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上五島町立飯ノ瀬戸小学校

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
上五島町立飯ノ瀬戸小学校
地図北緯32度57分31秒 東経129度00分16秒 / 北緯32.958528度 東経129.004472度 / 32.958528; 129.004472座標: 北緯32度57分31秒 東経129度00分16秒 / 北緯32.958528度 東経129.004472度 / 32.958528; 129.004472
過去の名称 浜ノ浦小学校飯ノ瀬戸分校
簡易飯ノ瀬戸小学校
飯ノ瀬戸尋常小学校
浜ノ浦村飯ノ瀬戸国民学校
浜ノ浦村立飯ノ瀬戸小学校
国公私立の別 公立学校
設置者 上五島町
設立年月日 1875年明治8年)7月
閉校年月日 2003年平成15年)3月31日
共学・別学 男女共学
学期 3学期制
所在地 857-4414
長崎県南松浦郡上五島町飯ノ瀬戸郷
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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上五島町立飯ノ瀬戸小学校(かみごとうちょうりつ いいのせしょうがっこう)は長崎県南松浦郡上五島町(現・新上五島町)飯ノ瀬戸郷にあった公立小学校2003年(平成15年)3月末に閉校した。

概要

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歴史
1875年明治8年)に浜ノ浦小学校の分校として創立。1886年(明治19年)に独立した。2003年(平成15年)3月末に、浜ノ浦小学校に統合され、128年の歴史に幕を下ろした。
校歌
作詞は坂憲章、作曲は出口庄一による。歌詞は3番まであり、3番ともに校名の「飯ノ瀬戸小」が登場する。

沿革

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  • 1875年(明治8年)7月 - 「浜ノ浦小学校 飯ノ瀬戸分校」が開校。円福寺出張所の建物を校舎とする。
  • 1886年(明治19年)9月 - 小学校令の施行により、「簡易飯ノ瀬戸小学校」に改称。修業年限を3年とする。
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 市町村制の施行により、浜ノ浦村立の小学校となる。
  • 1892年(明治25年)9月 - 暴風により校舎が倒壊したため、民家を借用し授業を実施。
  • 1893年(明治26年)4月1日 - 「飯ノ瀬戸尋常小学校」に改称。修業年限を4年とする。
  • 1898年(明治31年)- 飯ノ瀬戸郷山神に校舎が完成。
  • 1904年(明治37年)1月 - 飯ノ瀬戸郷字山神に校舎を増築。
  • 1910年(明治43年)- 飯ノ瀬戸郷字上ノ筋に新校舎が完成。
  • 1941年(昭和16年)4月1日 - 国民学校令の施行により、「浜ノ浦村飯ノ瀬戸国民学校」に改称。尋常科を初等科に改める。
  • 1947年(昭和22年)4月1日 - 学制改革(六・三制の実施)が行われる。
    • 国民学校初等科が改組され、「浜ノ浦村立飯ノ瀬戸小学校」となる。
    • 浜ノ浦村立飯ノ瀬戸中学校(新制中学校)が小学校に併設される。
  • 1948年(昭和23年)3月31日 - 飯ノ瀬戸中学校が浜ノ浦中学校に統合され閉校。小学校単独校となる。飯ノ瀬戸郷字朝山に新校舎が完成。
  • 1956年(昭和31年)6月1日 - 上五島町の発足により、「上五島町立飯ノ瀬戸小学校」に改称。
  • 1961年(昭和36年)- へき地集会所が完成。
  • 1962年(昭和37年)- 埋立工事により運動場を拡張。
  • 1965年(昭和40年)- へき地集会所を移転。
  • 1966年(昭和41年)- 3教室を増築。学校給食(ミルク給食)を開始。
  • 1967年(昭和42年)- 校旗が贈呈される。
  • 1973年(昭和48年)- 運動場を拡張。
  • 1975年(昭和50年)- 創立100周年記念式典を挙行。記念碑を建立。
  • 1977年(昭和52年)- 放送室が完成。
  • 1986年(昭和61年)- 新校舎が完成。
  • 1992年(平成4年)- 運動場の全面改良を実施。
  • 1998年(平成10年)- パソコンを導入。
  • 2003年(平成15年)3月31日 - 上五島町立浜ノ浦小学校への統合により閉校。128年の歴史に幕を閉じる。

周辺

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周辺に公共施設はない。

アクセス

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西肥バス青方から飯ノ瀬戸行きバスで約1時間、終点下車徒歩3分。

脚注

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参考資料

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  • 「上五島町郷土誌」(2004年(平成16年)7月20日発行, 上五島町)p.350

関連事項

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外部リンク

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