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東つつじケ丘 (調布市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
日本 > 東京都 > 調布市 > 東つつじケ丘 (調布市)
東つつじケ丘
つつじヶ丘駅南口の駅舎とバス折返場
つつじヶ丘駅南口の駅舎とバス折返場
東つつじケ丘の位置(多摩地域内)
東つつじケ丘
東つつじケ丘
東つつじケ丘の位置(東京都内)
東つつじケ丘
東つつじケ丘
東つつじケ丘の位置(日本内)
東つつじケ丘
東つつじケ丘
北緯35度39分26.06秒 東経139度34分39.54秒 / 北緯35.6572389度 東経139.5776500度 / 35.6572389; 139.5776500
日本の旗 日本
都道府県 東京都
市町村 調布市
地域 神代地域
人口
2020年(令和2年)6月1日現在)[1]
 • 合計 5,536人
等時帯 UTC+9 (日本標準時)
郵便番号
182-0005[2]
市外局番 03[3]
ナンバープレート 多摩

東つつじケ丘(ひがしつつじがおか)は、東京都調布市町名。現行行政地名は東つつじケ丘一丁目から東つつじケ丘三丁目。郵便番号は182-0005[2]

町域北部を京王電鉄京王線が横断する。つつじヶ丘駅西つつじケ丘三丁目に所在するが、敷地の一部は東つつじケ丘にもまたがっている。隣接する西つつじケ丘とまとめて「つつじケ丘」と総称されるが、駅名に合わせて「つつじ丘」と表記されることが多い。

地理

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調布市の東側に位置する。 町域は南北に細長く、東側から時計回りに、調布市若葉町、調布市入間町、調布市西つつじケ丘、三鷹市中原、調布市仙川町、に隣接する。

街区東側境界を入間川が流れる。

駅南口(東つつじケ丘町域内)では区画整理事業が行われており、駅前の道路拡幅が予定されている。これに伴い、2022年春にはつつじヶ丘駅南口バス折返場(京王バスが管理)を含めた部分に、バスロータリーを備えた交通広場を建設する工事が開始された(同年9月30日完了予定)。

河川

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歴史

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この地域の旧地名は「金子(かねこ)」であり、つつじヶ丘駅の旧駅名も1913年(大正2年)開設当初は「金子駅」であったが[4][注釈 1][注釈 2]、京王帝都電鉄(現:京王電鉄)が宅地造成した「つつじヶ丘住宅地」を売り出すにあたり、1957年(昭和32年)5月15日に「金子駅」から「つつじヶ丘駅」へ改称した。それに合わせて後から町名が西つつじケ丘・東つつじケ丘に変更されたという経緯がある[4]

なおこの地域は野川沿いの低地であり、地形的には「」ではない[注釈 3]

今尾恵介は自著の中で、駅名変更により歴史ある地名が消えてしまうことを嘆き「800年以上も遡ることができる金子の町名があっさりと消滅した。」と述べている[4]

道路陥没事故

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2020年(令和2年)10月18日 - 東つつじケ丘2丁目の東京外環自動車道の地下トンネル工事中の箇所で、道路上に深さ約5mの穴が開く陥没事故が発生[5][6]NEXCO東日本は周辺住民に避難を要請した。

入間川の旧河道があったことも要因として挙げられている[要出典]

施設

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教育施設

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交通

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鉄道

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街区内にある駅
KO京王線
所在地は西つつじケ丘だが、敷地の一部は東つつじケ丘にまたがる。

路線バス

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つつじヶ丘駅を発着する系統と、東京都道114号武蔵野狛江線(松原通り)を経由する系統が利用できる。

  • つつじヶ丘駅発着系統
  • 松原通り経由 - 徒歩圏内に「稲荷前」バス停が所在。すべて小田急バスの運行。
    • 成01 成城学園前駅西口 - 稲荷前 - つつじヶ丘駅南口
    • 成04 成城学園前駅西口 - 稲荷前 - 狛江営業所 - 調布駅南口
    • 成05 成城学園前駅西口 - 稲荷前 - 狛江駅北口
    • 系統番号なし 成城学園前駅西口 - 稲荷前 - 狛江駅北口
    • 系統番号なし 成城学園前駅西口 - 稲荷前 - 狛江営業所
    • 系統番号なし 仙川駅 - 稲荷前 - 狛江営業所
    • 系統番号なし 千歳烏山駅南口 - 稲荷前 - 狛江営業所

道路

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脚注

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注釈

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  1. ^ 旧地名「金子」は京王バス停留所名として残っており、西つつじケ丘1丁目に「金子」バス停が現存する。
  2. ^ 「金子」は調布に多いでもあり、第5代調布市長の金子佐一郎(調布市国領町出身)などがいる。
  3. ^ 京王沿線では「関戸駅」から改称された聖蹟桜ヶ丘駅も同様に多摩川沿いの低地にある。ただし京王帝都電鉄が売り出した多摩市桜ヶ丘の「桜ヶ丘住宅地」は多摩丘陵の丘の上にある。

出典

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  1. ^ 調布市の世帯と人口”. 調布市 (2019年6月1日). 2019年6月24日閲覧。
  2. ^ a b 郵便番号検索 - 東京都調布市東つつじケ丘(ヒガシツツジガオカ)”. 日本郵便. 2018年1月15日閲覧。
  3. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月15日閲覧。
  4. ^ a b c 今尾恵介『地名の社会学』p.207、角川学芸出版、2008年4月。ISBN 978-4-04703424-2
  5. ^ 住宅街で道路陥没、深さ5メートル トンネル工事関係か 東京・調布”. 毎日新聞 (2020年10月18日). 2021年4月8日閲覧。
  6. ^ 調布の道路陥没、空洞発見 住民「近づいてきて不気味」」『朝日新聞』2020年11月5日。2022年9月10日閲覧。
  7. ^ 【閉店】ライフ つつじヶ丘店 食べログ
  8. ^ a b ライフつつじヶ丘店、4月2日閉店-旧・忠実屋、クロスガーデン調布に移転で”. 都市商業研究所 (2017年4月4日). 2021年1月15日閲覧。
  9. ^ 【閉店】ライフつつじヶ丘店 開店閉店.com、2017年2月18日
  10. ^ a b c 【想いをつなぎます】ライフつつじヶ丘(つつじがおか)店が4月2日に閉店を迎えました。 ライフ スーパーマーケット公式Facebookライフコーポレーション、2017年4月3日、2022年8月29日閲覧。
  11. ^ ライフニュース|4月28日「クロスガーデン調布店」オープン 月刊商人舎 流通スーパーニュース、株式会社商人舎、2017年04月24日。なお出典リンク中には「(ライフは)調布市へは初出店」とあるが、文中の店長名に「前つつじヶ丘店長」と記されているとおり誤りである。また「もちろん食品スーパーマーケットとしての出店だ」とあるが、移転前のつつじヶ丘店時代は総合スーパー (GMS) であった。
  12. ^ 【閉店】Seria つつじヶ丘店 開店閉店.com、2018年8月5日

参考文献

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関連項目

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外部リンク

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