東つつじケ丘 (調布市)
東つつじケ丘 | |
---|---|
つつじヶ丘駅南口の駅舎とバス折返場 | |
北緯35度39分26.06秒 東経139度34分39.54秒 / 北緯35.6572389度 東経139.5776500度 | |
国 | 日本 |
都道府県 | 東京都 |
市町村 | 調布市 |
地域 | 神代地域 |
人口 | |
• 合計 | 5,536人 |
等時帯 | UTC+9 (日本標準時) |
郵便番号 |
182-0005[2] |
市外局番 | 03[3] |
ナンバープレート | 多摩 |
東つつじケ丘(ひがしつつじがおか)は、東京都調布市の町名。現行行政地名は東つつじケ丘一丁目から東つつじケ丘三丁目。郵便番号は182-0005[2]。
町域北部を京王電鉄京王線が横断する。つつじヶ丘駅は西つつじケ丘三丁目に所在するが、敷地の一部は東つつじケ丘にもまたがっている。隣接する西つつじケ丘とまとめて「つつじケ丘」と総称されるが、駅名に合わせて「つつじヶ丘」と表記されることが多い。
地理
[編集]調布市の東側に位置する。 町域は南北に細長く、東側から時計回りに、調布市若葉町、調布市入間町、調布市西つつじケ丘、三鷹市中原、調布市仙川町、に隣接する。
街区東側境界を入間川が流れる。
駅南口(東つつじケ丘町域内)では区画整理事業が行われており、駅前の道路拡幅が予定されている。これに伴い、2022年春にはつつじヶ丘駅南口バス折返場(京王バスが管理)を含めた部分に、バスロータリーを備えた交通広場を建設する工事が開始された(同年9月30日完了予定)。
河川
[編集]歴史
[編集]この地域の旧地名は「金子(かねこ)」であり、つつじヶ丘駅の旧駅名も1913年(大正2年)開設当初は「金子駅」であったが[4][注釈 1][注釈 2]、京王帝都電鉄(現:京王電鉄)が宅地造成した「つつじヶ丘住宅地」を売り出すにあたり、1957年(昭和32年)5月15日に「金子駅」から「つつじヶ丘駅」へ改称した。それに合わせて後から町名が西つつじケ丘・東つつじケ丘に変更されたという経緯がある[4]。
なおこの地域は野川沿いの低地であり、地形的には「丘」ではない[注釈 3]。
今尾恵介は自著の中で、駅名変更により歴史ある地名が消えてしまうことを嘆き「800年以上も遡ることができる金子の町名があっさりと消滅した。」と述べている[4]。
道路陥没事故
[編集]2020年(令和2年)10月18日 - 東つつじケ丘2丁目の東京外環自動車道の地下トンネル工事中の箇所で、道路上に深さ約5mの穴が開く陥没事故が発生[5][6]。NEXCO東日本は周辺住民に避難を要請した。
入間川の旧河道があったことも要因として挙げられている[要出典]。
施設
[編集]- つつじヶ丘駅南口バス折返場
- 松屋 つつじヶ丘店
- 特定医療法人研精会 東京さつきホスピタル(旧:研精会 山田病院)
- 社会福祉法人新樹会 本部
- ライフ つつじヶ丘店 - 東つつじケ丘1丁目3-3[7]。旧「つつじヶ丘マンション」1階から3階に出店していた総合スーパー (GMS) 。ビル建て替えにより2017年4月2日閉店[8][9]、同年4月28日にクロスガーデン調布店(菊野台1丁目)へ移転開業[8][10]。クロスガーデン調布店の店長はつつじヶ丘店の前店長が引き継ぐとともに[10][11]、多くの従業員がクロスガーデン調布店へ移籍した[10](キテラタウン調布も参照)。
教育施設
[編集]- 調布市立滝坂小学校
- 調布白菊幼稚園
- たちばな幼稚園
- つつじヶ丘どろんこ保育園
交通
[編集]鉄道
[編集]街区内にある駅 |
---|
京王線
|
- 所在地は西つつじケ丘だが、敷地の一部は東つつじケ丘にまたがる。
路線バス
[編集]つつじヶ丘駅を発着する系統と、東京都道114号武蔵野狛江線(松原通り)を経由する系統が利用できる。
- つつじヶ丘駅発着系統
- つつじヶ丘駅#バス路線を参照。
- 松原通り経由 - 徒歩圏内に「稲荷前」バス停が所在。すべて小田急バスの運行。
道路
[編集]- 国道20号(甲州街道)
- 東京都道114号武蔵野狛江線(松原通り)
- 東京都道118号調布経堂停車場線
- 東京外かく環状道路 / 東京外環自動車道(外環道) - 地下で建設工事中。この工事により陥没事故が発生した。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ “調布市の世帯と人口”. 調布市 (2019年6月1日). 2019年6月24日閲覧。
- ^ a b “郵便番号検索 - 東京都調布市東つつじケ丘(ヒガシツツジガオカ)”. 日本郵便. 2018年1月15日閲覧。
- ^ “市外局番の一覧”. 総務省. 2018年1月15日閲覧。
- ^ a b c 今尾恵介『地名の社会学』p.207、角川学芸出版、2008年4月。ISBN 978-4-04703424-2
- ^ “住宅街で道路陥没、深さ5メートル トンネル工事関係か 東京・調布”. 毎日新聞 (2020年10月18日). 2021年4月8日閲覧。
- ^ 「調布の道路陥没、空洞発見 住民「近づいてきて不気味」」『朝日新聞』2020年11月5日。2022年9月10日閲覧。
- ^ 【閉店】ライフ つつじヶ丘店 食べログ
- ^ a b “ライフつつじヶ丘店、4月2日閉店-旧・忠実屋、クロスガーデン調布に移転で”. 都市商業研究所 (2017年4月4日). 2021年1月15日閲覧。
- ^ 【閉店】ライフつつじヶ丘店 開店閉店.com、2017年2月18日
- ^ a b c 【想いをつなぎます】ライフつつじヶ丘(つつじがおか)店が4月2日に閉店を迎えました。 ライフ スーパーマーケット公式Facebook、ライフコーポレーション、2017年4月3日、2022年8月29日閲覧。
- ^ ライフニュース|4月28日「クロスガーデン調布店」オープン 月刊商人舎 流通スーパーニュース、株式会社商人舎、2017年04月24日。なお出典リンク中には「(ライフは)調布市へは初出店」とあるが、文中の店長名に「前つつじヶ丘店長」と記されているとおり誤りである。また「もちろん食品スーパーマーケットとしての出店だ」とあるが、移転前のつつじヶ丘店時代は総合スーパー (GMS) であった。
- ^ 【閉店】Seria つつじヶ丘店 開店閉店.com、2018年8月5日
参考文献
[編集]- 今尾恵介『地名の社会学』角川学芸出版、2008年4月。ISBN 978-4-04703424-2
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]三鷹市中原 | 調布市仙川町 | |||
調布市西つつじケ丘 | 調布市若葉町 | |||
調布市東つつじケ丘 | ||||
調布市入間町 |