上島雪夫
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上島 雪夫(うえしま ゆきお、1961年3月26日 - )は日本のダンサー、振付家、演出家。
来歴
[編集]東京都出身。出身校は東京都立府中東高等学校。
10代の頃に出会ったストリートダンスをきっかけにダンスの世界に入り、音楽番組のバックダンサーなどをしていた。 その後小川亜矢子や堀内完にクラシックバレエを師事し、数多くのバレエ・モダンダンス作品で主要人物の役を演じるようになる。また劇団四季に2年ほど在籍。ウエストサイド物語やキャッツといった舞台でリードダンサーを務める。
劇団四季退団後は豊富な舞台経験を生かして、演出家・振付家としてのキャリアをスタート。宝塚歌劇団や熊川哲也の出演作品、横浜国体の開会式や東京モーターショーのイベントなどを手掛け、ジャンルを超えて活躍中である。
作品
[編集]劇団四季
[編集]宝塚
[編集]- バロック千一夜(1995年、振付)
- マンハッタン不夜城(1996年、振付)
- 黄色いハンカチ(1996年、振付)
- バロンの末裔(1996年、振付)
- EL DORADO(1997年、振付)
- 夜明けの天使達(1997年、振付)
- FAKE LOVE(1997年、振付)
- サザンクロスレビュー(1997年、2002年再演、振付)
- ヘミングウェイレビュー(1998年、振付)
- 凍てついた明日(1998年、振付)
- LET'S JAZZ -踊る五線譜-(1998年、振付)
- 夜明けの天使達~悲しみの旋律~(1998年、振付)
- SPEAKEASY(1998年、振付)
- ノバ・ボサ・ノバ(1999年、振付)
- Crossroad(1999年、振付)
- 螺旋のオルフェ(1999年、振付)
- ブエノスアイレスの風(1999年、振付)
- 聖者の横顔(2000年、振付)
- Love Insurance(2000年、振付)
- デパートメント・ストア(2000年、振付)
- On The 5th(2002年、振付)
- レヴュー誕生 -夢を創る仲間たち-(2003年、振付)
- ザ・クラシック-I LOVE CHOPIN-(2006年11月-2007年2月、振付)
- アリスの恋人 −Alice in Underground Wonderland−(2011年、振付)
東宝
[編集]- マイ・フェア・レディ(1994年、出演)
- 雨に唄えば(1996年、出演)
- サウンド・オブ・ミュージック(1998年、振付)
- 南太平洋(1999年、振付)
- シェルブールの雨傘(2000年、2003年再演、振付)
- 風と共に去りぬ(2001年、振付)
- ジキル&ハイド(2001年、2003年再演、2005年再々演、2007年ファイナル、振付)
- マイ・フェア・レディ(2002年、2003年、振付)
- ダンス・オブ・ヴァンパイア(2006年7-8月、振付)
- ウェディング・シンガー(2008年2月、振付)
- ルドルフ(2008年5月、振付)
他
[編集]- 麗しきモノクロの嘘(1987年、出演)
- Invitation to (1988年、出演)
- エニシング・ゴーズ(1989年、出演)
- 組曲 兵士の物語(1989年、出演)
- THE REAL ME(1989年、出演)
- アプローズ(1991年、出演)
- ミスター・アーサー(1992年、出演)
- 砂の上のサンバ(1993年、出演)
- 魔女の宅急便(1993年、出演)
- ZEAMI(1995年、出演)
- CALL ME DANCER(1995年、振付・出演)
- あらためだんす「僕であって僕でない僕」(1995年、振付・出演)
- SATIN DOLLS(1996年、振付・出演)
- Voyage(1996年、振付・出演)
- CALL ME DANCER 2(1996年、振付・出演)
- カムパネルラの光 EVOLUTION DANCE(1996年、出演)
- MASK(1997年、振付)
- STUDIO TURNS(1997年、振付)
- YOURS(1997年、振付)
- コンボイショウ「さよなら夏の日」
- 42nd STREET(1997年、1999年再演、振付)
- 学校と食卓(1998年、出演)
- Mindage(1998年、出演)
- DEPARTURE TAKE 4(1998年、振付)
- ヒロシマ レクイエム(1998年、2000年再演、振付・出演)
- ラブ チェーン(1998年、振付・出演)
- YELLOW ANGEL feat.熊川哲也(1998年、振付)
- 迷宮伝説~雨月の愛~(1998年、振付)
- シュガー(1998年、振付)
- かながわ・ゆめ国体 開会式「都会のリズム」(1998年、振付)
- THE SINGERS(1999年、2001年再演、演出・振付)
- MASK(1999年、振付)
- Eve!!(1999年、振付)
- リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(1999年、振付)
- I do I do(1999年、振付)
- DEPARTURE TAKE 5(1999年、振付・出演)
- DEPARTURE TAKE 6(1999年、振付・出演)
- MANY MOONS AGO(1999年、振付)
- FEMALE 2(1999年、振付)
- 壁の中の妖精(1999年、振付)
- アイ・ラブ・マイ・ワイフ(1999年、振付)
- レクイエム・生きる(1999年、2002年再演、振付・出演、振付)
- 世界中がアイ・ラヴ・ユー(2000年、振付)
- ワンス・アポン・ア・マットレス(2000年、振付)
- FEMALE 3(2000年、振付)
- THE BEAT CLUB(2000年、振付)
- ハウ・トゥー・サクシード(2000年、振付)
- THE SINGERS 2(2000年、演出・振付)
- Dance Selection 2000「マイ・セカンド・ハート」(2000年、振付・出演)
- DECADANCE 2000 Crazy walts(2000年、演出・振付・出演)
- オケピ!(2000年、2003年再演、振付)
- THE SINGER 3(2001年、演出・振付)
- MANY MOON AGO 2(2001年、振付)
- リトル・ショップ・オブ・ホラーズ(2001年、演出・振付)
- ジャン・コクトー 堕天使の恋(2001年、2002年再演、振付)
- Dance Selection 2001「Double Vision」(2001年、演出・振付・出演)
- DECADANCE 2001 赤い天使(2001年、演出・振付・出演)
- MANY MOON AGO 3(2002年、振付)
- THE SINGERS 4(2002年、演出・振付)
- 魅惑のブロードウェイ リチャードロジャース生誕100周年(2002年、振付)
- Rhapsody In Dream(2002年、同年再演、演出・振付・出演)
- ユー・アー・ザ・トップ(2002年、振付)
- DEPARTURE TAKE 8(2002年、振付・出演)
- アジアン・コンテンポラリー・ダンス・ショーケース アジア舞台芸術祭2002東京 参加(2002年、振付・出演)
- DECADANCE 2002 8 1/2(2002年、演出・振付・出演)
- ダンス・アット・ザ・ギャザリングin大阪'02(2002年、振付・出演)
- THE SINGER 5(2003年、演出・振付)
- ミュージカル・テニスの王子様 1st シーズン(2003-2010年、演出・振付・出演)
- トリプルビルツアー参加 「Double Vision」(ドイツ・デンマーク他)(2003年、演出・振付・出演)
- a spring night(2003年、振付・出演)
- Rhapsody in Dream 2003(2003年、演出・振付・出演)
- ジャパニーズ・コンテンポラリー・ダンス・ショーケース参加「Double Vision」(ニューヨーク/アメリカ)(2003年、演出・振付・出演)
- DECADANCE 2003 Message in A Bottle(2003年、演出・振付・出演)
- DOKI・DOKI・Night(2004年1月、演出・振付)
- インソムニア 眠れぬひと 7つのコレクション(2004年4月、振付・演出)
- Wing!Wing!Wing!(2004年7月、振付)
- ROCK'N JAM MUSICAL(2004年10月、演出・振付)
- カメレオンマン(2004年4月演出・振付・出演)
- 盤上の敵(白バージョン)(2004年8月、振付)
- Chameleon Man ~a protective Color~ ドイツツアー(2004年10月、演出・振付・出演)
- リンダ リンダ(2004年11-12月、振付)
- Festival Internacional Teatro A Mill参加 Double Vision」(サンチャゴ/チリ)(2005年1月、演出・振付・出演)
- Vantan presents SEVENTH SKIN(2005年4月、演出・振付・出演)
- Dance at the PARKING Double Vision(2005年9月、演出・振付・出演)
- プレイバック part2 屋上の天使(2005年12月、振付)
- 真琴つばさのAnother stage#8「上島雪夫」(2005年、対談)
- ピヴォ★ガール(2005年12月-2006年1月、振付)
- 湖月わたる ダンシング・リサイタル Across(2006年4月、演出・振付・構成)
- ROCK'N JAM MUSICAL II(2006年5月、演出・振付・構成)
- PIPPIN(2007年10月、演出・振付)
- ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン(2011年-、スーパーバイザー)
- ニコニコミュージカル第6弾「カンタレラ」(2011年8月、演出・振付) - ロドリコ・ボルジア 役(代役)
- ニコニコミュージカル第8弾「カンタレラ2012〜裏切りの毒薬〜」(2012年3月、演出・振付) - ロドリコ・ボルジア 役(Aキャスト)
- 虹のプレリュード(2014年10月、演出・振付)
- SAMURAI 7(2015年1月、演出・振付)
- OSK日本歌劇団「カンタレラ2016~愛と裏切りの毒薬~」(2016年1~2月、演出・振付)
- START(2024年、演出・振付・出演)[1]
雑記
[編集]- 振付師として東宝で仕事をするときは、演出家の山田和也と組むことが多い(「サウンド・オブ・ミュージック」・「南太平洋」・「シェルブールの雨傘」・「風と共に去りぬ」・「ジキル&ハイド」・「ダンス・オブ・ヴァンパイア」など)
- 当時はジャズダンスをやっていた、東京大学のダンスサークル「T.U.Dancing Club WISH」にダンスを教えていたことがあり、そのサークル名の由来になっている[2]。現在、同サークルはストリートダンスが主流のため交流は途絶えている。
脚注
[編集]- ^ “上島雪夫×KIMERUが手がけるHomecoming Party「START」開催決定”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年2月23日). 2024年2月23日閲覧。
- ^ http://www.ut-life.net/circle/wish/