月16日). https://www.bunkatsushin.com/news/article.aspx?id=111211 2016年2月2日閲覧。 
  7. ^ bunkatsushinの投稿(2126333700727615) - Facebook
  8. ^ キングレコード、6/14付同社およびグループ会社の役員人事を発表 | Musicman
  9. ^ キングレコード、および関連会社 役員人事,ORICON BiZ online,2024年6月20日
  10. ^ 「NANA MIZUKI LIVE EXPRESS」BD・DVD副音声オーディオコメンタリー
  11. ^ きんくりん [@kincrin0201] (2020年6月5日). "なんと!". X(旧Twitter)より2022年4月17日閲覧
  12. ^ きんくりん [@kincrin0201] (2020年6月7日). "放送終わったね🌟". X(旧Twitter)より2022年4月17日閲覧
  13. ^ 『<ジャパコンTV特別編>密着 アニメロサマーライブ2014』”. コンテンツビジネス最前線 ジャパコンTV. BSフジ (2014年10月14日). 2022年4月17日閲覧。

外部リンク

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