コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

凍てついた明日

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

凍てついた明日』(いてついたあした)は、宝塚歌劇団で上演されたミュージカル作品。

概要

[編集]

実在の犯罪者、ボニーとクライドをモチーフにした1967年のアメリカ映画『俺たちに明日はない』の翻案である。

上演記録

[編集]
1998年 - 雪組公演(初演)
副題は「ボニー&クライド[1]」。形式名は「バウ・ミュージカル[1]」。2幕[1]
10月9日から10月19日まで宝塚バウホール[1]で、10月24日から11月1日まで東京・日本青年館[1]で上演された。
作・演出は、荻田浩一[1]が担当。以降の再演も担当している。
2008年 - 雪組公演
宝塚バウホール開場30周年を記念した「バウ・ワークショップ」シリーズの一環として、雪組で再演された。2幕[2]
前半日程は5月24日(土)から6月3日(火)まで、後半日程は6月12日(木)から6月22日(日)まで公演された。
再演にあたり、タイトルを『凍てついた明日』 -ボニー&クライドとの邂逅-[2]として、初演と構成等を変えている。
ヒロインのボニー役は、前半日程を愛原実花、後半日程を大月さゆの役替わりで務め、一部のキャストもダブルキャストで上演された。

出演者一覧

[編集]

※「()」の文字は当時の所属組

1998年

[編集]

2008年

[編集]

※前半[3]・後半[4]日程共通。

主な配役

[編集]
主なキャスト
  1998年雪組 2008年雪組
(前半日程)
2008年雪組
(後半日程)
クライド・バロウ 香寿たつき[1] 凰稀かなめ[5][6]
ボニー・パーカー 月影瞳[1] 愛原実花[5] 大月さゆ[6]
ジェレミー・メスヴィン 安蘭けい[1] 凛城きら[5] 真那春人[6]
レイモンド・ハミルトン 汐美真帆[1] 沙央くらま[5][6]
カミー・バロウ 京三紗 京三紗[5][6]
エンマ・パーカー 矢代鴻 五峰亜季[5][6]
ネル・コーワン 五峰亜季 涼花リサ[5][6]
アニス・フラナガン 貴咲美里[1] 大月さゆ[5] 愛原実花[6]
テッド・ヒントン 楓沙樹 緒月遠麻[5][6]
ビリー・メイスン 紺野まひる[1] 花夏ゆりん[5] 早花まこ[6]
メアリー・オーディア 森央かずみ 舞羽美海[5] 透水さらさ[6]
ブランチ・コールドウエル 美穂圭子 早花まこ[5] 千風カレン[6]
ロイ・ソーントン 天希かおり 香綾しずる[5][6]
バック・バロウ/フランク・ヘイマー 風早優 未来優希[5][6]
ウイリアム・ダニエル・ジョーンズ 未来優希[1] 冴輝ちはや[5] 彩風咲奈[6]
ボブ・アルコーン 立樹遥 梓晴輝[5] 朝風れい[6]
店主 すがた香 香音有希[5][6]
記者 × 未来優希[5][6]

スタッフ

[編集]

1998年雪組初演時

[編集]

2008年雪組再演時

[編集]
  • 作・演出:荻田浩一
  • 作曲・編曲:高橋城
  • 編曲:高橋恵
  • 振付:伊賀裕子
  • 装置:國包洋子
  • 衣装:河底美由紀

脚注

[編集]
  1. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay 90年史 2004, p. 86.
  2. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 241.
  3. ^ 前半日程・出演者(宝塚公式) 2016年11月8日閲覧。
  4. ^ 後半日程・出演者(宝塚公式) 2016年11月8日閲覧。
  5. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 前半日程・配役(宝塚公式) 2016年11月8日閲覧。
  6. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 後半日程・配役(宝塚公式) 2016年11月8日閲覧。

参考文献

[編集]
  • 編集:森照実春馬誉貴子相井美由紀山本久美子、執筆:國眼隆一『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年4月20日。ISBN 4-484-04601-6 
  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3 

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]