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上布田町

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 東京都 > 調布市 > 上布田町
上布田町
多摩川二ヶ領上河原堰堤 (上布田町側から撮影)
多摩川二ヶ領上河原堰堤
(上布田町側から撮影)
日本の旗 日本
都道府県 東京都
市町村 調布市
地域 調布地域
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
182-0000[1]
市外局番 042[2]
ナンバープレート 多摩

上布田町(かみふだまち)は、東京都調布市町名[3]。郵便番号は182-0000[1]

隣接する下布田町とともに多摩川河川敷にあたり、住民登録されている人口はない[4]。町域内には多摩川の堤防などがある。

地理

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東側で下布田町、西側で小島町飛地)、南側で多摩川(河川)、北側で多摩川染地に接する。多摩川の対岸は稲城市押立矢野口及び川崎市多摩区菅野戸呂である。

なお多摩川河川敷沿いには、上布田町の西側に小島町、下布田町の東側に国領町飛地がそれぞれ存在する。

河川

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  • 多摩川

歴史

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「布田」の地名は、市名「調布」の由来である調として納めた特産物を、多摩川で晒していた様子から「布多」と呼ばれるようになったのが起こりで、市内の古社である布多天神社に「布多」の表記が残る。なお多摩川対岸の川崎市多摩区にも「布田」の町名があるが、これは元は同一地域であったものが、過去に多摩川の流路が氾濫により度々変更されたことで、川の対岸へ分断されたものである。

江戸時代には甲州街道布田五宿が置かれ、国領宿・上布田宿・下布田宿・上石原宿・下石原宿の5つの宿場が設置された。この「上布田」「下布田」の名を、多摩川河川敷沿いの町名に当てたものである。

なお市内で「上布田」「下布田」という場合は、元の宿場町があった甲州街道沿いの地域を指すのが普通で、甲州街道(旧甲州街道国道20号)沿いに現存する商店街交差点の名称にも「上布田」「下布田」の名が使われている。

世帯数と人口

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住民登録されている人口はない[4]

小・中学校の学区

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町域内に小・中学校はない。

施設

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多摩川二ヶ領上河原堰堤(川崎市側から撮影)

多摩川の上布田町と川崎市多摩区布田の間には、二ヶ領上河原堰堤(にかりょうかみがわらえんてい)があるが、所在地は川崎市に属する[5]

また町域北側には、京王テニスクラブ(多摩川7丁目、京王遊園跡地)、電気通信大学多摩川グラウンド(多摩川7丁目)、調布市民野球場や市民プールを備えた多摩川緑地公園(染地2丁目)[6]などがあるが、いずれも町域からは外れる。

交通

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多摩川河川敷。上に道路が見える

脚注

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  1. ^ a b 東京都調布市(チョウフシ)掲載がない場合”. 日本郵便. 2022年9月11日閲覧。
  2. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月15日閲覧。
  3. ^ 令和3年(12月末まで)の刑法犯認知件数 調布市公式サイト、2022年9月11日閲覧。
  4. ^ a b 調布市の世帯と人口 調布市公式サイト、2022年9月11日閲覧。
  5. ^ 上河原堰堤(かみがわらえんてい) 川崎市公式サイト、2022年9月11日閲覧。
  6. ^ 多摩川緑地公園 調布市公式サイト、2022年9月11日閲覧。

関連項目

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