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三枝の爆笑夫婦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
三枝の爆笑夫婦
ジャンル トーク番組クイズ番組
企画 斉藤寿孝 (IVSテレビ)
演出 望月政道 ほか
出演者 桂三枝 (現・6代目桂文枝)
ほか
製作
製作総指揮 一丸周也 (制作)
プロデューサー 北村光雄、吉田勲明
牛丸謙壱、宮崎敏夫
制作 IVSテレビ制作 (制作協力)
製作 日本テレビ (製作著作)
放送
音声形式モノラル放送
放送国・地域日本の旗 日本
放送期間1980年9月29日 - 1985年9月27日
放送時間月曜 - 金曜 13:30 - 13:55
放送分25分
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三枝の爆笑夫婦』(さんしのばくしょうふうふ)は、日本テレビ系列局(一部を除く)ほかで放送されていた日本テレビ製作のトーク番組クイズ番組である。製作局の日本テレビでは1980年9月29日から1985年9月27日まで、毎週月曜 - 金曜 13:30 - 13:55 (日本標準時)に放送。

概要

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桂三枝(現・6代目桂文枝)が司会を務めていた平日昼の帯番組で、有名人夫婦をゲストに招いてのトークと、視聴者夫婦がペアで参加するクイズによって構成されていた。クイズ番組的な要素も持ち合わせていたものの、あくまでもトークを重視していた。オープニングでのセリフは「夫婦の機微をクイズで探る爆笑夫婦」。

有名人夫婦とのトークにおいては、オープニングでまず夫人のみが登場し、三枝と軽くトークをした後に彼女が夫を愛称で呼び、トークに参加させた。三枝の巧みな問いかけによって、夫婦の珍談・奇談など世間には公表されていないエピソードを引き出していき、夫婦の素顔がさらけ出されていく爆笑トークを展開していた。三枝はこの番組について「昼のスター千一夜(フジテレビ)を目指していた」と語っていた。さらに三枝は自ら番組の構成にも関わっており、エンディングのスタッフロールテロップにも三枝が名を連ねていた。視聴者夫婦参加のクイズの問題も三枝自らが作成していたため、クイズコーナーは三枝と解答者の知恵比べとなっていた。しかし、問題のカードに正解は一切書かれていなかった。正解確認の際にはゲスト夫婦に聞いていた。

クイズのルール

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有名人夫婦にまつわるエピソードを中心に4問を出題。1問目が2択、2問目が3択、3・4問目は4択問題となり、徐々に難しくなっていった。このクイズには毎回一般視聴者の夫婦が3組出場し(不定期で芸能人ゲストによる大会もあった)、3問正解でトップ賞の賞品が贈られた。3問目まで無傷で正解し続けた夫婦に限り、4問目の前にトップ賞の贈呈が行われた。ただし、全チームが2問以下で、一番得点が多くてもトップ賞にはならず、全チーム失格。その際、トップ賞の賞品は視聴者プレゼントになった。パーフェクトを達成すると、天井から大量の紙吹雪が降り(風船紙テープは無かったが、後に朝日放送の『パネルクイズ アタック25』の途中から現在のように紙吹雪を降らせる演出から、背後のランプが点灯する演出に改められた)、海外旅行(ハワイ(航空会社は不明)→コンチネンタル・ミクロネシア航空で行くグアムサイパン)が贈呈された。もちろん、トップ賞の賞品もダブルで獲得できた(アシスタントの女性の声で1問目の出題の前に「パーフェクト賞」、「トップ賞」の紹介がある)。

クイズ出題は三枝自身が読み上げる方式で、面白い択一が出るたびに客席から笑いが起こっていた。

スタッフ

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  • 企画:斉藤寿孝(IVSテレビ)
  • ディレクター:望月政道(IVSテレビ) ほか
  • AP:西村薫(IVSテレビ)
  • プロデューサー:北村光雄、吉田勲明
    牛丸謙壱、宮崎敏夫(IVSテレビ)
  • 制作:一丸周也(CP)
  • 制作協力:IVSテレビ制作
  • 製作著作:日本テレビ

放送局

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系列は番組終了時(1985年9月)のもの。

放送対象地域 放送局 系列 ネット形態 備考
関東広域圏 日本テレビ 日本テレビ系列 製作局
北海道 札幌テレビ 同時ネット
青森県 青森放送 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
遅れネット 月曜 - 金曜 10:10 - 10:35にて放送[1]
岩手県 テレビ岩手 日本テレビ系列 同時ネット [1]
宮城県 ミヤギテレビ [1]
山形県 山形放送 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
遅れネット
福島県 福島中央テレビ 日本テレビ系列 同時ネット [1]
新潟県 テレビ新潟 1981年3月25日のサービス放送開始から[2]
長野県 信越放送 TBS系列 遅れネット
山梨県 山梨放送 日本テレビ系列
静岡県 静岡第一テレビ 同時ネット
石川県 北陸放送 TBS系列 遅れネット
福井県 福井放送 日本テレビ系列
中京広域圏 中京テレビ 同時ネット
近畿広域圏 読売テレビ
鳥取県島根県 日本海テレビ 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
広島県 広島テレビ 日本テレビ系列
山口県 山口放送 日本テレビ系列
テレビ朝日系列
遅れネット
徳島県 四国放送 日本テレビ系列 [3]
香川県
香川県・岡山県
西日本放送 同時ネット 1983年3月までの放送エリアは香川県のみ
同年4月からは電波相互乗り入れの開始によって岡山県でも放送
愛媛県 南海放送 遅れネット
高知県 高知放送
福岡県 福岡放送 同時ネット
長崎県 長崎放送 TBS系列 遅れネット
熊本県 熊本放送 番組開始から1982年3月26日まで放送
くまもと県民テレビ 日本テレビ系列 同時ネット サービス放送開始直後の1982年3月29日から放送
大分県 大分放送 TBS系列 遅れネット
宮崎県 宮崎放送
鹿児島県 鹿児島テレビ フジテレビ系列
日本テレビ系列
同時ネット 1982年10月1日から放送
沖縄県 沖縄テレビ フジテレビ系列 遅れネット

備考

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遅れネット局のうち、日本テレビ系列に属する局ではおおむね平日午前中に、系列外局では14:30から放送されていた。

補足

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日本テレビ系列情報・ワイドショー番組「スッキリ‼」(2016年6月23日放送分)での鳩山邦夫死去に関する報道において、本人と妻エミリーが出演した1981年7月28日放送分が数分程度放送された。

脚注

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  1. ^ a b c d 『週刊TVガイド 東北版』1981年5月15日号
  2. ^ (株)テレビ新潟放送網『写真でつづる テレビ新潟10年のあゆみ』(株)テレビ新潟放送網、1991年11月、29頁。 
  3. ^ 四国新聞』1982年12月1日付朝刊テレビ欄。
日本テレビ系列 平日13:30枠
前番組 番組名 次番組
クイズ スクエア
(1980年4月14日 - 1980年9月26日)
三枝の爆笑夫婦
(1980年9月29日 - 1985年9月27日)
今日もワクワク
(1985年9月30日 - 1986年9月26日)